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リタイアーのよもやま話

ヒマラヤの氷河消失、報告書は誤りと陳謝

2010-01-21 20:52:18 | 日記
ヤフーのニュースである。

ヒマラヤの氷河消失、報告書は誤りと陳謝

 【ワシントン=山田哲朗】国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は20日、声明を発表し、2007年の第4次報告書で「ヒマラヤの氷河が2035年までに解けてなくなる可能性が非常に高い」とした記述は科学的根拠がなく誤りだったと陳謝した。(読売新聞)
[記事全文]


なんという失態、わたしなどは、信じきっていたのに。

ところで、地球温暖化の懐疑派というのがいるらしい。

今の温暖化は、寒冷化に向かう一時的な現象という話だ。

株の下落途中、一時的より戻しみたいなものかな?

それでは、地球温暖化派は、何か下心でもあるのか?

あるとしたら、何だろう?




寒い日

2010-01-21 10:52:16 | 老い(健康)
気象庁は、今年の冬は暖冬だと、予報したらしい。

しかし、つい最近まで、真冬なみの冷え込みであった。

それで、気象庁の予報は間違いかと思っていたら、そのうち冷え込みは、やがて終わり、冬の後半は暖かくなり、トータルとして、暖冬になるという説明を聞いた。

まさかと、思った。

しかし、この2・3日の温かさは、希有な感じで、何かの間違いかとも思ったが、やはり、気象庁の発表の通り、暖冬かも知れぬ。

地球温暖化も困るが、寒がりのわたしとしては、その方が助かる。

この前の冷え込みの際は、朝起きるのが辛くて、もしかして、自分がだらしなくなったのかと思って、気に病んだが、どうも急な冷え込みのせいで、身体がついていけなくなったのがその原因だったかも知れない。

すこし、安堵する。

その冷え込みに耐えかねて、遠赤外線仕様の下着類を買いこんで、若干暖かい思いもして、ほっとしたが、もう要らなくなるのだろうか。

せっかく買ったのに、それで喜んでいいのか、微妙な気分になる。

しかし、病院で寝たきりの父親のことを考えると、安心する。

もっとも、現在の病院は、ヒーターが効いて、心配はなかったと後で、気づいてほっとした。



だが、前の病院は冬場、冷え冷えとして、病院の寝具だけでは、患者が寒いを思いをしていたので、病院の残酷さに、父親が不憫な思いがして、堪らなかった。

だから、家から寝具を持ち込んだものだ。

冬場にバタバタ患者が、死亡していくので、この病院、葬祭場と同系列なのかと変に勘繰りたくなった。

なにしろ、冬場にも冷蔵庫から出してきたような経管栄養食を胃ろうに放り込む。続けざまに、水分も放り込む。

そして、あまり暖かくもない部屋・寝具で、寒いを思いをして、寝かされている。

病院の標語では、見舞い客にも見えるように、「お客様のために」なんて書いてあったが、実態は、余りにも「鈍感な病院で」、患者に不憫な思いもした。

昼間は暖かいのに、夕方から冷えだすと、家で寝床にいながら、父親が気の毒でしようがなかった。

何か言いたくもあるが、家族が病院に常駐するわけにもいかない。いない間に、何をされるか分からないと思うと、自然に腹の膨れる思いがした。

いつの日か、院長だって婦長だって、勿論、介護職員だって、皆、寝たきりになるはずだが、自分の身に置き換えて考えることがないように思えるのは、不思議でならない。


今回の病院、前の病院の介護病棟が削減されて、追い出されたために、移動したきたが、冬場に寒い思いをしないですむようになったのは、大変嬉しい。

前回の病院では、地元の有名なミュージシャンが入院していた。
彼が、冬場にICUの前の廊下で、寒いと言って震えていたのに、ほおっておかれていたのを、見ていたが、耐えがたかった。

身近な知り合いでも、近親者でもないので、どうしようもなっかたのをちょくちょく思いだす。

寂しい思いがいた。

しばらくして、彼は亡くなった。皮肉にも、あまりにも有名人だったので、死後、何度も告別式をやっていた。

そんなに葬式をするほどの親しい間柄であったら、皆、生きているうちに、たまには、遊びにきて、寒がっていないか気にかけてくれた方が、本人としてどんなにか幸せだったかもしれぬ。と思った。

死んでしまってから、あんなに、何度も告別式をして、盛り上がっているが、あれって何だろう。

前の病院では、いまでも、冬場、みんな震えているのか。

その点だけでも、今回の病院には感謝している。

父親が入院して、6年目を過ぎた。

病院の実態なんて、たまに、見舞いにきては、分からない。

勿論、時折、行われる監査でも分からない。

だから、寝たきりの生活がどんなに、残酷なものであるかというのは、殆どの人間は知らない。

心して、自分の不注意で、寝たきりの生活で入院しないように気をつけなければならない。

しかし、これは、そうは思っても、どうなるかは分からない。

この点、歳をとるのは、辛い。