XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカーズ・ヨコハマ走行リポート6.1

2009-06-02 21:30:00 | スロットカー
今回は、イレギュラーのスロットカーズ・ヨコハマ走行リポート6.1です。日曜日の定例記事もあります。

スロットカーズ・ヨコハマは、2月9日以来、4ヵ月ぶりになります。これほど間隔が開いたのは初めてですが、4月までは新車の導入がなく、スケーレクストリックのサーキット作りに力を入れていたこと、4月下旬と5月下旬にはレーシングパラダイスに行き、5月3日はボーダーレイヴァーズに行ったこと、などのさまざまな要因が重なったことによるものです。新車も購入、他の営業サーキットも一段落したため、久々に繰り出すことにしました。例によって、富士スピードウェイにおけるタイムを記録していますので、まずは列挙してみます。タイム横のRは、自己ベスト更新車です。

1. マクラーレン・メルセデスMP4/21(MCLAREN-MERCEDES MP 4/21(SCALEXTRIC)) 8.075秒
2. モスラーMT900R XAVEX(MOSLER MT900R XAVEX(NINCO)) 8.141秒
3. レクサスSC430(ZENT CERUMO SC430(NINCO)) 8.285秒R
4. クラージュC65(COURAGE C65 PIRELLI(SPIRIT)) 8.297秒
5. フェアレディZ(HOUZAN DUNLOP Z(NINCO)) 8.418秒R
6. モスラーMT900R LEYJUN(LEYJUN DUNLOP MT900(NINCO)) 8.425秒
7. BMWマクラーレンF1GTR(BMW MCLAREN F1 GTR(SLOT.IT)) 8.464秒R
8. シャパラル2(CHAPARRAL 2(REVELL MONOGRAM)) 8.480秒
9. BMW M3 GT(DUNLOP BMW M3 GT(FLY)) 8.525秒R
10. フェラーリF2005(FERRARI F2005(CARRERA)) 8.586秒
11. スープラ(AU CERUMO SUPRA 2004(QUATTROX)) 8.676秒R
12. ルノーF1 2007(RENAULT F1 2007(SCALEXTRIC)) 8.689秒
13. ライトニングマックイーンS(LIGHTNING MCQUEEN STANDARD(CAUL)) 9.057秒
14. フェラーリ360チャレンジ(FERRARI 360 CHALLENGE(GSLOT)) 9.063秒
15. NSX(TAKATA DOME NSX 2004(QUATTROX)) 9.242秒
16. トヨタTF104(TOYOTA TF104(CARRERA)) 9.332秒
17. パノスLMP-1 2003(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2003(FLY)) 9.337秒
18. ポルシェ962C(FROM A PORSCHE 962C(SCALEXTRIC)) 9.504秒
19. ライリーMK XI(RILEY MK XI GAINSCO(FLY)) 9.595秒
20. ライトニングマックイーンD(LIGHTNING MCQUEEN DINOCO(CAUL)) 9.613秒
21. MGローラEX257(MG LOLA EX 257 LE MANS 2002(SCALEXTRIC)) 9.648秒
22. プジョー908 HDI FAP(PEUGEOT 908 HDI FAP(CARRERA)) 9.731秒
23. パノスLMP-1 2000(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2000(FLY)) 9.739秒
24. フェアレディZ(XANAVI NISMO Z 2004(QUATTROX)) 9.751秒
25. マクラーレン・メルセデスMP4/20(MCLAREN-MERCEDES MP 4/20(CARRERA)) 9.781秒
26. トヨタGT-ONE TS020(TOYOTA GT-ONE TS020(MRRC SCALEAUTO)) 9.819秒
27. プジョー307WRC(PEUGEOT 307 WRC LIMITED EDITION(SCALEXTRIC)) 11.070秒R
28. NSX(ARTA NSX(GSLOT)) DNQ

月曜日のナイト走行(19時から23時30分まで走り放題)の時間帯に行ったのですが、最初は思うようにタイムが伸びず、1台に10分ほど費やしてしまいました。結局、トラックが汚れていてタイヤがグリップしていないことが分かり、途中からは自車を走らせることで汚れが取れてタイムも上がってきたのですが、序盤に走らせたクルマのタイムアタックをやり直したりして、終盤はかなり端折ってしまいました。そのため、終盤のクルマは、納得いく、あるいは妥協できるまで、タイムアタックができていません。また、スロットカーズ・ヨコハマのタイミングは、1万分の1秒まで表示されていたのですが、私が行っていない間に1000分の1秒までに変更されたようです。モータースポーツのトップカテゴリーでも1000分の1秒までなので、これはいいことだと思いますが、各車のベストラップをどうするか、新たな悩みが出てきました。
そんな中、トップは、マクラーレン・メルセデスMP4/21(スケーレクストリック)が8.075秒と8秒を切れないながらも面目を保っています。2位がニンコのモスラーMT900R XAVEXの8.141秒で、ニンコは、3位にレクサスSC430の8.285秒、5位にフェアレディZの8.418秒、6位にモスラーMT900R LEYJUNの8.425秒、と4台すべてが6位以内に入っています。どこでも速いニンコですが、レクサスSC430とフェアレディZが自己ベストを出したこともあり、今回はそれが一層際立ちました。
スピリットのクラージュC65は8.297秒で4位とまずまずのパフォーマンスを見せていますが、スケーレクストリックのルノーF1 2007は8.689秒で12位と振るわずです。スケーレクストリックのF1は、タイムを出すためには綱渡り的なドライビングが要求され、かなりのモチベーションと精神的な余裕が必要になります。毎回、終盤は時間的に厳しくなるのですが、今回はそれが顕著だったため、こうした結果になってしまいました。次回、またタイムを上げようと思います。
目立ったタイムアップ組としては、スロット・イットのBMWマクラーレンF1 GTRの8.464秒、フライのBMW M3 GTの8.525秒、クアトロックスのスープラの8.676秒、です。特に、後の2台は頑張っていると思います。BMW M3 GTは、フライの通常モデルと異なり、レーシングモデルになっているのですが、このモーターのパワフルさはかなりのもので、通常モデルにもこのモーターを搭載していれば、フライの会社としてのステータスもより高まっていたのではないでしょうか。経営危機で滞っている新車のリリースは、アーティンの中国工場を使って再開という話もあるようですが・・・。スープラも、クアトロックスのノーマルの磁力強化だけでここまでタイムを持ってこられました。タカラトミーは、「マイクロスロットカー オーナーズ」も製造終了らしいですが、クアトロックスはデキがいいですし、もう少し粘り強く商品を育ててほしいものだと思います。
今回、新車として持ち込んだ2台は、まともなタイムを出すことができませんでした。スケーレクストリックのプジョー307WRCは、安かったので営業サーキットで増えているラリーコース用に調達したのですが、FFのベルト駆動式4WDだからか速さがなく、11.070秒という論外のタイムでした。こうした広大なサーキットには向かないようです。GSLOTのNSXは、タイムを記録するレベルにすら至らず、シャシーにボディを載せたフェラーリ360チャレンジとは別物のようで、まだまだあれこれと調整が必要なようです。