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介護との両立、関わって気づいたこと

2019年12月27日 05時48分52秒 | 家族、仲間の話題
父が脳梗塞で救急車で運ばれて2ヶ月。入院当初は、環境が変わったせいか幻覚が見えたり、ストレスから語気を荒げる場面、また深夜、病院外へなどで、度々病院のケースワーカーから呼び出された。

その都度、病院に寝泊まりしながら、看護師さんに力を借り急場を凌いだ。1ヶ月もすると、認知の問題は若干残るも、普段の会話ができるようになり、退院の話がでるようになった。しかし、普段、顔を見せなかった分、そばにいてあげたいとの思いもある。妹も、延岡市外に済んでおり、自分の店を切り盛りしているため頻繁にはこれない。

夜間における病院の付き添い、仕事が終わると自宅のある宮崎市から70キロ離れた延岡市まで、電車で通い、朝5時に宮崎に帰り出勤するという生活を続けた。月15日の嘱託ということもあり、有給休暇と併用しながら、年末を迎えた。

勤務先は公的機関で、理解のある上司もいることから、休暇は取りやすいが、この先を考えると、仕事に穴を空け続けるのも問題。

若い世代ならどうするのだろう。仕事はもちろん、子どもの成長期。携帯電話を片手に綱渡りのような日々を送ることになるのではないだろうか。家族の支援はもちろんのことだが、企業や社会は、どんな支援ができるだろうか。

特に、中小企業では人手不足であり、できる支援も限界がある。妻任せでは、済まない。会社の制度や身近な親戚や知人、公的な支援やソーシャルワーカーなどの専門家のアドバイスや支援、いくつもの支援ラインを確保しながら、両立していくことが大切だと思う。キャリアコンサルタントとして、何ができるか自問している。


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