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「概念」、わかりやすい一文に出合う(再掲)

2021年11月15日 04時52分59秒 | 気になる○○

図書館には、たくさんの本があり無料で借りることができる。宮崎県立図書館、宮崎市立図書館では、各10冊を一度に借りられ、いろんなジャンルを気楽に楽しむことができる。

最近、読んだ本の中で「概念」について、わかりやすい一文に出合ったので紹介したい。

(以下引用文)

犬について、「リトリーバー」という概念があるからこそ、公園の反対側から歩いてくるのが「ゴールデンリトリーバー」であることが認識できるのであり、その概念を持たない人ならば「大きな茶色い犬」としか認識できないのである。

さらに、いったんリトリーバーの概念を知ってしまうと、どういう時にも「リトリーバー」が見えるようになるのである。理論は、概念と概念の関係に成り立っているので、リトリーバーの概念はいろいろな関連した「情報」を認識可能にしてくれる。

例えば、リトリーバーは盲導犬や救助犬に使われ、「人好きな犬」であることや、本来は狩や漁で打ち落とした獲物や海に落ちた魚を「拾ってもって帰る」(英語の動詞retrieveの意味)犬であることから、ボール遊びが大好きで、しかもボールを投げた人に持って帰る習性があることや、獲物を傷つけないように、歯の先が丸くなっていること、水遊びが大好きである、などと関連した「情報」が一度に認識できるのである。


このように、リトリーバーの概念を知っている人と知らない人では見えてくる情報の量と質がまったく違うのである。

(池見陽「人間性心理学と現象学」より)



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