Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

高岡能楽会・総会

2010-02-15 | 能楽
 リタイア後、能楽の太鼓と謡を始めてはや8年になる。公民館の
教室だからと、今まで「高岡能楽会」にも入らずお稽古し、公民館
まつりだけでなく、先生方のお浚い会にも出させてもらって来た。
 公民館3人娘(?)が、今年から能楽会に入会したのは、先生方
が会員減少を嘆いておられるのを知り、長い間お世話になってい
るので微力でも、と思ったのと、私の場合、後5年は続けようとの
決意もある。

 と言うわけで、3人とも今年の総会に出席した。会員謡曲大会
も併催され、3人とも初めてだからと、「右近」の地謡に出ること
になっていた。
 Siさんと私は、初めて自分で袴を穿く日でもあり、2番目なので
早めに青年の家に行った。二人でワアワア言いながら着るので、
結局周りのベテランの方にほとんど結んでもらったのだが。

 仕舞が一つ「井筒」、番外舞囃子が一つ「船弁慶」の他は、
素謡ばかりで、各会から出られるので、上手な方ばかり。


              

 予定通り3:30から総会が始まった。出演された方も終わると
帰る人が多いので偉い先生方ばかりだが、3人とも初めてだから
一度は出てみようと最後まで座っていた。

 高岡に観世流の先生がおられないのか、高岡能楽会は宝生流
とお囃子の会のようだ。
 普通の総会と同じく、事業報告、会計報告など。会則の一部
変更もあったが、何よりも大きな出来事は会長さんが変わられた
こと。楠顕秀さんが約10年能楽会の会長さんを務めておられた。
その前は、佐藤高岡市長だったそうだ。楠さんは2,3年前から
健康上の理由で辞任を希望されたが、後任が決まらず、今度、
ようやく高橋高岡市長が引き受けてくださり、ホッとした様子で
挨拶された。(トップの写真)感謝状の贈呈式も行われた。

 その後、なおらいの会もあったが、我々はもちろん帰った。
出番は15,6分なのに朝から一日いたのは初めてで、さすがに
疲れた。仲間がいるからこそである。