Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

西洋美術館でランチ

2017-01-10 | 日記・つぶやき

 1/6(金)、東京滞在の最終日、上野を発つ前に2人の友人と会うことにした。昨年末、たくさんの喪中の葉書をいただいた。20名近かったと思う。その中に千葉のHAさんからのものがあり、なんと9月に娘さんが亡くなられたと言う。それまで何度かご病気のことを聞いていたのだが、突然だったらしい。49歳、血栓が飛んだとかで急だった。前日会ったのだそうで悔やんでも悔やみきれない事だろう。
 私が千葉にいる間にお会いしたいと言うと、東京へ出やすいので6日にしようと話がまとまった。川越のTOさんと会う予定だったので、では3人で、と決めた。上野駅の公園口、道路を渡ってすぐの場所。たくさんの待ち合わせの人や署名を集めている人のいる場所だ。ベビーカーに赤ちゃんを乗せた若いママさんも人待ち顔。

 TOさんは早く来て、もう西洋美術館の常設展「松方コレクション」を見て来たのだって。65歳以上は常設展は無料なのだそうだ。私も時間がたっぷりあり、ホテルで時間つぶししていたのは失敗だった。
 公園入り口の左にあるのが東京文化会館、右は西洋美術館だ。美術館内のランチが美味しいとTOさんのお勧めで、そこへ入る。”CAFE すいれん”でランチコース、1,674円。ゆっくり食べ、ゆっくり話した。HAさんとは3年ぶり。TOさんとは昨年金沢で会っている。

 少し時間があったので、常設展だけサッと回った。昔よく来た。懐かしい絵がいっぱい。企画展でない限り写真撮影が可能だ。ダメなのは表示してある。企画展の場合、他所の美術館の作品を借りて来るから撮影禁止。松方コレクションは、西洋美術館所蔵作品なのでOKなのだそうだ。いくつか紹介します。

 👇 館内。左端がゴーギャン。昔、モームの「月と六ペンス」を読み、ゴーギャンに興味を持ち、この絵ハガキを買ったものだ。    
 最初は宗教画が多い。2番目はピサロの「立ち話」、次はマネの「プラン氏の肖像」、右端はモネの「舟遊び」。

 

 👇 モネの「睡蓮」。

 👇 フェルメールの作と言われている。

 二人とも遠い所へ帰られるからと、3時過ぎに別れた。私は4時過ぎの「はくたか」で新高岡へ。新幹線はありがたい。
 HAさんは元気そうに見えたが、「まだ自分の気持ちの整理がつかない。孫のこともあるし…。 生きているだけで幸せと思わなくちゃ、ね」と仰り、胸が痛くなった。