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今日よりちょっといい、明日にしませんか

サラリーマン生活、最後の日。

2020年03月31日 06時48分34秒 | ひとりごと
サラリーマン生活最後の日って、みんなどんな感じで迎えるのだろう。私の場合は、高卒後42年間、3つの組織で働いて来た。印刷会社で36年、ハローワーク宮崎で3年、ポリテクセンター宮崎で3年。

振り返ってみると、仕事を通じて人間として一人前になったし、家族を持てたこと、そしていろんなことを叶えることができた。その課程で、人の生き方、人情、仕事の失敗から身をもって学んだ。

たとえば、延岡市から遠く宮崎市へ支店をつくることになった30歳の時のこと。毎日、いろんな交渉や手配などで、病気で休むこともできなかった。風邪で休みたいと思った日、業務を回すためには休めない自分に気がついた。その経験から自己管理を徹底するようになり、かれこれ30年間病気で休んだことはなかった。

一方、ゼロから立ち上げた支店だったので、売上が上がっていくたびに顧客という存在のありがたさ、そして元気で仕事ができる私を産んでくれた親に感謝できる自分に気づくことができた。

ところがそんな生活に慣れてくると、感謝する気持ちが薄くなる、もらって当然だと思うようになる。今回、42年間のサラリーマン生活を振り返るなかで、一番の学びは「感謝」ではないだろうかと思うようになった。感謝の気持ちを持つことで、見える世界や意味があり、生きる指針になる。

明日からは自営業者として、生きる私。コロナウィルスの影響もあり、先行きが不安にな面も多いが、悩むより、こんな時こそ何ができるか、ピンチはチャンスを捉えたい。諦めるのはいつでもできる!

働く人や組織に、社業を通じて貢献できるか、自分の仕事に価値を生み出すことができるのか、そこが創業の原点であり、挑戦する意味があると思っている。

そのために資格試験に挑戦し、県外へと勉強にでかけ学び、併せて就労支援機関で6年の経験を経た。そんな今日は、最後の日。気持ちを新たにした。

(後日談)
31日、職場では、共に働いた仲間にお礼を。そして、支えてくれた妻に花束をおくった。




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