あしたのタネをまく、アシタネブログ!

今日よりちょっといい、明日にしませんか

安上がりな至極のひととき。

2015年02月20日 04時11分21秒 | 文章、表現力を目指して!



新聞記事の中で時折、心がときめく内容や文章に出合うことがある。その時は思わず、記事を手で破り、ハサミでキレイに体裁を整えスクラップ。この日は、論点「激減する街の本屋さん」のテーマで、林真理子さん、NPO活動代表者、書店経営者の3人が、14年間で37%も減った街の書店について、どうしたら生き残れるのかというテーマで書かれてあった。

気になった文章は次の通り。本屋の魅力は「要らない情報」が入ってくるところ。目的を持って本屋に行く場合でも、どうしたって他の本が目に入る。それに反応する人もいる。そういう「雑味」が本屋の面白さだと思う。イベントや企画展に興味があって来店する人もいる。それでもいい。そのことがひょんなことで本につながっていく。今、本屋は「場」として注目されていると思う。(松江市アルトスブックストア 店長西村文之氏)

本は、新しい自分を産み出す源。そして、読み進めていくうち考えがまとまることも多い。頭の中でもやもやしていたものが、文章化されていると思わず膝を打ちたくなる。そんな発見、出合いの瞬間が好きだ。そして発見した内容とこれまでもやもやしていた何かについて、その原因や背景を考えているひとときが至福の時である。
今回は本屋の魅力が「雑味」と表現したこと。そしてその雑味を通して、次へのアイデアや新しい知識への出合いに繋がるという点に心惹かれた。

これらの情報はいつか困っている人の問題解決のためのヒントとなったら良いと思う。また、ブログ記事作成の材料とするためノートにスクラップしている。手間暇はかかるが、小さな蓄積も数が多くなると大きな力になると思っている。