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まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』9話まで

2016-11-30 09:04:55 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                  

レビュー一覧は、こちらから。

 

ソは、人々の歓喜の中、儀式を進めました。

雨はますます激しくなり、民は大喜びで雨に濡れました。

 

ユ氏は、悔しそうに唇をかみしめ、とうとう儀式の場から出て行ってしまいましたよ。

ヨがチャンスを逃した事に激怒したのです。

まさか、雨が降り出すとは思ってもみなかったでしょうが、あのままヨが祭主を務めていれば、ヨこそが天の意志を表す者として、正胤交代のチャンスも出て来たかも知れませんからね。

これではそれは望みようもありません。

 

皇子たちも、これでソに対する見方が変わりました。

 

スだけが、呆然としていました。

ソが光宗・・・、兄弟を皆殺しにする光宗・・・と。

ウクが、雨が降った事で、還俗が可能になる・・・と喜んで言うのも、耳に入らない状態です。

「私の所為で皆殺しに?あの人・・・私の所為で・・・皇子様は死なないで。」

ソを見つめながらうつろに呟くスを、ウクは見つめるだけでした。

 

「皇子ワン・ソ、国を救った。」

と、ワン・ゴンが嬉しそうに言いました。

「正胤に代わり務めました。」

と、ソ。

お前の顔を見るのは、何年ぶりか・・・と感慨深げにワン・ゴンが言いました。

「ご心配おかけしました、父上。」

ソが“父上”と呼ぶのも、いったい何時以来だったでしょう。心を込めて言うソでした。

「今後は素顔で堂々と生きよ。国を担う正胤を助け、活躍してほしい。父は信じているぞ。」

ソは勿論、ワン・ムも、ジモンも嬉しそうでした。

 

スが不安に押しつぶされそうになっているのを見て、ウクは言いました。

ソの顔に触れたのは問題だが、良い事をしたのだから問題は無いし、ソは正胤の代役をしたのだから、何も変わらない・・・と。

それを聞いてスは、少しだけほっとしました。

でもやはり不安は消えず、確かめなくては、ジモンの元に走ったのです。

 

「次の皇帝は?その次は?・・・。」

と矢継ぎ早に突然聞いてきたスに、ジモンは一瞬驚きましたが、冷静に答えました。

「何もなければ、正胤が継ぐ。」

そして、

「光宗と言いましたよね、ソ皇子様の事を。」

スは、慌てて、うっかり出た言葉だ・・・と誤魔化しました。

ジモンは、話し出しました。4~5歳のころ、水におぼれて一度死んだと思われたが・・・いや、死んだが、一日で生き返った・・・と。母に別人になったようだと言われた・・・と。

スと・・・いえ、ハジンと同じ経験です。

夢かうつつかわからないが、時々頭の中に甦る光景がある、人を乗せて空を飛ぶ鳥や動く階段や部屋、高くそびえる家には人々が住む・・・。

現代です

この人も?・・・とスは驚きました。

「あなたも一度死んだそうですね。」

ジモンが言いました。何もかも分かってるというような眼差しです。

「本当に知りたい事を質問してください。」

“ソ皇子が光宗で皆殺しに?”“ウク皇子はどうなりますか?”

たくさんの質問がスの頭にありましたが、言葉になったのは

「私はどうすれば?」

と言う一言だけ。

「何もしないでください。何もしてはいけません。何を見ても放っておくのです。」

「変えられたら?今後、事故も防げますし、悪いことを良い事に・・・。」

「あなたは、ソ皇子の顔を変えました。」

「皇子様の未来が変わりますか?。」

おそるおそる聞いたス。でも、ジモンは、それは分からない・・・と言いました。万事流れに任せるのです・・・と。

 

スのソに対する態度が変わりました。

恐れはじめたのです。

ただ、何年かぶりに父と呼んだ・・・としみじみと喜びを語るその表情からは、兄弟を殺すことなんて想像が出来ないのです。

関わるなとジモンには言われたけど、もしかしたら自分が関わる事でその歴史が変わるかもしれない・・・とスは思いました。

 

雨が降ったことで、ワン・ゴンは祝いをどうするか考えていました。

で、パク将軍の娘スンドクの婚姻を考えたのです。パク将軍は、良い機会だと捉え、ウンとの婚姻を望みました。

それが娘の揺るがぬ想いだからです。

あまりにも正反対な二人ゆえ、ワン・ゴンは驚きましたが、快く許しました。

 

ところが、ウンは、それを拒否。

皇帝に背くなんぞ、命にかかわる事です。

ワン・ムがとりなし、ウンは渋々それを受ける事にしたのですが、式の当日、部屋から出て来ません。

スンドクは、スを呼びに来ました。

スしかウンを説得できる人はいないと考えたのです。ウンの気持ちを充分分かっているのです。

 

スは、ウンに会いました。

ウンの自分に対する気持ちを知っていると言いました。

だったら・・・と側室にならないかと言うウン。でも、断りました。

今でも大好きだと言いながら・・・。

ウンは、スの気持ちを理解し、婚姻を受け入れました。

 

ウンの婚姻準備で、茶美院は大忙しとなり、スの還俗は不可能となってしまいました。

それを告げるウクも辛そうですし、スは希望が消えたと、流石にショックを受けました。

「皇子様が待って下さるなら、私は待てます。」

不安だとは言えなかったのです、スは。すれ違いになってしまいそうな不安がスの心を過ぎったのです。

 

オ尚宮は、スに、ソと距離を置くよう言いました。

スが傷を隠したことで、ソが近づくのは想像が出来たのでしょう。

「あの方の人生を変えられても?」

と、スは聞きました。

「人の力で人は変えられない。誰かを変えられるとは思わないように。」

 

ワン・ゴンは、ヨに、各地方を回り、浦を点検せよ・・・と言いました。浦とは、国で徴収した穀物を保管する水路に置かれた要衝地の事です。

そして、これまだヨが担当していた軍需品の管理は、ソに任せると言ったのです。

ヨはショックを受けました。ワン・ゴンが自分を捨てて、ソを重用しようとしている・・・と。

 

突然、ソは、ユ氏やヨ、ジョンと一緒の食事の席に呼ばれました。

かつてない事です。

これまでの事を水に流し・・・とにこやかに言う母に、つい、ソも心がほぐれそうになりました。

ところが、彼女には魂胆があったのです。

ワン・ムを殺せ・・・。

これからムの傍に居る事が多くなるソは、適任者だと言うのです。

 

ショックを受けたソ。そして聞いていたジョンも、あまりに事に、ショックを受けました。

やっぱりね・・・とソは思いました。

この母が、突然自分を息子扱いするなんて、あり得ないと思いました。

 

スに会いたいとソは思いました。

 

スは、やはり気になって眠れないでいました。

で、部屋を出たのです。

そしたら、突然、ソがバックハグ

ソは、スに癒してほしかったのです。

だけど、スはその時、そんな心の余裕は無くて・・・。

ソを拒絶したのです。

突然、自分を拒絶し、怖がるスに、ソはいっそうショックを受けました。母ならともかく、スだけは違うと思ってきましたから。

スだけは、自分の傷を怖がらず、真っ直ぐに見詰めてくれましたから・・・。

「俺を避けるな。遠くへ行けと言うな。不幸をもたらすと獣扱いするな。お前だけはダメだ。お前は俺のモノだから。」

私は皇子様のモノじゃありません・・・とス。

ソは、そんなスにkissしました。

あいやぁ・・・

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