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スロットカー・1/43スケールメーカー紹介・ダイワトーイ

2011-06-12 17:00:06 | スロットカー
今回は、1/43スケールメーカー紹介・ダイワトーイのお話です。

京商から1/43スケールのスロットカーDslot43が2011年秋に発売されることになったのは、既にご存知の方も多いかと思います。1/43スケールは、1/32スケールほどポピュラーではないものの、それなりに定着しているスケールであることは、5月8日の記事でもご紹介した通りです。そこで5月22日から、1/43スケールに参入しているメーカーを順にご紹介しています。
1/43スケールのスロットカーはメーカーごとに適正電圧が異なるのですが、ダイワトーイは手回しということもあり、何ボルトが適正電圧なのか、はっきりとは分かりません。
ダイワトーイのスロットカーは、2010年10月10日の記事で紹介しているように、コントローラーのレバーを手で回転させて発電させ、それを動力にスロットカーが動きます。そのため、適正電圧が分からないのですが、ダイワトーイの輸入先ではアダプターを電力にしているものもあるそうで、それを見れば分かりそうです。
セットに付属しているクルマは、黄色がメルセデス・ベンツ、白青がBMWのようです。メルセデス・ベンツはDTMのようなゼッケンですし、BMWはワークスカラーに似ています。外観はデフォルメされているのですが、タンポにクリアが吹かれているようで、仕上がりはまずまずです。
シャシーは、1/43のスロットカーとしてはオーソドックスで、ガイドがピンで、接地用の磁石も装着されています。この磁石は、磁力が350gとかなり強力で、接地性は極めて高くなっています。レバーを猛回転させて走らせても、外れにくいようにしているのでしょう。
そして、特徴的なのが、タイヤが透明で、走らせるとタイヤが光り輝くことです。写真のように、スピードに合わせて光が強くなるのですが、前後のタイヤで色が異なり、見ていると幻想的な美しさがあります。
ただ、デフォルトだと極性が逆になっていて、そのままだとバックしてしまうため、他のメーカーのクルマと一緒に走らせるためには、配線をいじる必要があります。もちろん、1台で走らせる分にはアダプターのプラグを逆につなぐだけでOKです。
走行感覚は、あれこれとギミックを施していることもあり、1/43スケールの中では唯一の50gと重く、磁力が350gもあるため、スピード感はあまりなく、かなりどっしりとした走りです。高速サーキットよりも、低速のテクニカルサーキット向きでしょう。
なお、ダイワトーイでは、既に販売を完了しており、問屋在庫や店頭在庫でしか手に入れることができません。もっとも、レベル・モノグラムでも同様の製品の販売を開始しており、海外通販ならそれほど探さずとも入手できます。