XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・2008 第48回全日本模型ホビーショー

2008-10-18 22:35:57 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、「2008 第48回全日本模型ホビーショー」のお話です。本来は日曜日に掲載する予定だったのですが、速報性に配慮して土曜日掲載としました。

「2008 第48回全日本模型ホビーショー」は、10月16日(木)から10月19日(日)までの4日間、千葉県・幕張メッセで開催されています。私は、一般公開日である18日(土)の朝から行ってきました。16、17の両日に行われた業者招待日でも行けはしたと思うのですが、この手のショーの楽しみは出展内容そのものよりも各ブースの物販にあったりもするため、あえて一般公開の土曜日にしたというわけです。もちろん、「特選街」ならぬ「特先限」、すなわち、特価販売、先行販売、限定販売、それもスロットカーの特価販売だけが目当てだったと言っても過言ではありません。10時開場で9時45分頃に到着したのですが、その時点で既にざっと500人以上が並んでいました。ただ、この中に、スロットカーの特価品目当ての人はほとんどいなかったことでしょう。
スロットカーの特価販売と言えば、ヴァンキッシュMGの在庫を多数抱えているらしいハセガワに注目が集まります。昨年のこのショーでも、今年の静岡のショーでも、1台500円という破格値で販売していたそうで、まだ在庫が残っていれば販売するはずと踏んでいました。横浜から経費約5000円(ガソリン代約3000円、一部高速代400円、駐車料900円、割引入場料700円)をかけてショーそのものにはそれほど関心がないこのショーに出かけたのも、すべてはヴァンキッシュMGのためです。祈るような気持ちで訪れたハセガワの物販コーナーは大盛況だったのですが、幸いにもその片隅にヴァンキッシュMGが山のように積まれていました。しかも、約束通り500円という破格のプライスタグが付けられています。
販売されていたのは6車種で、ローラT260リバーサイド1971、ローラT260モスポート1973、シャドウMKIIセントジョヴァイト1971、シャドウMKIIテストカー1971、マクラーレンM8D CAN-AM1970チャンピオン、マクラーレンM8D4セントジョヴァイト1971、のいずれもCAN-AMマシンです。常々、書いているように、私のモータースポーツのルーツはCAN-AMシリーズにあり、1/32スケールというには若干オーバーサイズのヴァンキッシュMGであっても、1台500円とあってはすべてを買わざるを得ません。そんなわけで、6台全部買ってきました。それでも3000円ですから、いかに安いかが分かります。また、レベルのイージーキット(1/32スケールのプラモデル)も500円で売られていました。フェラーリ360チャレンジが4種類、ラリーレイドがトヨタ、日産、三菱、VWの4種類、いずれも500円で、こちらもフェラーリを3台買ってきました。
それ以外のブースの「特先限」は、個人的にはEBRROのSUPER GTのミニカーの旧モデル(2005年~2007年)が1500円で売られていたのが気になった程度で、ハセガワでスロットカーが買えなければ1台ぐらいは買ってきたかもしれません。ちなみに、タミヤのラジコン関連も3割から4割ぐらいは引かれており、ラジコンや鉄道模型やフィギュアなども興味がある人なら特価品を発見していたことと思います。ハセガワのヴァンキッシュMGのスロットカーは、日曜日も残っているとは限りませんが、首都圏では数少ないチャンスなので、近くの人は出かけてみてはいかがでしょうか。
物販ではなく出展ということでスロットカーに特化すると、アオシマ文化教材社から、1/32スケールバスシリーズの新作として「おいしいキャラクター満載バス」(7140円)、1/32スケールのラジコン「R-C RADICAL-MINIデコトラ船団」(2980円)などが発売されます。バスはかなりビッグサイズで価格も張りますが、デコトラならサイズも小さく価格も安いので、受け狙いでスロットカーに改造する手はあるかもしれません。Bugzeesからは、ミニカーながら1/32スケールでSUPER GTのGT500クラス全16台がモデル化されます。これがスロットカーならすごいのですが、GSLOTに期待といったところでしょうか。
さて、2008年は「国産プラモデル誕生50周年」ということで、特別の展示が行われていました。展示は、プラモデル、ラジコン、鉄道模型、ミニカー、GUN・塗料、工具・書籍など、多岐に渡っています。タミヤのスロットカーも、1965年ということで1/24スケールながらロータス40が展示されていました。タミヤや京商など、その気になればすぐにでもスロットカーを作れるメーカーが日本には少なからず存在するのですから、1/32スケールのスロットカーを作って市場を盛り上げてほしいものです。ショー全般としては、クルマ関係が当初の情報よりも多く、それなりに楽しめたのは確かです。
そうそう、タカラトミーは「東京おもちゃショー」に比べるとかなり小規模な展示だったのですが、「マイクロスロットカー『オーナーズ』」はしっかりと展示されていました。このサイズのスロットカーを単に走らせていてもすぐに飽きがくるはずで、サイズの小ささを逆手にとって鉄道模型並みのジオラマを展開するのが進むべき道かなと思っていたのですが、タカラトミーもそれを知ってか知らずか、ご覧のようなジオラマを作っていました。今回は、クアトロックスのように早々と投げるのか、コツコツと地道に頑張るのか、まずは静観しようと思います。