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何度も振り返りながら逃げて行くドンジュ。
その姿を見ながら、涙が止まらないノクドゥ。
私も泣けましたよ。
ドンジュを逃がした後、すぐに捕盗庁の役人と兵が駆け付けました。
ノクドゥがただの一人も兵を連れずにいるのを、役人は不審に感じたようです。
ドンジュが逃げたのと反対の方向を探すよう指示したノクドゥでした。
報告を聞いた光海君は、女性一人では何も出来ないと考え、追うのを止めさせました。
捕盗庁の役人は、ノクドゥに不審を抱いたので、部下に身元をを詳細に調べるよう命じました。
光海君が宗廟等への参詣に出かけました。
ノクドゥは光海君を最も近くで警護しました。
ドンジュは男装し、その行列の後を追いました。
光海君が王宮を出たのを確認した後、王妃はチョン・ユンジョを釈放しました。
そして、全てを聞いたのです。
覚えていました、ノクドゥのことを。
最近ノリゲを拾ったと届けてくれたのも、そうだった・・・と。
全てを知っているにも関わらず、光海君に仕えていたのは、復讐するためだと、王妃はすぐに察しました。
ユンジョは、それを止めると言い、彼も行列を追ったのです。
王妃は、必ず息子を守ってくれと、ユンジョに言いました。
そして、王妃も、危険を避けるために、王宮を出ました。
宿所に入った光海君一行。
食事をとりながら、昔の武勇伝に花が咲きました。大臣は、その時の光海君の働きが素晴らしかったと褒めちぎりました。
光海君は、死を覚悟で民を守ったと一人の大臣が言いました。民は皆感動していたと。
「我が子のような民を捨てる筈がない。」
と、光海君。
ノクドゥはその言葉を聞いて、苦笑しました。聞いていられませんでした。実の息子を二度までも殺そうとしている者の口から出た言葉ですからね・・・。
必死に声を上げたくなるのを耐えているように見えました。
思わず、席を立ってしまいました。このままでは我慢できなくなって叫びだしてしまいそうです。
見回りをすると外に出たノクドゥ。
ドンジュに会いたいと思いました。
咲いていた花を摘みました。その時、物音が・・・。
ドンジュが近くに隠れていたのです。
ドンジュかもしれないと、行こうとしたとき、ユルムの仲間の大臣が出て来ました。
ノクドゥが計画と違う行動をしたので、咎めに来たのです。
ノクドゥが大臣と門の中に入ったのを確認したドンジュ。ノクドゥが摘んで指輪にした花を持って行きました。
翌朝、光海君に、ユンジョが脱走したとの連絡が届きました。王妃の仕業だということも。
その姿を、ドンジュが矢で狙っていました。
しかし、ふらついた光海君をノクドゥが支えたため、撃つことが出来ません。
光海君は、ただちに行幸を中止し、都に戻ると決断。
周辺を警戒していた兵がドンジュを見つけ、剣を突きつけました。
身動きが取れなくなったドンジュ。
でも、そこにユンジョが。
ユンジョのお陰で、兵を倒すことが出来、難を逃れました。
この時、2人はお互いの正体をまだ知りません。
ただ、ドンジュは誰かを狙っていて、ユンジョは誰かを守ろうとしているということを打ち明けただけです。
無謀な行為だと、ユンジョは止めました。死ぬことになるぞと。
「すべきことなんです。亡き母と約束しました。家族の仇を討つと。」
でも、ユンジョは言いました。親ならそんなことは言わないと。
どんな非業な死を遂げても、我が子に敵を討てと言う親などいない・・・と。
「私も親であり、それを一番恐れているから。我が息子が報復に人生を捧げるのではないか、身を滅ぼすのではないかと。」
家族の方は、そなたの幸せを願っていたはずだと、ユンジョは言いました。
それが親だ・・・と。
ドンジュは、母の最期を思い起こしていました。
血まみれで息も絶え絶えになりながら、自分を抱きしめてくれていた母。
「今日の事は忘れなさい。全て忘れて生き延びておくれ。」
それが最期でした。
どうやって幸せになれと全て覚えているのに・・・とドンジュは泣きました。
泣きじゃくるドンジュに、ユンジョは言いました。
「説教が過ぎたな。だがよく考えてくれ。本当にすべきか。」
雨が降り出しました。
光海君は一刻も早く都に帰ろうとして、計画には無い山道を選択していたので、足止めをくらってしまいました。
途中の橋が落ちてしまったせいでもありますが、それは、どうもノクドゥが仕組んだ事のようです。
官軍が来る前に、計画を遂行することになったノクドゥたちです。
その頃、ユルムたちは王宮に進軍していました。
内部の仲間が門を開けたため、難なく入ることが出来ました。
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