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30年前の遺骨の復顔作業をジェイと共にしていたサビン。
顔のイメージが出来てくれば来るほど具体的な想像がサビンの頭に浮かびました。
ヒョンビンですね。
そしてスヒョクはヒョンビンと瓜二つですから、どこかで見たことがあると思っても不思議は無いです。
ジョンボムは、サビンとスヒョクのキスシーンを目撃した直後、左目に激痛が走りました。
そのまま自宅に戻ったジョンボム。
戻ってからも、激痛は襲って来ました。
「招待状は送れない。結婚話は破談になった。」
と、スヒョク。
サビン、驚きました。まさか、自分のせい?・・・と。
それしかないでしょ。
黄色い傘がポストの中から見つかりました。
『チュ・インド』と言うチュ刑事の名前と、襲われた日付が書いてありました。
幸い、チュ刑事は、死にませんでしたが。
傘の先端はチタン合金で作られていました。特注品と言う事です。
短刀と同じだとク刑事は言いました。
ポスト付近に停まっていた車のドライブレコーダーが、黄色い傘を持った人物を映していましたが、顔は分かりません。
ギャラリーの防犯カメラには、ジョンボムの姿が写っていました。
既に、通報者がジョンボムだと言う事も分かっています。
今回も、ジョンボムは有力な容疑者と言う事になります。
しかし、ジョンボムのバイクを追う車があったことも分かっていました。車の持ち主はカン・ドゥチョル。チュ刑事が襲われたギャラリーのオーナーでもあります。
カン・ドゥチョルも怪しいとスヒョクはク刑事に調査を命じました。
カン・ドゥチョルって、以前、サビンとジョンボムの姿を撮っていた人物です。
サンアの手先って感じです。
ここまで来ても、チョン・ソクテはジョンボムを逃がそうと考えているのでしょうか。
スヒョクが、証拠もあると言っても、受け入れようとしません。
ジョンボムは、サビンに正直に話しました。
書店に行ったこと、そこでスヒョクと一緒の所を見たと。
サビン、察しました。
サビンも正直になりました。スヒョクが好きだと言ったのです。
「誰が守ってくれるのか、いずれ分かる。」
と、ジョンボムは言いました。至極冷静に見えました。
実際、目の前でサビンがスヒョクの車に乗るのを見ても、冷静でいられました。
だからと言って、サビンを諦めるなんてことは全く考えられませんでした。
スヒョクがサビンを異常なまでも心配するのは、父と同じように人を信じすぎるからでした。
人を信じすぎて、裏切られ、傷つくだけじゃなく、命を落とすことになるのではないかと不安なのです。
「何が何でも君を守る。」
と、スヒョク。
「私はあなたのお父さんのようにあなたを傷つけない。約束します。」
と、サビンは言いました。
スヒョクがサビンを見つめる目は、とても優しいです。険しく見えるのは、心配したり不安になったりするためなんですね。
ジョンボムの部屋に何者かが忍び込み、サンアがチュ刑事を襲っている写真は全てサンアのPCに転送されてしまいました。
カン・ドゥチョルの仕業ですね。勿論、サンアの指示で。
ジョンボムはサンアが仕掛けたカメラの映像をチェックしました。それに、カン・ドゥチョルが証拠写真を探している様子が映っていたのです。
写真データを転送されたことで、ジョンボムの携帯に保存されていたデータも消えてしまいました。
サビンの写真が・・・。
サビンの快気祝いをレストランの店長とシェフが開いてくれました。
が、2人は仕事があるので、結局、ジョンボムとサビン2人でお酒を飲むことに。
ジョンボムは、サビンに言いました。
幸せそうに見えた・・・と。だけど、実は心臓移植を受けていて、保護者のような店長たちは前科者、父親は病気で、母親は生まれた時から知らないサビン。
「それは、あなたも幸せになれると言いう意味よ。」
と、サビンは言いました。
そして、捨てたいモノがあるなら、私に話して・・・と。過去の重荷を吐き出させて、軽くしてあげたいと思ったのでしょう。
「15歳の時、何があったのか、話してくれる?」
ジョンボムは、サビンに話しました。
15歳の時の真実を。
少女が転落したのは、事故だったのです。
ジョンボムの事を好きだったのでしょう。ジョンボムに振り向いてもらいたいと思ったのかもしれません。
しかし、ジョンボムを見つめているうちに、自分に対して無関心なのではなく、何も感じない人間なんだと言う事が分かったのです。
それを、ジョンボムにぶつけているうちに、バランスを崩し、足を踏み外して転落してしまったのです。
ジョンボムは、この衝撃的な事件が目の前で起こった時初めて自分は普通の人とは違うと分かったようです。
死んだ動物を埋葬してあげたのも、死の世界があると信じていたからです。動物たちは、その世界にいる方が幸せになれると思ったのです。
この時3日間遺体と一緒にいたのは、少女が生き返ると思ったからでした。
何故殺人を認めたの?とサビンが聞きました。
殺人は俺に自由を与えてくれるからと、ジョンボムは答えました。
「生まれながらの殺人者はいない。恐ろしいと感じた筈なのに誰にも言えなかった。叱ってくれる人もいなかった筈よ。兄に洗剤を飲ませる弟や息子が殺人者だと言う思いを拭いきれない父親、お母さんは違うの?」
私と家族になる?と、サビン。
味方になって叱ってくれる人、オジサンたちとも家族になるのよ・・・と。
ジョンボムは頷きました。
記念に一杯・・・とまたお酒を飲み始めました。
サビンが眠り込んでしまいました。
肩を貸したジョンボム。
感情が無いと思っていた自分にも、これが愛というものなんだな・・・と思える感情が芽生えている事に気づいていました。
目が熱くなって、口が渇き、息苦しくなり、心細くなる。こんなに近くにいるのに、いつか去ってしまうのかと怖くなる。
家族じゃなくて、恋人になって・・・と呟きました。
そして、そっとkissしました。
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