蒼穹のぺうげおっと

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ラストワンパットが近くて遠い

2008-05-15 23:11:21 | Weblog
新年度(4月)になってから、本当に忙しくなってしまって、更新ペースも下がり気味(いつものこと?)だったんだけれども、ようやくようやく一区切りつきそうな雰囲気が。

これまでやってきたことを幹部会議に付議して決議を求める、というのがゴールであり、スタート(になるはず)だったんだけれども、その過程は結構苦しかったなぁ。

正直、自分の会社の幹部会議を舐めていました。
取締役会へ直結する資料になるわけで、あんなに厳しくチェックされるとは思わなかったですよ。

確かに正確な数値や裏づけに基づいたものに隅々までなっている必要があって、かつ簡潔に決議を求める、というものでなくてはならないわけで、そうしないと決議もできないし、そもそも善管注意義務違反になってしまうわけですよね。
#取締役クラスに決議を求めるのだからそれだけ責任も伴うわけですし。

最近思うのは、日本の会社の意思決定スピードについては、経営トップの判断が早い・遅い、ということよりも、その下がいかに日ごろから情報を入れているか、その意図を簡潔に伝えられるか、その判断材料がいかに正確で迅速か、ということが重要なんだ、ということなんだよなぁ…なんて思います。

昨今の新聞報道を賑わすコンプライアンス違反の数々、この辺もトップが釈明できない構図、というのは、隠蔽とかそういうのではなく、トップまで正確な情報がなかなか入ってこないところにあるんじゃないか、とも言われていますよね。

幹部を無能にするのは、下の責任だぞ、と大分前に言われたことがあったんだけど、この言葉は深いなぁ。

そういう中で、ダメ~な僕は何度もめげずに幹部向け説明チャレンジをするんだけれども、

経営企画部長に説明に入ったときは、

(論理的説明の手法として煙突型の絞込みの絵を入れていたんだけれども)

経営企画部長 「こういう絞りこみ方をファンネルと言うんだよ」

燕。 「ファ、ファンネルですか…(形から言うとフィン・ファンネルですねー。逆シャアかっ!!)。」

とか、ひとりそわそわしてしまったり、

副社長説明に入ったときは、

(そもそも副社長の前で説明するのが初めてだったのですが)その顔がシータさんそっくりで、またまたそわそわしてしまったりして、何度も顔見て笑いそうになるところをぐっとこらえたりして、

まったくダメダメでした(笑)。

まあ、そんなこんなでしたが、ゴルフで例えるならパー5のホールで、4オンまでこぎつけた、という感じ。
あとワンパットが入ればパーが狙える。
#でも、大抵そういうときのワンパットは近くても難しい。

公私ともに忙しかったけれども、これで何とか一区切りつけそうかなぁ。

脳内記事にしてしまったことも多かったので、できるだけアーカイブを掘り起こしてみようかなと。

まずは「狼と香辛料」の第八巻を読まないとね。



……と思っているところに、幹部会議事務局から連絡が。


事務局 「ここと、ここと、ここと、あといっぱい、修正、よろしくね」

燕。& 仲間たち 「……、は、はい」


そんな23時過ぎのオフィス。


まだまだ夜は終りません(泣)。

ラストワンパットは、近くて遠いのです。