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新しいグリコの看板、誕生ヒストリー

2015年02月14日 03時02分00秒 | 旅、風景写真

先月大阪へと旅行した折、戎橋に立ち寄った。道頓堀グリコサインは、2014年 10月23日リニューアル。
毎日新聞に掲載(2015年1月28日)された記事によると、1935年に登場した初代から数えて6代目になる。高さ約20メートル、幅10メートルの新看板にはLEDチップ約14万個を備え、日没30分後から24時まで、両手をあげたランナーが世界の名所を走り抜ける映像が楽しめる。社内外100名以上がした参加したプロジェクト。

98年に設置された5代目の架け替え話が持ち上がったのは2011年の秋。道頓堀のグリコ新看板をデザインを任されたのは鈴木輝生さん(50)。
大阪のシンボルだけに「これまでを超えられるか」と重圧を感じたそうだ。

ランナーが大阪城や通天閣だけでなく、ニューヨークの自由の女神や中国の万里の長城など世界をめぐれば、多くの国の人にもっと喜んでもらえる」。看板前で記念撮影をする大勢の外国人観光客の姿が新デザインのヒントになった。

各国領事館を回って映像の使用許可をもらい、海外の同僚の助けを借りて石畳の形や樹木の配置など映像のリアルさもこだわったとのこと。また、ミナミの風景に違和感なく映えるように4ミリ四方のLEDチップの間隔を調整するなど、2年間で20回の試作を繰り返して完成させた。

新看板をデザインした鈴木輝生さんは香川県出身。「輝いて生きる」良い名だ。
今後の活躍も祈念したい。

道頓堀グリコサインについての情報はこちら



昨年10月に撮影した一枚。戎橋は日本で一番人が多く渡る橋、そして撮影スポットだ。