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リタイアーのよもやま話

ナノ

2009-12-04 23:20:55 | 経済
前々から、気になっていたインドの「ナノ」についての
ニュースである。
以下、その記事である。

インド超低価格車ナノ、日本初公開=福岡市で
モーターショー展示前に
12月3日19時0分配信 時事通信

インド「タタ・モーターズ」の超低価格乗用車「ナノ」が3日午後、福岡市の福岡国際会議場で報道陣に公開された。ナノの日本での公開は初めて。

11~14日に同市内で開催される「福岡モーターショー」の目玉として展示される。

インド・デリー州と友好提携している福岡県が仲介した。

公開したのはナノの3タイプのうちベーシックモデルで、排気量624cc、最高速度は時速105キロ。事務局を務める西日本新聞が約22万円で購入した。

ナノは日本では排ガス規制やドアミラーが一つしかないことなどから車検を通らず、公道を走ることはできない。 

以上が、その記事である。

驚異の価格、22万円である。

「ナノは日本では排ガス規制やドアミラーが一つしかないことなどから車検を通らず、公道を走ることはできない。」ということであるので、一瞬ホットする。

しかし、排ガス機能やドアミラーを取り付ければ、走れるということである。

これらの機能を取り付けても、格安な値段には、間違いない。

日本の軽自動車の半額では、納まるのではないか。

ところで、昼のテレビでは、衣類の超格安セールが紹介されている。

リサイクル店の商売が成立しない値段だ。

少しでも、安くという恐ろしいサイクルにはまってしまっている。

はっきり言って、気味が悪い。

格差社会が進行し、もっと社会が下流社会化していけば、この「ナノ」のような低価格の車でもいいやという風潮が、わが国に起こっても不思議でない。

かつて、日本車がアメリカの市場を席巻していったような現象がおこり得ないとは言えないのではないか。

考えすぎなのだろうか。


年金暮らしの生活では、十分にその気になるが。