もはや月一の恒例行事となりつつある(というか、もう7ヶ月連続で観る覚悟は出来ている)劇場版 空の境界、その第3章「痛覚残留」を観て来ました。
いやー、今回は凄い。
浅上藤乃が凄かった。
第3章は構成的にも、アクションを含めた部分を考えても、劇場版で1時間という枠にピッタリはまる、そういう要素があったんだと思いますが、かなり出来が良かったと思いますよ。
特に、
両儀 v.s. 浅神
の異能の「血」、異能の「眼」を持つ二人のバトルは凄まじかったです。
これは映像だからこそ出来る表現なのかもしれないですね。
期待通りというか、期待以上でした。
ブロードブリッジの崩壊っぷりとか凄まじい。
後は、やはり浅上藤乃。
彼女の表情ですね。
これが凄く意識して描かれたました。
パンフレットにも武内崇さんがコメントで、最初にキャラの構想を考えてから今に至るまでにデザインが変わっていないのは、式と幹也と藤乃だけで、その中でも藤乃のイメージはずっと変わらない、それだけイメージが出来上がっているので、ちょっと変わった感じで描こうと思っても描けなかった、だから今回の劇場版で色んな表情が観れるのが楽しみです、とコメントされているように、作中の藤乃の表情が非常に良く表現されているんですよね。
これはバトルのクライマックスとともに必見ですよ。
#というかバトルシーンを通じてもその表情の変化があるのでそういう意味でも必見。
この悲哀と愉悦の二面性をとくとご覧あれ。
個人的には、藤乃の名台詞と僕が思っている「泣いてしまいそうで」のところが、この表情の、感情の変化を印象付けていました。
これは文章でも印象深かったのですが、映像で改めて見るとこの対比が非常に鮮やかで、また能登さんの演技も秀逸でした。
冒頭、藤乃は幹也に向って、
泣いて、いいですか
と尋ねるんですよね。
夢見るような表情で。
そしてラスト、藤乃は幹也の事を想いながら、
藤乃は、泣いて、いいん、ですか
と彼女のささやかな夢、本心を呟くんですよ。
この台詞は同じように見えて、意味あいが全然違うんですよね。
こういう対比が凄く良かったなぁ。
そして、そして、ヒロインも黙っちゃいません。
いや、実際そのシーンは黙っていたんだけれど(笑)。
本当のラストシーン。
――― ほんの少しだけ、おまえよりの殺人衝動 ―――
思えばそれが――― 彼女が目覚めてから初めて僕に見せた、本当の笑顔だった。
ここは秀逸。
この式の笑顔は反則。
やられました。
全部持っていかれた。
素晴らしい。
というわけで、第3章「痛覚残留」堪能しました。
でも、僕が個人的に一番惚れてるのは橙子さんなんですけどね。
つか、劇場版の橙子さん、キャライメージも、声も最高なんですけど、どうしたらよいでしょうか。
でもって、赤いアストンマーチンとか乗ってるって、どういうことですか!似合いすぎ。
#やっぱり橙子さんだけに「赤」で、そしてイギリス車なのかー、と一人納得してました。
実は橙子さん、最高!な燕。でした。
■文庫版 空の境界 上
■文庫版 空の境界 中
■文庫版 空の境界 下
いやー、今回は凄い。
浅上藤乃が凄かった。
第3章は構成的にも、アクションを含めた部分を考えても、劇場版で1時間という枠にピッタリはまる、そういう要素があったんだと思いますが、かなり出来が良かったと思いますよ。
特に、
両儀 v.s. 浅神
の異能の「血」、異能の「眼」を持つ二人のバトルは凄まじかったです。
これは映像だからこそ出来る表現なのかもしれないですね。
期待通りというか、期待以上でした。
ブロードブリッジの崩壊っぷりとか凄まじい。
後は、やはり浅上藤乃。
彼女の表情ですね。
これが凄く意識して描かれたました。
パンフレットにも武内崇さんがコメントで、最初にキャラの構想を考えてから今に至るまでにデザインが変わっていないのは、式と幹也と藤乃だけで、その中でも藤乃のイメージはずっと変わらない、それだけイメージが出来上がっているので、ちょっと変わった感じで描こうと思っても描けなかった、だから今回の劇場版で色んな表情が観れるのが楽しみです、とコメントされているように、作中の藤乃の表情が非常に良く表現されているんですよね。
これはバトルのクライマックスとともに必見ですよ。
#というかバトルシーンを通じてもその表情の変化があるのでそういう意味でも必見。
この悲哀と愉悦の二面性をとくとご覧あれ。
個人的には、藤乃の名台詞と僕が思っている「泣いてしまいそうで」のところが、この表情の、感情の変化を印象付けていました。
これは文章でも印象深かったのですが、映像で改めて見るとこの対比が非常に鮮やかで、また能登さんの演技も秀逸でした。
冒頭、藤乃は幹也に向って、
泣いて、いいですか
と尋ねるんですよね。
夢見るような表情で。
そしてラスト、藤乃は幹也の事を想いながら、
藤乃は、泣いて、いいん、ですか
と彼女のささやかな夢、本心を呟くんですよ。
この台詞は同じように見えて、意味あいが全然違うんですよね。
こういう対比が凄く良かったなぁ。
そして、そして、ヒロインも黙っちゃいません。
いや、実際そのシーンは黙っていたんだけれど(笑)。
本当のラストシーン。
――― ほんの少しだけ、おまえよりの殺人衝動 ―――
思えばそれが――― 彼女が目覚めてから初めて僕に見せた、本当の笑顔だった。
ここは秀逸。
この式の笑顔は反則。
やられました。
全部持っていかれた。
素晴らしい。
というわけで、第3章「痛覚残留」堪能しました。
でも、僕が個人的に一番惚れてるのは橙子さんなんですけどね。
つか、劇場版の橙子さん、キャライメージも、声も最高なんですけど、どうしたらよいでしょうか。
でもって、赤いアストンマーチンとか乗ってるって、どういうことですか!似合いすぎ。
#やっぱり橙子さんだけに「赤」で、そしてイギリス車なのかー、と一人納得してました。
実は橙子さん、最高!な燕。でした。
■文庫版 空の境界 上
■文庫版 空の境界 中
■文庫版 空の境界 下