XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・1/43スケールメーカー紹介・SCSトイズ

2011-07-10 16:50:07 | スロットカー
今回は、1/43スケールメーカー紹介・SCSトイズのお話です。

京商から1/43スケールのスロットカーDslot43が2011年秋に発売されることになったのは、既にご存知の方も多いかと思います。1/43スケールは、1/32スケールほどポピュラーではないものの、それなりに定着しているスケールであることは、5月8日の記事でもご紹介した通りです。そこで5月22日から、1/43スケールに参入しているメーカーを順にご紹介しています。
1/43スケールのスロットカーはメーカーごとに適正電圧が異なるのですが、SCSトイズは12Vが適正電圧になっています。
先ほどからSCSトイズと書いていますが、先週の記事で紹介したトイザらスの「カーズ2 スロットカーレース」をOEM供給しているのがSCSトイズです。
クルマは、全長は1/43スケールとして適正だと思いますが、全幅は1/43スケールとしては少しファットです。ボディのフォルムはまずまずで、仕上がりもタンポでクリアが吹かれているようですが、塗りは少しムラがあります。というよりも、検品が少し甘めなのでしょう。
シャシーは、かなり小さいモーターをインラインに配し、その前後にネオジウム磁石を設置しています。ブラシは、シャシーに固定なのですが、ガイドはガイドフラグになっています。しかも、写真を見ての通り、支柱の前方に溝があり、そこの中を自由に動くというユニークな構造になっています。ブラシもガイドに付くようになっていればベストでしたが、これはこれで興味深いです。
全体の重量は42gと1/43スケールでは標準的な重さですが、磁力は約350gと1/43スケールでも最も強い部類に入ります。そのため、走りは素軽いというよりは、どっしりとした感じです。おもちゃ的な位置づけだけに、走行安定性を重視してのことでしょう。いずれ、タイムもテストしてみたいと思います。