XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・ホームサーキット「PETIT LE MANS」

2009-06-14 20:08:10 | スロットカー
今回は、ホームサーキット「PETIT LE MANS」のお話です。

きょうは、「ル・マン24時間レース」が行われており、インターネットで生中継されています。私は、常々、書いているように、モータースポーツで最も好きなジャンルは、スポーツプロトタイプとGT、簡単に言うと、ル・マン24時間で走っているようなクルマです。そんなわけで、昨晩から、インターネットにかじりついて生中継で観戦しています。スロットカー好きのみなさんの中にも、同様にしている人もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなわけで今回は、ル・マン24時間の生中継にちなみ、ベルギーのYves LambertさんのホームサーキットであるPETIT LE MANSをご紹介します。このPETIT LE MANS、私は前から知っていて、最も好きなホームサーキットのひとつで、常々、こんなホームサーキットが作れればなぁと考えています。PETIT LE MANSは、海外でも有名なホームサーキットで、ホームサーキットのコンテストで優勝したり、あちこちのスロットカーサイトで紹介されていたりします。
Lambertさんは、子供の頃に1/43のスロットカーに接していました。大人になったある日、ベルギーのウォーターフロントの玩具店でフライの1/32のスロットカーを見つけ、そのリアルさにとても魅了されます。それ以来、子供の頃から関心があったル・マンのホームサーキットを作ることを思い立ち、ニンコのセットを購入することから始め、インターネットで情報を収集して作り始めます。トラックデザインは、「TRACKER 2000」で行い、スペースの制約もあることから、5mのロングストレート、時計回りのアウトサイドループ、ツイスティなセンターセクションで構成する高速サーキットをレイアウトしています。テーブルは、5.4m×2.6m、1.25mの高さで、成人男性が乗っても壊れない丈夫なものを採用。フィギュアはSRAとMRRCを自らペイント、ピットビルディングも5個用意して実際のル・マンと同じようなグレーに塗装しています。ピットロードは、黒とグレーに塗り分け、白と黄色のラインを引いています。
トラック部分は、赤と白に塗られたボーダーを直線部分は黒く塗り直すことでリアリティを出すとともに、あまり広くはないニンコのトラックに見た目のワイド感を醸し出しています。テーブルは、1cmのPSパネルで覆い、その上にトラックを敷き、トラックとの段差にはPSパネルや芝生を敷き詰めています。ガードレールは、トラックから距離を置いて設置し、クルマがヒットしないようにしています。場所によっては、ステンレススチールのメッシュで高さ10cmのフェンスを立てています。看板は自作し、木も160本を自作して、ウッドエリアに植えています。それ以外に、クラッシュしたクルマやナイト走行用のライトなどを加え、ル・マンのイメージにピッタリのホームサーキットが出来上がっています。1周の距離は20mです。
SlotForum「Building "PETIT LE MANS" – by Yves Lambert」紹介記事がありますが、写真は少し暗めです。
RACEBAAN.COM「PETIT LE MANS: YVES KUNSTWERKJE」英語ではありませんが、明るい写真が多数あります。
Slot Car Gallery「Track Plans」レイアウトと必要なトラックセクションが見られます。