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リタイアーのよもやま話

「やせ形で糖尿病」リスク遺伝子発見

2010-01-08 11:30:09 | 健康
ヤフーのニュースである。

昨年の6月の定期検診で、高血糖の疑いをもたれた。血圧も高めである。自分の健康に疑心暗鬼である。

ところで、今日(8日)のニュースに、わたしには、ショッキングなニュースが飛び込んできた。

以下、その内容である。


「やせ形で糖尿病」リスク遺伝子発見…東大

1月8日2時5分配信 読売新聞
太っていない人が糖尿病を発症しやすくなる遺伝子変異を、徳永勝士・東京大教授らのグループが発見した。

患者と健康な人あわせて計3268人の遺伝子を分析した結果、この変異を持つ人は変異のない人に比べ、糖尿病になる危険性が1・75倍に上昇。特に肥満でない人に限ると、危険性が2・51倍に跳ね上がっていた。

糖尿病につながる遺伝子は数多く見つかっているが、非肥満型のリスク遺伝子は初めて。

米人類遺伝学会誌に8日、発表する。

この遺伝子はKCNJ15と呼ばれ、膵臓(すいぞう)の細胞でインスリンの分泌を抑えるたんぱく質を作り出す。

インスリンの分泌が減ると、筋肉や脂肪の細胞が血液中の糖分を取り込まなくなるので、太りにくい反面、糖尿病になりやすくなる。

新たに見つかった変異は、この遺伝子の働きを過剰に高めるため、インスリンが不足し、やせ形で発症する危険を高めるとみられている。

欧州の糖尿病患者には肥満が多いのに対して、日本を含むアジア各国では、肥満でない人の発症が多い。


以上、その記事である。メタボでなくても、糖尿病になる可能性はあるということだ。

ショックな話しである。

隠れ肥満という言葉を聞いた時にも、その意外性に戸惑いを覚えたが、今日のニュースはショックである。

わたしは、BMI的には肥満でないが、高血糖の疑いがあり、血圧も高い、情けなくなってしまうが、今朝のニュースは、それに追い打ちをかけてくれる。

いよいよ、必死に筋トレし、脂肪を減らすことに勤しまなければならない。


ところで、このニュースにリンクして、次のような記載があった。

生活習慣病
生活習慣病で亡くなる人は日本人のおよそ3分の2。糖尿病、心臓病、高脂血症、脳卒中などが代表的。[関連情報]

以上である、これって、結局生活習慣病だ!


又、リンクして次の記事もあった。

糖尿病
糖尿病になる人が増え続けています。
日本人の多くは体質的に糖尿病になりやすい遺伝子をもっていますが、この半世紀余りの間に食生活が急速に豊かになりすぎたことなどが皮肉にも、糖尿病患者数を20倍にも増やす事態をまねきました。

血糖値が少々高くても、自覚症状はまったくありません。

しかし、血糖値が高い状態が続くと、血液中のたんぱく質(ヘモグロビン、酵素など)の糖化反応(グリケーション)が進み、さまざまな合併症をまねきます。

成人の失明の原因の第1位、人工透析を受けなければならなくなる原因の第1位はいずれも糖尿病です。

血糖値が高めと指摘されたら、生活習慣の見直しを始めましょう。

厚生労働省「糖尿病ホームページ」


以上である。最近の世紀末的な経済も想定外だったが、健康問題で、こんな悩み方をするなんて、想像だにし得なかった。

メタボ基準が、腹囲男性85cm、女性90cm以上。欧米に比べて
厳しいという話しがあったが、それなりの根拠があったという
わけだ!