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銃撃事件に関わった者たちが次々に殺されて発見されているのを知ったウンボとワルは、王さんの元に急ぎました。
そこで、王さんの遺体を発見したのです。
次は芙蓉客主か・・・と恐怖におののく二人。
そこに、何者かが。
慌てて隠れたものの、見つかるのは時間の問題。
ワルが囮になって、ウンボを逃がしました。
ところが、賊の投げた剣がウンボの腕を斬った
捕まるかと思った時、助けてくれたのが、ジェファ。
この場に居合わせたのは、偶然?それとも、芙蓉客主を探ってた
そのまま意識を失ってしまったウンボを、ジェファは自分の屋敷に担ぎ込みました。
ジェファは、明るいところでウンボを見て、つくづくその美しさに見惚れてしまいました。
その気持ちを全く隠さず感嘆するのが、可愛いんですけど。
でも、裏の顔がある事を忘れちゃいけませんね
立て続けに起こる殺人事件が、全て狙撃事件と関りがあると、ギョンは考えました。
殺された人の遺体から取り出した弾が、自分を撃ったものと同じだったからです。
義禁府の兵たちの中にも間者がいると思われますから、動きを悟られてはいけません。
幸い、ウンボの傷は浅く、すぐに意識を取り戻しました。
おなかが減った・・・とウンボは泣きながら言いました。
自分が王さんの情報を売ったがため、姉をはじめとし、王さんやたくさんの人が命を失ったことを思うと、後悔の念が押し寄せて来るし、物凄く辛いんだけど、こんな時でもお腹は空くんだ・・・と思ったのです。
こういうところ、ウンボの性格がよく表れています。困難や苦しみに遭おうと、生き抜く強さ、たくましさを持っているのです。
ギョンは夢を見ていました。揀択の場で、ウンギに瓜二つの女性と会う夢です。
予知夢を見るの?ギョンは。
ギョンは、何としても犯人を捕まえてカン・イスを助けたいと思っていました。
しかし、信用できる人が宮中にいません。
ハン・モが芙蓉客主の存在を思い出しました。ファン内官もその名前を知っていました。
ギョンは自ら赴いて、情報を収集するよう依頼しようと考えました。
元気になったウンボが帰ろうとしたら、ジェファが後をついて来ました。
いくらお礼は必ずするとウンボが言っても、名前すら教えてくれないんじゃ、それが本当かどうか分かりませんもんね。今別れたら、もう会えないかもしれないと、ジェファは思ったのです。
ジェファは、ますますウンボに惹かれて行きました。
何故追っ手から逃げていたのか、何故聞かないのかと、ウンボが問いました。
それには答えず、ジェファは帰るところはあるのかと、反対に聞きました。
「ただ寝るところではなく、あなたの帰りを待つ人がいる場所があるのですか?」
その瞬間、ウンボは囮になってくれたワルの事を思い出しました。
挨拶もそこそこに、ウンボは駆け出しました。
芙蓉客主に戻っても、ワルの姿はありません。
途方に暮れていたその時、ハン・モと一緒にギョンが来ました。
ギョンは、親迎の行列を襲った犯人を見つけてくれと言いました。
誰にも口外してはならないと、ギョンは言いました。
で、出て行こうとしたのですが、ふと、立ち止まりました。相手の声が気になりました。ウンギの声と似てると思ったのでしょう。
でも、まさか・・・と思い直し、出て行きました。
ウンボは、依頼人を確認しようと思いました。
で、先回りして、そっと顔をチェック。
気付きました。
遺体安置所で、生き返って自分を抑えつけた王だと。
余談ですが、この時のウンボの走り、見事です 韓服を着ての全力疾走です。それも女性。とにかく、お見事の一言に尽きます。
先回りしたウンボは、すれ違いざまにわざと肩をぶつけ、扇子で顔を半分隠した状態で言いました。
「芙蓉客主は危険です。南山にあるお堂で3日後に会いましょう。」
ウンボは、この一件をペク・チャヨンに告げました。王が銃使いを捜していると。
そして自分は芙蓉客主で仕事をしていると。
姉を殺した犯人を王が捜していると知り、ウンボはほっとしました。そしてできる限りの協力をしようと。これが、両親を救う唯一の道だと思いました。
ギョンは、カン・イスを流刑に処そうとしました。
しかし、そうなると、またいずれ都に戻ってくるに違いないと領議政たちは考えました。
何としても始末しないと・・・と考えた彼らは、姑息な策を練りました。
カン・イスが開化の思想を持ち、それで儒生たちを教化しようとしているとギョンに訴えたのです。
王妃にも同じ教育をしていたと一人の女官が証人として出て来ました。勿論、作り話です。
王の意見を受け入れ、命まで奪おうとは思っていなかった大王大妃も、これには激怒。
ギョンも、反論のしようがありません。開化の思想を持っていたのは知っていましたしね。
ギョンは、女官が嘘をついていると察していました。でも、女官を追及すると言う事は、大妃にも影響が及ぶのは必至。それは出来ませんでした。
ウンボは、山の猟師が関わっていると言う情報を得ました。
それを王に伝えれば、犯人確保も時間の問題だと思いました。
でも、昂るウンボに冷や水をかけたのが、ペク・チャヨン。
例の、10年前カン・イスの罷免を要求した者たちの署名を見せました。その最後に、ギョンの名前があるのを、ウンボは見ました。
忘れもしない、あの名前です。10年前、本人が教えてくれた文字でした。
「王を信じるのか?」
ペク・チャヨンが言いました。王を信用してはならないと。
約束の日、ギョンはお堂に現れませんでした。
出仕したペク・チャヨンに、左議政が声をかけました。
カン・イスが死刑になると。
「王が偽善者だと知っていただろう?カン・イスが王の犠牲になるのは、これで2度目だ。」
愕然とするペク・チャヨン。
ギョンは、10年前と同じことを自分はしてしまうのか・・・と悩みました。
そして、決心しました。カン・イスを逃がそうと。
ペク・チャヨンを呼びました。
脱獄に協力してほしいと告げたのです。
でも、これは領議政たちに気づかれてしまいました。
牢を火事に見せかけて罪人を一旦牢から出しました。
そして、待っていたペク・チャヨンと共に、カン・イスを逃がそうとしたのですが、あっという間に、領議政の手の者に取り囲まれてしまいましたよ。
カン・イスとペク・チャヨンは捕まってしまいました。
誰の手引きだと、領議政たちは拷問を加えようとしました。
そこに、ギョンが。
「私だ。私が脱獄を企てた。」
領議政が得意げな表情を浮かべました。
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