Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

初春古城の杜 茶会~薄茶席

2017-01-29 | 茶道

 1/21(土)午前中、「多文化こども勉強室」の打ち合わせ会があるので出かける準備をしていた。すると、玄関にチャイムが…。なんと風子さんが、翌日の射水神社のお茶会(雅楽演奏とのコラボ)の券をわざわざ持って来て下さった。薄茶席と煎茶席が午前中それぞれ五席ずつあるので、お茶のお稽古の時どなたか誘ってもらえないだろうか?とのこと。喜んでいただいた。茶々姫先生は、町内の新年会の日だそうで、姫さんと二人で行く約束をする。

 翌日曜日、大きなぼたん雪が降る朝だった。駐車場を気にしながら行ったのだが参道へ誘導してくださり難なく止められてラッキーだった。(カメラのメモリーカードがパソコンで機能せず、カードリーダーを使用しているが、なかなか慣れずカードをカメラに入れ忘れる。この日も写真はすべて姫さんのをお借りします)

  👇 ロビーの棚の上の、高岡銅器雌雄の「金鶏」が人目を引く。              

    👇 柳の枝の繭玉が春を思わせる。          

 👇 中庭の雪。

  あちこち眺めながら、かなり待って薄茶席に入る。まず雅楽演奏。楽人は、右から篳篥(ひちりき)と鳳笙(ほうしょう)が射水神社の権禰宜の方、王笛の松岡正樹さんは「新月之笛」5代目の笛師で羊游会で雅楽、龍尚会で能楽をやっておられる。曲目は「壱越調・酒胡子」…会記より。          

  👇 席主 辻やす子さんのご挨拶。後姿は正客、次客さん。

  👇 お点前席のしつらえ。

 👇 お点前は、中学生の男の子です。

  👇 お運びさんには、「茶道親子体験教室」、「伏木っ子茶道教室」、「南星中学校茶道部」の皆さんが大活躍です。 

  👇 姫さんと私のお薄を運んでくれた子ども達。お茶碗の持ち方、なかなかですね。(トップはKI新聞から)

  👇 主菓子は「雪の華」、氷見市井上菓子舗製、風子さんのご実家です。

  👇 床の軸は、藪之内流13代 青々斎竹仲紹智書、「徳澤」。花入は黄瀬戸耳付 萬葉窯。花は寒牡丹。香炉は、本焼朱銅鶴亀文 大角勲造作。香は「さわらび」 鳩居堂。

  👇 釜は、高台寺文 政所釜、初代春斎造。炉緣は、朱塗 草花蒔絵、塗師は湯斎。

  👇 主茶碗は、銘「朝日影」、絵切本 宗完好 時代萩。替茶碗は、絵志野 萬葉窯弘昭造。

  👇 大棗は、橘慶一郎氏より、銘は、「神からならし」、塗師は武内良文。

 👇は、茶杓、以燕庵修復古竹 銘は「吉事(よしごと)」 13代竹仲作。

 よくわからないけど、お道具の拝見も楽しみました。