思えばみんな訳ありなんだ、という感じの第8話「フレンドリー・ファイア」。
いろんな思惑が錯綜する中、それでもSMS隊員は訳ありでもまっすぐな感じが好印象。青春です。
クラン大尉が思いがけず可愛い側面を持っていたのも収穫。
■みんな訳ありです
アタッカー・アルトとスナイパー・ミシェルという仲間でありライバル関係にある二人のお話だったわけですけれども、実はSMS小隊にいる人たちはそれなりに訳ありだった、というのがなんとなく見えてきた、というところ。
ミシェルの場合は、それがお姉さんであり、今回のタイトルでもある「フレンドリー・ファイア」の原因を知りたかった、というもの。
同じスナイパーとしてスコープを覗いていれば、その心境が理解できるかもしれない、そういう心境だったのかもしれません。
アルトについては言わずもがなで、こちらも父親との確執を抱えていて、そこから逃げるように、というのが現時点で正解のような気がするけれど、本人にとっては至って大真面目で、自分ひとりでも生きていける、そういう場所を求めて、つまり親離れ、自立しようとして、というのが入隊の目的のような感じなんですかね。
そういう意味では、主人公である三人、アルト、シェリル、ランカもそれぞれ訳ありというところでしょうか。
シェリルは、今はトップスターとして君臨しているけれども、ギャラクシー時代は孤独を抱えていた、という感じの前振りもありましたし、今回学校の話についても、フロンティアの学校に行ってみたかった、というよりは、ギャラクシーでも学校には行けなかった、という感じなんでしょうね。
人に歴史あり、じゃないですけど、シェリルは、自分でも言っていたように、自分がシェリルであるために、相当の努力をしてきている感じですし、また、今後はその陰に隠れていた部分、というのも、アルトの前では素になって語ってくれるのかもしれません。
また、アルト、シェリルとは違って、ランカは、本人の意思とは全く関係なく、訳ありを背負い込まされている、というのもあるんですよね。
どうも彼女の出生自体なのか、それとも例の生き残りだから、というのか、自分の道を切り開こうとしているのに、本人の努力とは無関係のところで、その訳ありが邪魔をしてくる、という構図。
しっかーも、今回その邪魔をしているのと関係ありそうなところで、シェリルのマネージャのグレイスさんが、会議中のPCのカメラをハッキングして情報収集中。
それがあの謎のバルキリーのパイロットへミッションとして伝わっている、と。
#グレイスさんが趣味でハッキングしていた、という可能性もないわけじゃないけれども、インプラントの技術自体が、そんなに肯定的に描かれていくとも(今のところ)思えないので、対立構造として描かれる可能性の方が高いのではないかとも思える。
そういう意味ではグレイスさんも訳ありってことなんですよね。
それにしても、現時点ではあの謎のバルキリーとその指示を出した組織が、なぜフロンティアがサンプル回収するのを嫌がったのか、というのは謎のまま。
小物感あふれるレオンとの関係とか、微妙に謎。
#レオンは謎のバルキリーのデータは削除させているからそれを隠蔽している。
#けれども、バジュラのサンプルは欲しいはず。
#利害関係がまだわからない・・・。
#ジェシカの件とかまで、こういう陰謀的なところと関係してくるようだったらビックリするけど。
でもまあ、アルト、ミシェル、そしてクランたちの悩みとか思いってのは、青春群像劇たるマクロスっぽくて、僕は素直に好きですね。
■クランとミシェル
クランとミシェルは、初代のミリアとマックスみたいな関係を彷彿とさせて結構好きなんですが、クラン大尉は結構今回女の子してて可愛かったですね(笑)。
バルキリーに張り手をかませる人はなかなか少ないです。
クランの態度は見ててわかり易いですが、ミシェルの方も実は・・・、というところはあるかもしれないな、とか思っちゃいましたよ。
ミシェルの好みが派手なお姉さんタイプ、というのは単純にシスコンだから、というのがあるのかもしれないですし、裏を返すと、マイクローン化したときのクランに自分が手を出さないようにするための自戒、ということもある・・・かもしれない(うーん)。
#本当はクランのことが好きなんだけれど・・・、みたいな。
まあ、この二人も末永く見守りたいものです。
■残念だったのは
やっぱり作画ですかね。
ここまでが非常にすばらしかったがゆえに、今回ちょっと目立ってしまった、というか、この後DVDとかで購入しようと思っているところに、こういう作画が来ちゃうと感動が半減する、というのは正直あるなぁ・・・。
戦闘シーンはCGを駆使しているので、相変わらずの迫力でしたが、その分Aパートあたりが・・・、という落差はしょうがないのかな・・・。
■マクロスF O.S.T.1「娘(ニャン)フロ。」
6/4発売。大ニュース、大ニュース(ランカ風に)。
■ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時Don't be late
■マクロスF(フロンティア) 1 (Blu-ray Disc)
いろんな思惑が錯綜する中、それでもSMS隊員は訳ありでもまっすぐな感じが好印象。青春です。
クラン大尉が思いがけず可愛い側面を持っていたのも収穫。
■みんな訳ありです
アタッカー・アルトとスナイパー・ミシェルという仲間でありライバル関係にある二人のお話だったわけですけれども、実はSMS小隊にいる人たちはそれなりに訳ありだった、というのがなんとなく見えてきた、というところ。
ミシェルの場合は、それがお姉さんであり、今回のタイトルでもある「フレンドリー・ファイア」の原因を知りたかった、というもの。
同じスナイパーとしてスコープを覗いていれば、その心境が理解できるかもしれない、そういう心境だったのかもしれません。
アルトについては言わずもがなで、こちらも父親との確執を抱えていて、そこから逃げるように、というのが現時点で正解のような気がするけれど、本人にとっては至って大真面目で、自分ひとりでも生きていける、そういう場所を求めて、つまり親離れ、自立しようとして、というのが入隊の目的のような感じなんですかね。
そういう意味では、主人公である三人、アルト、シェリル、ランカもそれぞれ訳ありというところでしょうか。
シェリルは、今はトップスターとして君臨しているけれども、ギャラクシー時代は孤独を抱えていた、という感じの前振りもありましたし、今回学校の話についても、フロンティアの学校に行ってみたかった、というよりは、ギャラクシーでも学校には行けなかった、という感じなんでしょうね。
人に歴史あり、じゃないですけど、シェリルは、自分でも言っていたように、自分がシェリルであるために、相当の努力をしてきている感じですし、また、今後はその陰に隠れていた部分、というのも、アルトの前では素になって語ってくれるのかもしれません。
また、アルト、シェリルとは違って、ランカは、本人の意思とは全く関係なく、訳ありを背負い込まされている、というのもあるんですよね。
どうも彼女の出生自体なのか、それとも例の生き残りだから、というのか、自分の道を切り開こうとしているのに、本人の努力とは無関係のところで、その訳ありが邪魔をしてくる、という構図。
しっかーも、今回その邪魔をしているのと関係ありそうなところで、シェリルのマネージャのグレイスさんが、会議中のPCのカメラをハッキングして情報収集中。
それがあの謎のバルキリーのパイロットへミッションとして伝わっている、と。
#グレイスさんが趣味でハッキングしていた、という可能性もないわけじゃないけれども、インプラントの技術自体が、そんなに肯定的に描かれていくとも(今のところ)思えないので、対立構造として描かれる可能性の方が高いのではないかとも思える。
そういう意味ではグレイスさんも訳ありってことなんですよね。
それにしても、現時点ではあの謎のバルキリーとその指示を出した組織が、なぜフロンティアがサンプル回収するのを嫌がったのか、というのは謎のまま。
小物感あふれるレオンとの関係とか、微妙に謎。
#レオンは謎のバルキリーのデータは削除させているからそれを隠蔽している。
#けれども、バジュラのサンプルは欲しいはず。
#利害関係がまだわからない・・・。
#ジェシカの件とかまで、こういう陰謀的なところと関係してくるようだったらビックリするけど。
でもまあ、アルト、ミシェル、そしてクランたちの悩みとか思いってのは、青春群像劇たるマクロスっぽくて、僕は素直に好きですね。
■クランとミシェル
クランとミシェルは、初代のミリアとマックスみたいな関係を彷彿とさせて結構好きなんですが、クラン大尉は結構今回女の子してて可愛かったですね(笑)。
バルキリーに張り手をかませる人はなかなか少ないです。
クランの態度は見ててわかり易いですが、ミシェルの方も実は・・・、というところはあるかもしれないな、とか思っちゃいましたよ。
ミシェルの好みが派手なお姉さんタイプ、というのは単純にシスコンだから、というのがあるのかもしれないですし、裏を返すと、マイクローン化したときのクランに自分が手を出さないようにするための自戒、ということもある・・・かもしれない(うーん)。
#本当はクランのことが好きなんだけれど・・・、みたいな。
まあ、この二人も末永く見守りたいものです。
■残念だったのは
やっぱり作画ですかね。
ここまでが非常にすばらしかったがゆえに、今回ちょっと目立ってしまった、というか、この後DVDとかで購入しようと思っているところに、こういう作画が来ちゃうと感動が半減する、というのは正直あるなぁ・・・。
戦闘シーンはCGを駆使しているので、相変わらずの迫力でしたが、その分Aパートあたりが・・・、という落差はしょうがないのかな・・・。
■マクロスF O.S.T.1「娘(ニャン)フロ。」
6/4発売。大ニュース、大ニュース(ランカ風に)。
■ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時Don't be late
■マクロスF(フロンティア) 1 (Blu-ray Disc)