ぼくたちが聖書について知りたかったこと
池澤夏樹 著 小学館
最近、読み終えた本である。
第一部
聖書とはなにか?
第二部
ユダヤ人とは何者か?
第三部
聖書と現代社会
で、構成されている。
聖書について、キリスト教について、ユダヤ人について、イスラエルについて、いろいろと知ることができた。
こんなに、充実した内容の本、もっと若いころに読めたらと思った。
悔しい思いがする。しかし、遅まきながらも、この本に出会えたことは、幸運であったと思う。
「ヘブライ語には過去形がない」という話しは、びっくりであった。現在、通常に訳されているは聖書は、本質的に違うものがあるようである。。
時間軸の概念上は、わたしたちは、ギリシャ文化の範疇にあるようだ。
又、「処女マリア」というのがあるが、本来は「若い娘」のことらしく、ギリシャ語に訳す時に、誤訳をしてしまったらしい。
大変、充実している。
しかし、わたしがクリスチャンになるということで、喜んでいるのではない。
全く、逆の話しである。
クリスチャンには、悪いが、なぜ、キリスト教が宗教として、成立しているか、わたしには、いよいよもって、理解しがたい。
わたしの性格からは言えば、原始仏教のほうが、まだ親しめる。こちらの方は、哲学につながるからだ。
いい本である。
しかし、これだけ知り得て、クリスチャンである人もいると思うと、
わたしには、理解できない世界の話しだ。
でも、信じたくない人にとっても、いい本であると感心した。
わたしのお勧めしたい本の、一冊になった。
池澤夏樹 著 小学館
最近、読み終えた本である。
第一部
聖書とはなにか?
第二部
ユダヤ人とは何者か?
第三部
聖書と現代社会
で、構成されている。
聖書について、キリスト教について、ユダヤ人について、イスラエルについて、いろいろと知ることができた。
こんなに、充実した内容の本、もっと若いころに読めたらと思った。
悔しい思いがする。しかし、遅まきながらも、この本に出会えたことは、幸運であったと思う。
「ヘブライ語には過去形がない」という話しは、びっくりであった。現在、通常に訳されているは聖書は、本質的に違うものがあるようである。。
時間軸の概念上は、わたしたちは、ギリシャ文化の範疇にあるようだ。
又、「処女マリア」というのがあるが、本来は「若い娘」のことらしく、ギリシャ語に訳す時に、誤訳をしてしまったらしい。
大変、充実している。
しかし、わたしがクリスチャンになるということで、喜んでいるのではない。
全く、逆の話しである。
クリスチャンには、悪いが、なぜ、キリスト教が宗教として、成立しているか、わたしには、いよいよもって、理解しがたい。
わたしの性格からは言えば、原始仏教のほうが、まだ親しめる。こちらの方は、哲学につながるからだ。
いい本である。
しかし、これだけ知り得て、クリスチャンである人もいると思うと、
わたしには、理解できない世界の話しだ。
でも、信じたくない人にとっても、いい本であると感心した。
わたしのお勧めしたい本の、一冊になった。