蒼穹のぺうげおっと

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コードギアス 反逆のルルーシュR2 第9話『朱禁城 の 花嫁』

2008-06-15 09:23:49 | コードギアスR2
感想が1週遅れになってしまいましたが、手短に。
本当に手短に。

この回はどういう意味を持った回なのかなー、と思いながらずっと見てきて、最後の最後にその意味が分かった。

そうか、オレンジオチだったのか!!

すごすぎる。

つか、普通に言葉が直ってるような感じだし、しかもまともになって「全力で」とか、期待にこたえてくれてるし。

ジェレミア→オレンジ→改造オレンジ→パーフェクトオレンジ、みたいに進化してるんではないでしょうか、この人。
いったいどこまで進化するんだろうか。


さて、本編では、大きい意味合いはそんなになかったかな、とか思いつつも、ある程度、こういう状況という認識の確認だったのかな、という気がしました。

コードギアスはマクロとミクロで見ると分かりやすい、と昔の感想にも書いたのですが、マクロの意味合いというか、今回は、状況を作った、という位置づけかな、ブリタニアに敵対するなら、中華連邦クラスの大国が相手になっていないと実際厳しいので、中華連邦を合法的?に巻き込んだ、という形。
#天子の結婚が改革派のクーデターを誘発する形になった。

後は、ブリタニアの神殿が戦いでの到達点、みたいなのが明かされたわけで、そのためには、やはりブリタニアを相手にする大国が必要で、中華連邦がその役を担うことになりそう、という感じ。

ミクロ=キャラでいくと、ルルーシュとカレンの会話にあるように、ルルーシュが考える到達点は、全てが終わったら生徒会=やさしい世界を実現させたい、だから、カレンにも黒の騎士団としてではなく、アッシュフォード学園の生徒だったカレンとして覚えておいてほしい、という非常に大切な会話がなされた感じ。
戻るべきところ=目指すべきところが明確に示されて、徐々にそれをかつての友に伝えていく感じ。

シュナイゼルのチェスで王を取らなかったのは、ネガティブにもポジティブにも取れて、おそらくその両方かも。
あそこで取らなかったことによって、性格分析含めて窮地へ。
しかし、あそこで取っていたら、ブリタニアと同じ。
#多分にプライドの問題があったんでしょうけれども。

このチェス勝負がどう転ぶか、それはそれで楽しみ。

個人的に一番の見所はミレイさん。

カレンの行動はブラックリベリオンのときから変わっておらず、それに対して自分はくすぶっているというか、ニーナを止めることもできず、立ち止まっていた、という感覚に陥って、そこからの脱却、みたいな決意が見られました。

変わらなきゃ、みたいな。

アッシュフォード家とニーナのアインシュタイン家はそれなりに因果関係があるので、最終的にはガニメデ関連が出てくるかは分からないけれども、双方の汚名返上的な展開もあるかも・・・。

でも、そのためにはニーナのユフィを失ったことによる傷をなんとかしないと、という感じでしょうか。

こんな感じで、各キャラの立ち位置とか、方向性が再確認された、という感じでしょうか。


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