XBOX ONE PLAY REPORT

サイト「JIM'S ATTIC」のコンテンツ。XBOX、スロットカー、モータースポーツ。

スロットカー・CHAPARRAL 2H(STROMBECKER)

2008-11-16 17:07:06 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの35号車は、CHAPARRAL 2H(STROMBECKER)です。これまでのシャパラルの紹介記事でも書いたように、私のモータースポーツのルーツはCAN-AMシリーズにあり、中でもシャパラルは大のお気に入りでした。私のハンドルネームであるJIM KANOHのJIMも、私がモータースポーツの世界で最も敬愛するジム・ホールのジムからとったものです。私は、1/32スケールのスロットカーのコレクションは、2000年前後以降のクルマに絞っていましたが、シャパラルはずっと気になっていて、ようやくシャパラルにも手を広げることにしました。シャパラル2Hは、2G、2、2Dに次いで4台目のシャパラルになりますが、同じストロンベッカーの2Dに比べるとレア度が高く、数ヵ月間もeBayに現れないこともあり、姿を見せても中古がほとんどで、それでも$50前後まで値が釣り上がってしまうのが常でした。
ところが、そんな2Hのピッカピカの新車が売りに出されたのです。これは珍しいことで、$70ぐらいまでは上がるだろうと考えていたのですが、運良く$51.00で落札することができました。送料は$10.30で、合わせて$61.30でした。そんな2Hは、8月31日に発送され、9月9日に到着しました。シャパラルのボディカラーは白と決まっていますが、このクルマは赤く塗られています。ストロンベッカーの2Dの一部でも濃い青があり、このあたりはおもちゃ的な発想なのでしょう。本来なら白く塗り直すところなのですが、新車でボディもきれいなので、ここままにしておくことにしました。また、リアウイングに可変システムが採用されているのも面白いところです。リアウイングの直前にあるフタを開けるとパチンコ玉状のものが入れられており、底の出っ張りの間にはまり込んで簡単には動かないようになっています。
しかし、コーナーで横Gがかかると転がり、リアウイングから伸びたステーを押し、リアウイングが立ち上がる仕組みになっています。構造的には興味深いのですが、パチンコ玉と同様の重量物がボディ最後端でコーナー外側に動いて遠心力を働かせるのですから、走り的にはあまり歓迎できることではありません。今となっては、ホームサーキットでのんびりと走らせる際のギミックだと言えるでしょう。シャシーは、2枚の金属プレートで前後のアクスルやモーターなどを挟み込む構造になっています。しかも、ビス止めではなく、金属の端を捻じ曲げて挟み込んでいます。つまり、簡単にはモーター交換できないわけです。また、経年変化か、リアアクスル周辺のプレートが緩んでピニオンギアとクラウンギアがかみ合わなかったため、ネジで2枚の金属プレートを締め付けてギアが噛み合うようにしました。
タイヤは、硬化してはいなかったのですが、実際に走らせて見ると、やはり、月日の流れを感じさせるものだったので、リアタイヤをインディグリップスに交換しています。ダウンフォースを発生させる磁石も付いていないため、弱いモーターの動きを妨げない磁力の弱い磁石をボディ中央に取り付けています。いざ、スロットカーズ・ヨコハマの富士スピードウェイで走らせてみると、16.6282秒がベストでした。同じストロンベッカーの2Dが13.5250秒をマークしており、製造年度が新しく新車でもある2Hの方が3秒も遅いのは残念なところです。今後は未定ですが、貴重な新車だけに、ホームサーキットを中心に走らせることになるかもしれません。


最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。