先月富山の「楽翠亭美術館」を訪ねた時に、福光美術館の「山下郁子展」のちらしをもらった。山下郁子さんは、城端の私の実家(今はもうないが)のすぐ近くに住んでおられる方で染織家である。年齢が離れているので個人的にはまったく知らないが、伝統工芸展で何度も賞をもらっておられるので作品は何度か見たことがある。茶々姫さんは、リタイア直後染色教室を開いておられたこともあり山下さんの作品に詳しい。
3/22(木)、茶々姫さん、なはさん、SAさんと4人で、久しぶりに福光美術館へ出かけた。
👇は、ロビーから撮った庭の写真です。あいにく小雨日だったが新芽を吹きだした若木がきれいだ。
👇はチラシだが、このような絽や紗の着物や帯が大きな部屋に所狭しと展示してある様は圧巻である。初期の作品から近作まで45点展示されているそうだ。”その透明感あふれる色彩、優しさや繊細さは生まれ育った南砺の山紫水明に滋養された感性によるもの” と説明にあった。4月8日まで。
その後、常設展も見て回った。撮影禁止なので👇の4枚はネットから。
まず、棟方志功氏の版画の部屋。
👇は、福光出身の日本画家、石崎光瑶氏の屏風など。大胆で華麗な色彩
ゆっくり鑑賞し、お腹がペコペコに…。4人の元職場の厚生会から年に2枚の日帰り入浴券が届く。有効期限が3月末なのでそれを使ってお風呂に入るのがこの日のコース。アローザ温泉、タワーの湯など、利用できる温泉が決まっている。帯に短し~ で、結局ちょっと遠いが「ゆ~ゆうランド・花椿」に決めた。南砺市井口だ。
小さなレストランに直行。4人ともヒレカツ定食。皆、お腹が空いていたのね。
食べた後ゆっくり喋って、さらに休憩室でまた喋って…。休憩室がとても広く、食べ物持参のOKらしかった。その後、お風呂へ。いつものように、カラスの行水の人と長風呂の人と…である。
2,3日後に「椿まつり」を控え、会場付近は準備が進められていた。👇は、「花椿」の玄関の椿の大鉢。