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ロボットじゃない~君に夢中!~ DVD-SET2 |
クリエーター情報なし | |
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン |
レビュー一覧は、こちらから。
思わず、くすっと笑えるシーンの連続で、楽しく視聴できます。
ホン博士たちサンタマリア研究所の研究員は、資金難から、時々バッテリーが上がって停電したりするという悪条件の中、ロボットの研究を続けて来ました。
アジ3の成功を信じてる彼らは、ミンギュのテストを終えたら、必ず開発費を支払ってもらえると確信していました。
そうしたら、新しい研究所に引っ越し、新しいロボットの研究に着手出来ると、喜んでいたのです。
ところが、ちょっとした手違いで、アジ3が壊れちゃった。
部品が届くのは、どんなに早くても明後日と分かり、テストを延期してもらおうとしたのですが、ミンギュは聞く耳を持ちません。
明後日には、デヤン造船のサンタマリア研究所は他の会社に売却されることが決まっていると告げました。それを取りやめるのには、アジ3がミンギュのテストに合格するしかありませんね。
ジアは、兄の家に居候しています。
兄嫁は、ジアの友人だということもあって、気苦労することは無さそうです。
でも、兄ジンべは、妹が就職もせず自分で事業を始めようとしてるのが気に入りません。心配しているのです。
今回、兄嫁から1000万Wもの借金して事業計画を進めようとしてる事を知り、激怒。派手な喧嘩になってしまいました。
そのまま家を飛び出したのですが、1000万Wを用立てる充てもありません。
そこに、ホン博士から連絡が入ったのです。
なんと、ホン博士とジアは、元恋人同士だったんです。
ホン博士は、ジアに似せてアジ3を作ったわけで。と言う事は、口では未練なんて持ってないと言ってますが、充分未練があるように思えますけど?・・・。
ジアも、何だか未練が残ってそう・・・。
部品が届いて、アジ3の修理が終わるまでの間、ジアにアジ3の代わりをしてほしいと頼んだホン博士。
その報酬が、1000万Wと聞き、ジアはつい、了承しちゃった。
その頃、ミンギュはネックレスを探しまわっていました。
大切な物らしく、血相変えて捜してます。自分の周囲で見つからないので、ジアが首を掴んだ時に、盗んだと思いこんじゃった。
で、何度も連絡して来たのですが、生憎その時、ジアはアジ3になるための特訓中。
連絡がついたのは、ジアがアジ3として、ミンギュの家に運び込まれたその時だったのです。
ここからが、ミンギュとジア・・・偽アジ3との掛けあいの面白いシーンです。
ミンギュはIQも高く、仕事に於いては物凄く優れているのですが、人と触れ合った経験が無いため、人間離れしてるんですね。純粋と言うか、普通の人なら絶対に疑うような事を、信じてしまうのです。
一旦、アジ3がロボットだと分かったら、目の前に立ってるのが、人間のジアだとは思わないんです。
“ご主人様”と言うのが、あの手数料を踏み倒した相手だと分かり、思わず本音が口を突いて出てしまったジア。
ばれちゃった・・・と監視してるホン博士たちは皆、頭を抱えたのですが、
「友達モードになってしまってるようなので、再起動したら、普段の運営モードになります。」
などと言う、ホン博士の言葉を信じちゃうんですよ、ミンギュは。
で、首の後ろにある電源を入れ直してください・・・なんて言われて、素直にボタンを押すわけです。
ジアには、アジ3と連動して情報が送られてくるようになっていました。
だから、どんな難しいテストにも、答えられる筈だったんです。
ところが、研究所がまた停電しちゃった為、それらの機能が全部停止しちゃった。
ジアはジアの能力でテストを受けるしかなくなったのです。
今度こそ、ばれた・・・と思いますわな。
でもね、ばれないんですよ。
ジアがヤケクソで答えた事が、ミンギュには物凄く新鮮で、且つ、深い知識からのモノだと思えてしまったのですよ。まったく・・・
そのうち、ミンギュはやはり何かアジ3に違和感を感じ始めました。遅いよ・・・
胸が大きくなってる・・・って。そこかい
バッテリーが膨張したのかもしれないから、見せろ・・・と来たよ。
慌てたジアは、思わず叫んじゃった。
「このイカれ野郎キツネが化けた様な美しい顔して変態サイコ界の新星?脳みそが家出したんじゃないの?頭から落ちる痛さを味わってみたい?クソッタレ
」
この瞬間、電源復活。
ホン博士たちは、今度こそばれたと凍りつきました。
ミンギュが連絡して来ました。
おそるおそる電話に出たホン博士。もう正直に謝るしかないかと思ったその時、ミンギュが言ったのは、
「バッテリーを安物にしたでしょ。」
という言葉。だから、発熱して膨張したのでは?・・・なんてね
その言葉に乗っちゃったよ、ホン博士。
「そーなんです。稼働時間を長くしようと思い、高性能のモノにしたら大きくなりました。」
バカじゃないの?・・・とジアは心で呟きました。
ミンギュは、それで納得しちゃったんだから、そー思っても不思議は無い。
ところで、ジアの兄ジンべは、KM金融の調査チーム長をしています。
ミンギュの直属の部下のようですね。
社内の不正等を調査しているようで、今回、社会貢献チーム長が支援事業で賄賂を受け取っていたという情報を掴みました。
報告を受けたミンギュは、すぐに首にしろと指示しました。辞めなければ、訴えると言えと。
あいやぁ~っ、辛い立場だね、ジンべ。
おまけに、もう一人訴えたい人がいるとミンギュが言いだしましてね。ネックレスを盗んだチョ社長だと言いました。告訴の準備をしろと。
その話を聞いたジアは、慌てました。
で、アジ3にどう思うかとミンギュが聞いた時、本モノのアジ3は、罪に問うべきだと答えたのですが、勘違いや誤解が無かったか、再検討した方が良いと言いました。
その答えが気に入らないミンギュ。
持病の薬を飲んだら、喉に詰まらせちゃった。
なにせ、数が多いんですもん。よく詰まらせてるんですよ。
それを見たジアは、思わず駆けよって、ミンギュの背中を一回叩きました。
それで薬を吐きだしたのを見て、今度は優しく背中を撫でてあげたのです。
「君は、今、僕に何をした。」
ミンギュは、ジアを見つめました。
その目、表情の中にある感情を、本モノのアジ3は分析できませんでした。データが無かったのです。
ジアは、咄嗟に答えました。
「人間の様々な表情が入力されています。ご主人様は応急処置が必要な状態でした。ご主人様のためにたくさんの事をします。」
思わずミンギュはジアの方に人差し指を差し出しました。
それを、ジアは、両手で包みました。アジ3のように、人差し指を突き出す事はしませんでした。
おいおい・・・アレルギー反応は
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