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ハベクの新婦 DVD-BOX2 |
ナム・ジュヒョク,シン・セギョン,コンミョン(5urprise),チョン・スジョン/クリスタル(f₍x₎),イム・ジュファン | |
エスピーオー |
レビュー一覧は、こちらから。
見始めた時から気になっていたのですが。この作品、ハべクとソアのスキンシップが目につきます。女性ファンのどきどきを狙ってのことなのか、或いは、ハべクが人間とは違う神という設定のせいなのか・・・。
嫌いじゃないけど・・・。でも、ちょっとわざとらしさと言うか、違和感を感じるのも正直な感想です。
以前、大司祭は、“人間の身体から生まれた神”というのが存在するという話がある・・・と言いました。
その者は、人間と神の性質を併せ持つ・・・と。
人間のように限りある命を持つが、神のように不死なんだと。
生まれて死んで・・・を繰り返すらしいと大司祭は言いました。彼もまだ会ったことはないんだとか。
神は誕生した時の姿で生涯をすごすので、その者を神とは言い難く、神力を持つので、人間とも言えない存在。
ゆえに、神からも人間からも歓迎されない存在なのです。
その上、その者の神力は善の力ではないと大司祭は言いました。本来の神力は万物に命を与え守る力だが、その者の神力は死滅させるものだと。
「その神性は“火”です。」
・・・シン・フエだわ。
「その者は決して無敵の怪物ではありません。歓迎されない存在ですから、身を隠していましょうが、次期王のハべク様なら、一目でおわかりになるでしょう。」
その大司祭の言葉通り、ハべクは、シン・フエを見た瞬間、“その者”だと察したのです。
神力が無くなっているとはいえ、流石ハべクです。
ハべクはシン・フエにそっと囁きました。
「俺にはばれているぞ。人間と神の性質を併せ持つそうだな。これは、お前の血だな。」
あの神門のところに落ちていた血痕のついた石を見せました。
何の事を言っているのか・・・と誤魔化そうとしたシン・フエですが、明らかに動揺しています。
シン・フエは、ソアが話していた心を揺さぶった相手と言うのがハべクで、神だということが分かりました。それでこそ、様々な不思議な言動をする理由の説明ができます。
ハべク、ムラ、ビリョム、ナム・スリは本当に半人半神が存在していた事に衝撃を受けていました。
そして、何故人間界にいるのかと言う事も謎でした。
ジュドンの失踪に関わっているに違いないとハべクは言いました。
ムラは、ハべクやビリョムに関わるなと言いましたが、二人ともそんな気は無さそうです。
ハべクは正体をつかみたいと思っているし、ビリョムは一方的に憎しみ、反感を抱いていました。
ハべクは、ソアとシン・フエの関係も気になっていました。
ソアも、ハべクが言っていた“ばれている”と言う言葉の意味が気になっていました。
土地を売ってしまった事がばれたか?・・・とソアは思いました。ま、そーでしょうね、この場合。
「“俺の女に手を出すな”と言った。“俺のものだ。全てお見通しだ。手を出す気なら、俺の許可を取れ”と言った。」
と、ハべク。
ソアからすると、思わず嬉しくなっても仕方がない台詞ですわな。本当の意味はちょいと違うんだけどね。
シン・フエは、ソアの診療所にやって来ました。患者として。
睡眠障害のようだ・・・とシン・フエ。
そして、初めて自分の過去を話しました。誰かに話すことは、初めてだったようです。
「母親は誰かわからず、父親は・・・僕を怪物扱いしていました。」
思いもよらない言葉から始まったシン・フエの話に、ソアは驚きましたが、医者として静かに聞き役に徹しました。
「生まれてはならない存在“羞恥(スチ)”・・・それが僕の名前でした。」
ますます胸が苦しくなるような話になりました。
彼の存在が発覚する事を恐れた父親は、彼を長い間幽閉。挙句の果てに、ある寒い冬の日、彼を捨てたのです。
神門から外に放り出された恰好でした。
その時、彼の口から流れた血が、あの石についていたモノなんです。
その後、彼は誰かに助けられ、怪物では無く人間になれた・・・と言いました。
それが、シン会長で、養子となったことで、現在のシン・フエがいるということです。
シン・フエがこの話をしたのには、理由がありました。
ソアがどこまで知っているか、確かめたかったのです。
彼の話を聞いたソアは、決して軽蔑や敵意、恐れを抱く事はありませんでした。同情しました。心が痛んだのでしょう。
それを、シン・フエは感じとりました。
ソアは自分の正体を知らない、ハべクたちとは違う・・・と。
神界の者では無い事は確かです。だったら、何故ハべクたちの正体を知っているのか・・・それが彼には疑問でした。
「あなたは以前“いい人になりたい”とおっしゃいましたよね。何故そう言ったか分かりました。あの時、バカにして済みません。あなたはそう生きて来たし、きっとこれからもそう生きていく。あなたが植えた木は大きな森になります。」
ソアの言葉は、シン・フエを動揺させました。
初めて言われた言葉だったからじゃないでしょうか。
ビリョムは、シン・フエが本当に半人半神なのか、確かめようとしました。
かなり荒っぽいやり方です。車を彼に向って猛スピードで走らせたのです。
万が一人間だったら、死んでしまうかもしれない方法です。
ムラが止めても言う事を聞きません。でも、寸でのところで、ムラが神力によって回避させました。
怒るビリョムに、ムラが言いました。
「万が一人間だったら、ビリョムは人間に危害を加えたことで神界に戻れないのよ」
そーいう決まりもあるのね。ま、そーいう決まりでもなければ、神たちは勝手に神力を使いまくってしまうよね。
シン・フエは勿論、その一件に気づきました。
ハべクがシン・フエに会いに行きました。
争う気は無い・・・とシン・フエは言いました。
でも、ハべクは気付きました。シン・フエの右胸にジュドンの印が入っていることに。
何故だと叫ぶハべクに、知らないと答えるシン・フエ。
争いかけた時、盲目の少女ミニが現れたので、ハべクは戻るしかありませんでした。
ソアは、土地の売買契約を白紙に戻してほしいとシン・フエに言いました。
なんとまぁ・・・ソアって、ちょいと軽率過ぎるところが魅力なのかもしれないけど、私には気に触りますわ。
神門も守れない王だと言われるだけだ・・・なんて、ハべクが言ってたことが理由でしょうね。
でも、これはれっきとした契約であって、こんな簡単に白紙に戻すなんて、シン・フエの独断で処理することは出来ないものでしょうに。
理由はなんですか?・・・とシン・フエ。
本当の事は話せませんよね。で、持ち出したのが、“ヒョウのフン”の話。
いえね、ちょいと前に、ソアの土地で韓国ヒョウのフンが見つかったと言う事がありましてね。保存会が、ロシアと協力して調査したいと申しいれて来ていたのです。だから・・・と。
勿論、こんな事が本当の理由だなんで、シン・フエも思ってはいないでしょうね。
ソアはその後、ハべクと会う事になっていました。
待ち合わせ場所にいるソアを見て、嬉しそうに歩いて行こうとしたハべクの表情が急に変わりました。何かを見つけたようです。
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