江戸川柳塾（その２）

　少し間が空いたが、要望があったので1回目の川柳塾の
作品集を紹介する。
　テーマは「夫婦・親子」。ただし、すべて「夫婦」の句だ。
会員の年齢に関係あるかもしれないが、「親子」は川柳に
ならないのか。

　＊　わがおっと　おしてひいても　うなるだけ　
　＊　行って来ます　早お帰りと　夫の声
　＊　あれこれで　わかる夫婦の　仲の良さ
　＊　最近の　夫婦の話題　物価高
　＊　定年後　亭主連れ出す　散歩道
　＊　妻俳句　俺川柳で　ボケ防止
　＊　母老いて　夫婦げんかの　つきぬ種
　＊　満腹でも　晩飯食べる　よい夫
　＊　免許とり　逆転したか　妻力
　＊　亭主は　家でウロウロ　妻パート
　＊　剪定の　松も照れてる　夫婦仲
　＊　嫌な顔　思い浮かべば　口とがる
　＊　かすがいの　孫が通訳　老い二人
　＊　われ病んで　更に女房が　強くなり
　＊　婆さんや　なに爺さんと　呼ばれる身

　なんとなく、現代の世相を反映しているような・・・。

　我が家の近くに「ふれあい福祉センター」があるが、
ボランティアであれ、サークル活動であれ、参加、活動
しているのはほとんどが女性。
　男性の姿を見かけるのが、「パソコン教室」「おもちゃ
病院」「ソーシャルダンス」だ。そして常に満員御礼なの
が「将棋・囲碁教室」。２階のこの一画は、毎日、４～５０
名の男性の人いきれでむんむんしている。