第44回産業カウンセリング全国研究大会in沖縄が5月30日から沖縄コンベンションセンターで開催される。私は、これまで全国大会に参加したことはなく、初めての大会参加に胸躍らせている。
日程は、29日(金)空路10時過ぎに沖縄へ到着。13:30からは、大会に先立ち職能別学習会の開催。私は「災害支援・災害ボランティア活動学習会」を選択した。夜には交流会に参加。未知の出会いか楽しみである。
30日(土)午前中は、長女と那覇市内見学。昼より、開会式。そして基調講演へと続く。
基調講演は、江花 昭一 氏(神奈川大学保健管理センター長(特別教授)・産業医)。
特別講演、平田 大一 氏(沖縄県文化振興会 理事長・南島詩人)。
31日(日)は分科会と閉会式。分科会テーマは、「産業カウンセラーの実践力を高めるには」「産業社会の期待に応えるには」「新たな事業の取り組みについて」「産業カウンセリングにおける研究活動とは」「産業カウンセラーが関わるキャリア教育とは」の5つの分科会の中、迷った末キャリア教育分科会を選択した。詳細は以下の通り。
産業カウンセラーが関わるキャリア教育とは
コーディネーター、渡部 昌平さん(秋田県立大学 准教授)
ナビゲーター、和田 幸子さん(協会常務理事)
(案内文より)
産業カウンセリングの「対象とする人」(産業カウンセラー養成講座テキスト)として、「現に働いている人だけでなく、働くことを求めている人にも進路指導や職業選択などの援助を行う。」とされている。
働くことを求めている人の多くは中・高校生や大学生が大半であり、彼らはそれぞれの学校の教育課程に身を置いている。彼らに対して、産業カウンセラーはどのような働きかけをするべきであろうか?就職相談も重要な役割であるが、それだけで十分なのであろうか?
働く人に求められる能力について経済産業省は「社会人基礎力」を提唱している。その力を伸長させるために必要な「キャリア教育」について、文部科学省は「幼児期の教育から高等教育に至るまでの体系的なキャリア教育の推進」(「キャリア教育・職業教育のあり方について」(中央教育審議会答申、2011年1月31 日))が必要としており全ての学校においてキャリア教育を行うことを推進している。
このような流れの中で、産業カウンセラーもその専門性を活用して、各学校におけるキャリア教育に積極的に参入することが求められるのではないだろうか。そこで、この分科会では、学校での実践事例を報告してもらい、その中からキャリア教育にいかに関わることができるかについて多面的な理解を深めたい。
1,定時制高校での授業【ヒューマンリレーション】について
上信越支部 大小原 利信氏
2,産業カウンセラーが関わるキャリア教育とは
東関東支部 長谷川 茂氏
3,大学における、グループワークを中心としたキャリア教育
神奈川支部 森山 貴代氏
4,産業カウンセラーが関わる大学キャリア教育
関西支部 八木 章氏
5,鹿児島県立高校進路室で働くいちキャリアカウンセラーの体験
九州支部 東 均氏
あと、一ヶ月。事前準備をして、気付きと新しい縁を持って帰りたい。
(議事を読み上げる私)
今年度(平成27年4月~平成28年3月)の活動内容と昨年度の活動報告などを審議する、平成27年度「橋の日」総会を4月15日に開始した。事務局として活動に携わって25年。月日の早さを感じる。
最初の10年くらいは、「まだ活動やっているの?」とか、「みんな自分の仕事で忙しいのに暇があっていいね・・」などと、悲しい言葉をかけられた。現在では何も言われない。当時そんな言葉をかけられた時は、笑って「そう言わないで」と応えるしかなかった。しかし、暇だから活動していた訳ではなく、早起きし活動のための準備や役割を果たし、仕事で結果を出しながら活動を続けてきた。家族や同僚や上司、会社にも理解していただいたこともあり、社会に出て37年。そのスタイルは変わっていない。
(みんないい笑顔していますヾ(^ω^*))
来年は、活動30周年。「橋の日」活動を全国に広めようと、さまざまな活動を続けてきた。昨年まで41都道府県が開催していたが、今年から埼玉県、福島県、愛知県が今年から実施の運びとなり、残り3県(滋賀県、和歌山県、三重県)を残すのみとなり、ゴールを目指してあとひと頑張りというところだ。
この活動は、職場上司との縁で30年前に第1回「橋の日」イベントに参加したのがきっかけ。その後宮崎市へ転勤となり、手伝いを頼まれ現在に至っている。仕事が忙しい時や転勤で宮崎を離れた時も代わりの方がおらず、しょうがないなぁ、仕方ないなぁ~と思いながら、続けていくうちに10年が過ぎた。そのうち、どうせやるなら精一杯頑張ろうと決め、現在に至っている。
3年程前、あるイベントで人生後半をより豊かににするものは何かと、地域づくりのコーディネーターに話をお聞きする機会を得た。その方がおっしゃるには「なかま」づくりがキーワードになるという。いろんなことを考えるも、一人ではなかなか重い腰も上がらない。そして長続きができないことが多い。しかし、仲間からの声かけや励ましが、重い腰を上げるきっかけになるという。
そして今、なかまづくりの大切さを実感している。これから培ってきた、そして培っていくなかま達が人生の宝物となっていくだろう。そして、この経験で得たことをいろんなところで発信していきたい。