XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・LEYJUN DUNLOP MT900(NINCO)

2008-09-28 15:50:08 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの32号車は、LEYJUN DUNLOP MT900(NINCO)です。私は、SUPER GTやフォーミュラ・ニッポンなどを見るために、富士スピードウェイを中心に足繁くサーキットに通っています。そして、少し前まで両カテゴリーにエントリーし、すっかりおなじみとなっていたのがOSAMU率いるLEYJUNです。妻子の名前を冠したLEYJUNの白を基調に青を巧みに配したカラーリングは、サーキットにとても映えていました。そんなわけで、ニンコからLEYJUNのモスラーが出たらほしいと思っていたのですが、なかなか出ないため、まずは同じくSUPER GTに参戦していたGULFカラーを狙い、「12thホビーフォーラム2007」で2500円で売られていたグッドコンディションの中古のXAVEXを購入したというわけです。しかし、ようやくニンコからLEYJUNカラーのモスラーが出るという待望の情報が入ったため、たとえニンコのモスラーが2台になってしまうとしても、買わないわけにはいかなくなりました。
そこで、イギリスのMREに発売日に注文、価格はスケーレクストリック・クラブの会員割引価格£26.03、送料は£10.50、合計£36.53で、7月25日に発送され、7月30日に到着しました。実物は写真で見る以上に鮮やかなカラーリングで、カレラの黒い路面でも、ウッドの白っぽい路面でも、とても鮮やかに感じられます。この仕上げの良さは、さすがはニンコといったところです。さて、このクルマは、ニンコの新しいシャシーである「LIGHTENED」を採用しています。最大の特徴はシャシーが透明になっていることで、モスラーの場合にはボディを載せた状態でも360度どこから見ても、それと知ることができます。もっとも、シャシーの基本構造自体はこれまでのモスラーとほぼ同じで、これといった相違点を見つけることはできません。とは言え、細かな部分では、新機軸を採用しているところがあります。
まず、ボディとシャシーを止めるネジが途中までしか溝が掘られていないタイプになっており、ネジを緩く締めなくてもボディが動くようになっています。ただ、ネジがマイナスのため、プラス1が標準のスロットカーの中にあっては、少し面倒に感じます。また、インテリアが軽量化されており、これにより車体の総重量が標準的なモスラーよりも2g軽くなっています。モーター回りは複数の変化があり、NC-5のラベルが簡素化されて冷却効率が上がり、モーターがネジでモーターマウントに固定されてホッピングすることがなくなり、モーターワイヤーが半田付けでなくなったことです。タイヤも、レクサスSC430同様、新コンパウンドになっています。この記事を書いている時点では、これらの変化が大きなアドバンテージを得ることはありませんが、クルマが仕上がってくればニンコのモスラーらしいパフォーマンスは発揮できるのではないかと思います。