消費期限終了

リタイアーのよもやま話

不幸な国の幸福論

2009-12-24 22:48:17 | 健康
不幸な国の幸福論

加賀乙彦 集英社新書

今日、取り敢えず、読み通すことができた。

著者は、精神科医である。いろいろと学べる本であった。

第一章 幸福を阻む考え方・生き方
「考えない」習性が生み出す不幸
他者を意識しすぎる不幸

第二章 「不幸増幅装置」ニッポンをつくったもの
経済優先で奪われた「安心」と「つながり」
流され続けた日本人

第三章 幸福は「しなやか」な生に宿る
不幸を幸福に変える心の技術
幸せを追求する人生から、幸福を生み・担う生き方へ

第四章 幸せに生きるための「老い」と「死」
人生85年時代の「豊かな老い」の過ごし方
死を思うことは、よく生きること


いろいろと面白い箇所はあるが、中でも日本人とフランス人の違いについては、全く知らないことで、興味深く読めた。

フランス人は「人と同じ」を怖れて心を病む。

日本人の患者さんの場合は、「私はみんなと違ってしまった。だから嫌われ、悪口を言われる。仲間はずれにされている」と、切々と訴える。

フランスでは人との違いがなくなることが、日本では人と違ってしまうことが、苦悩の中心となっているケースが多かったのです。


本の中で、建物の構造にまで、追求していたのは、印象的だった。

10分の軽い運動で脳の働き軽やかに

2009-12-24 22:14:20 | 健康
10分の軽い運動で脳の働き軽やかに…筑波大
12月24日11時34分配信 読売新聞
 
わずか10分間の運動でも、脳の認知機能を高める効果があることが、筑波大学の征矢(そや)英昭教授らの研究で分かった。

軽いジョギングなどの運動を長期間続けると、認知機能の向上がみられることは以前から知られていたが、短時間の運動による変化を明らかにしたのは世界初。

脳の左前頭前野の血流増加が関連していることも実験で証明した。米科学誌「ニューロイメージ」電子版に掲載された。

 実験では、成人20人が軽いジョギング程度の負荷の自転車こぎを10分間続けた。

運動前と運動後に色のついた文字を見せ、文字の意味に惑わされずに色を答えるテストを実施。

近赤外光を使った「光トポグラフィ」という装置で、テスト中の脳の状態を調べた。

最終更新:12月24日11時34分
ヤフーのニュースである。

10分の軽い運動で脳の働き軽やかに…筑波大
12月24日11時34分配信 読売新聞
 
わずか10分間の運動でも、脳の認知機能を高める効果があることが、筑波大学の征矢(そや)英昭教授らの研究で分かった。

軽いジョギングなどの運動を長期間続けると、認知機能の向上がみられることは以前から知られていたが、短時間の運動による変化を明らかにしたのは世界初。

脳の左前頭前野の血流増加が関連していることも実験で証明した。米科学誌「ニューロイメージ」電子版に掲載された。

 実験では、成人20人が軽いジョギング程度の負荷の自転車こぎを10分間続けた。

運動前と運動後に色のついた文字を見せ、文字の意味に惑わされずに色を答えるテストを実施。

近赤外光を使った「光トポグラフィ」という装置で、テスト中の脳の状態を調べた。

最終更新:12月24日11時34分















古代ローマ帝国の滅亡

2009-12-24 13:39:56 | 社会
古代ローマ帝国の滅亡


このテーマも、子どもの頃からずっと関心をもっていたことである。

なぜ、あんなに歴史に残る有名な帝国が滅びるのかという疑問である。

子どもながらに、帝国だから永遠じゃないといけないだろう。滅びる帝国では、それは、矛盾では。ということである。

なぜ、素晴らしいと後世から称賛される国が滅びるのかということ、ずっと心に、ひっかかっていた。

ところで、今回、偶然にもエコブログ(http://ameblo.jp/wayakucha/entry-10063718314.html#c10568213995)というところに、立ち寄ることになった。


すると、古代ローマ帝国の滅亡に関するタイトルが、現れてきた。

そこで、このページを読み進めることになった。

一言でいうと、地球規模の気候変動が民族を動かし、歴史をすすめたという風にもとれた。

いずれにせよ、長年の疑問がとけて大変嬉しい気分になった。

興味をもたれる方、エコブログに立ち寄ってみたら、いかがでしょう。

なぜ戦争が起きるのか

2009-12-24 12:13:11 | 社会
なぜ戦争が起きるのか


どういう経緯だったかは忘れたが、永井俊哉ドットコムにたどり着いた。


その中で、「なぜ戦争が起きるのか」の小学生用の解説が掲載されていた。

実は、最近、デフレと戦争の関係に興味をもって、ネットで調べようとしていたが、なんと都合よく説明されているホームページにたどり着いた。

幸運であった。

戦争については、誰か特定の人間や思想にその原因を探る傾向があるのだが、わたしは、日頃、戦争には賛成しない多くの人々の行動も含めた「合成の誤謬」として、戦争が起こる。という感想をもっていた。

平和時に戦争に反対している人々、悲しい話だが、実は、戦争の被害者も含めて、多くの人々の行いの合成の誤謬として、戦争は起こった。という考えである。

実は、このことを多くの人々の理解するものとしなくては、真の意味での戦争の止揚はできないという考えである。

しかし、残念ながら、このよう発想での発言は、日常なかなかできないし、理解を得られるような気もしなかった。

今回、100年に一度の世界的大不況、デフレ地獄の毎日にあって、この現実を理解したいという気になってきた。

それで、デフレについて、深く理解したいと思ったのだが、探せば見つかるものである。

小学生向けという話しであるが、ダイジェスト版のようで、手っとり早い。



その解説の骨子は、次の通りである。

1. 物を作りすぎるとデフレ型の不況になる

2. 戦争によるデフレ型の不況から脱却

3. 戦争はインフレ型の好況をもたらす

ですから、戦争を起こさないようにするには、景気が過熱する前にそれを抑制し、物余りが起きないようにする必要があります。

以上のように、なっているが、大変分かりやすくなって良かった。


ただ、ここからが課題である。


これは、ある意味で、第二次世界大戦までの話しではなかろうかということである。(実際は、できなかったということである。)


問題は、今からの時代、そのようなことには、ならないだろうというのが十分に想像されるからである。

それは、COP15の迷走ぶりである。先進国の強引さで、収拾できないということが、新しい時代になりつつあると考えられるからである。

わたしたちは、未知の歴史的な分岐点にたっているのだろう。

だから、現在の世界的な格差社会化の流れは、そう簡単には止まらないだろう。

このデフレ時代、用心し辛抱強く凌がなくてはならないような気がする。

ほんとうに行き詰まるまでは、新しい道を模索することはできないのかもしれない。

しかし、それって、どういうことになっていくのだろう?