スロットカー・1/43スケールメーカー紹介・シュコー

今回は、1/43スケールメーカー紹介・シュコーのお話です。

京商から1/43スケールのスロットカーDslot43が2011年末に発売されたのは、既にご存知の方も多いかと思います。1/43スケールは、1/32スケールほどポピュラーではないものの、それなりに定着しているスケールであることは、昨年5月8日の記事でもご紹介した通りです。そこで昨年5月22日から、1/43スケールに参入しているメーカーを順にご紹介しています。
1/43スケールのスロットカーはメーカーごとに適正電圧が異なるのですが、シュコーの適正電圧ははっきりとは分かりませんが、とりあえず14.8Vでも走らせることはできます。
シュコーは、ミニカー好きの人ならなじみのあるメーカーだと思いますが、実は1/43スケールのスロットカーも発売しています。と言っても、オペルV8クーペの色違いをリブリーで6種類ほど出した程度ではないかと思います。
私も、かなり前からeBayでチェックして興味はあったのですが、送料込みで1500円を越すとサイズ的にも微妙で、手を出すには至りませんでした。それが期間限定で6.16ポンドに値引きされ、送料も3.00ポンドと安く、合わせて9.16ポンドで日本円にして1119円と安かったため購入することにしました。そんなクルマは、1月9日に発送され、少し待たされたものの1月24日に到着しました。1/43スケールながら、紙のディスプレイケースに入れられていて、なかなか好感が持てました。
クルマの外観は、ミニカーを作っているシュコーながら少しトイライクなものですが、タンポにクリアが吹かれた状態で、塗装ムラもほとんどなく、仕上がりは良好です。
シャシーは、1/43スケールの定石といったところで、ピンガイドに固定タイプのブラシで、インラインモーターの前後に磁石が取り付けられています。ネオジウム磁石ではないものの、重量47gに対して磁力が140g程度とまずまずで、磁力の前後バランスも適切です。タイヤも、ソフトな5本グループで、それなりにグリップします。
簡単なオーバルを組んで走らせてみたところ、走りも特に問題がなく、1/43スケール戦線に十分に入っていけそうです。

私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。1/43スケールのメーカー紹介も一覧できます。