「夜桜、すごくいいね」、うれしそうに話す長女。その笑顔を見るだけでも、ここ西都原に来てよかったと思った。長女は、4月4日(土)福岡から帰省、その夜、長女と嫁を連れて夜桜見学へと出かけた。
1週間前からどうしたら、長女に楽しんでもらえるだろうかと考えていた。ある時、直感的に夜桜かなと思い、連れていくことを決めた。それはそれで良かったが、その夜ふと、子ども達をこれまで花見の思い出が見つからないことに気付いた。そして申し訳なく思った。
夜桜を見に行った西都原古墳群は、特別史跡に指定されており、東西2km、南北4kmの大地にさまざまな311基の古墳が点在している。この日本最大級の古墳群を背景に、春には2000本の桜と30万本の菜の花を見ることができる。
これから、また家族でたくさんの思い出をつくろう!子どもは自分が生きてきた証。そして私も親の子でもある。親、そして子。1本の電話、手紙、ほんのささいな毎日を大切にしていきたい。