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何か、オチがあるかと期待したんだけど。
ありませんでしたね。
スンヒョの言葉は有権者である他の医師たちに影響を与えたようで、結局、チュ胸部外科長は落選。
新院長には、オ神経外科長が決定しました。
噂はあっという間に病院内に広まり、会う人ごとにお祝いの言葉をかけられ、徐々に気持ちは高まって行き、自室に戻った時、スンヒョからの祝辞をカン秘書から伝えられた瞬間、マックスに!
でも、冷静になるよう自分に言い聞かせ、診療を開始しました。
副院長に、引き継ぎをと、院長室に呼び出しました。
副院長は煮えくり返る気持ちを必死に押さえてやって来ました。
でも、まだ部下に対する態度です。
資料も投げ出すように差し出しましたよ。
ま、オ新院長も負けてはいません。頭も切れます。
副院長がスンヒョのやって来たことの裏をしゃら~っと他人事のようにチクリましたよ。
でも、オ院長は、スンヒョだけでなく、副院長も関わっていたと察し、自分は責任逃れするつもりかと指摘しましたよ、あっさりと。
あれこれと関わっていた証拠を挙げられ、副院長は計算が外れたようです。
私を見下しているんですか?こんなことに従えと?と、オ院長。
そして、無期停職処分は撤回しないとの決断を示しました。
副院長、完全に負けましたね。
それでも悪あがきしました。
「この病院の代表は私だ!私以外に有名な医師がいるか?」
と叫びましたよ。そしたら、冷静にオ院長が言いました。
「患者たちはサングク大だから来るんです。あなたなんか、誰も知りませんよ。私たちがいなくても、この病院は潰れません。せいぜい部下たちが喜ぶくらいでしょうね。」
素晴らしい!(σ≧▽≦)σ
ソヌは審査を終え、本来の勤務先に戻ることになりました。
スンヒョに挨拶に行きましたが、生憎外出中。
カン秘書に挨拶し、一つお願いがあると言いました。
副院長の件を通報したのが誰かという問い合わせがあるけど、こちらからは言えないと。ファジョングループほどの大企業なら、調査する力はあるだろうけど、カン秘書ならばどう収拾すれば良いかお分かりかと・・・と。
カン秘書は何も答えませんでしたが、ソヌの言葉で、それがジヌだと察しました。
そして、後に、スンヒョに聞かれても、答えませんでした。
ソヌはその足でジヌに会いに行ったのですが、ノウルがいるのを見て、引き返しました。
で、チュ胸部外科長の元を訪ねたのですが、それをノウルが目撃しちゃった。
ノウルは思い出しました。以前、チュ胸部外科長と知り合いなのかとソヌに尋ねた時、ソヌは何も答えなかったことを。
気になりました。その他にもソヌが嘘をついていた事を知ってますから。
何かあると気づきました。
そして、調べて見つけたのです。
ソヌは“血栓後症候群”と言う病気だったのです。
それも、かなり進んでいる状態でした。
チュ胸部外科長は、休職し治療に専念してはどうかと言っていますが、ソヌは拒否しています。痛みは無いとソヌは言いますが、チュ胸部外科長はその言葉を信じてはいない様子です。それほどまでに、悪いのでしょう。
ノウルはすぐにチュ胸部外科長に話を聞こうとしましたが、なかなか捕まりません。
オ院長は、スンヒョに会いに行きました。
スンヒョは、これまでのオ院長の態度と違うのに、少々戸惑いました。
でも、男性とは違った難しさがあることに、すぐに気づかされました。
薬品会社の実情を知った上で言いました。
「国政監査に引っ掛からないようにしてください。私は、恥をかくのが大嫌いなんです。またサングク大学病院が何かしでかしたと噂されたら、プライドが傷つきます。」
そして、スンヒョがファジョン生命の保険に患者を加入させる計画を話すと、条件を出しましたよ。高価な機器の購入です。
交渉術もなかなかのもんです、オ院長。あのスンヒョを苦笑させるくらいですから。
ジヌはチュ胸部外科長と食事しました。
ジヌは彼の中に亡き院長の姿を重ね合わせているのかもしれません。
亡き院長が招聘した理由が何かあると考えていますしね。唯一、心置きなく本音を話せる相手ですし。
病院に戻ろうとした時、ノウルが来ました。
チュ胸部外科長に話があると察したジヌが先に病院に戻りました。
ノウルは言いました、ソヌの病気はかなり進行しているのですか?と。
前置きも何も無く、要点を突きつけたノウル。
医師相手に隠せないと思ったのか、チュ胸部外科長は正直に話しました。
痛みとむくみを繰り返している・・・と。
「もうじきコントロール不能になる。手術しても無駄だ。療養しかない。彼は歩けないから悪化する一方なんだ。血栓が詰まったら、足を切断するしかない。完全に閉塞するのは、長くとも10年から15年だ。その前に肺閉塞症を起こしたら、終わりだ。」
ショックのあまり、ノウルは何も言葉が出ませんでした。
ジヌのところに駆けて行きました。
血相変えて涙ぐむノウルの様子を見たジヌは、驚き、何があったと聞きました。
でも、ノウルは話せませんでした。
自分以上にショックを受けることは間違いありません。言えませんでした。
患者のことだと誤魔化して、背を向けました。
送って行くと言うジヌに、ソヌと会うからと嘘を言って。
この二人を、スンヒョが目撃。
おまけに、直後、ノウルが車の中で泣いているのも見てしまいました。
スンヒョは一旦通りすぎた車を停めさせ、ノウルの元に戻りました。
どうしたんですか?と聞かれ、ノウルは患者が辛そうだからと答えました。
「患者は辛いものでしょう。フラれるのも辛い。」
と、スンヒョ。
彼は、ノウルがジヌに告白したものの、フラれたと思い込んだのです。ま、二人の噂を聞いてますからね。
は?・・・と言う感じのノウル。
でも、スンヒョのお陰で幾分気分転換できたことは確かです。
例の保護犬がスンヒョのところで飼われていることも知りましたし。
ちょっと得意気に犬の写メを見せるスンヒョが可愛い(* >ω<)
そして、スンヒョも、ノウルが告白したわけじゃないと知ったので、ほっとしたかな?
自宅に帰ったジヌは、いると思ってたノウルがいないことに不審を感じました。
もしかしたら、喧嘩したのか?とソヌに聞きました。
「喧嘩なんかしてない。告白したんだ。」
と、ソヌ。
後悔するかもしれないと思って告白したけど、告白したことを後悔するかも・・・と。
そして、返事がどうだったか聞かないのか?とソヌが言うと、二人の事だからと、ジヌ。
「兄さんに迷惑をかけるかもしれない。ごめん。」
なんで謝る?!と、ジヌは怒ったように言い、ソヌに布団をかけました。
一生、こうやって二人で暮らそう・・・ジヌが言いました。
ジヌは悔しくて悲しくてたまりませんでした。何故、ソヌがこんな目に?!と言う思いが改めて彼の頭の中を駆け巡りました。
病院では、あの少女の臓器摘出が行われ、他の患者にそれらの臓器が提供されました。
その一部始終を、ソヌ・チャンは見守りました。
なのに、提供を受けた患者側から感謝されるのは臓器移植センター長なんです。彼にお礼を言う人はいません。一番大変な思いをしたのは、彼なのに。
達成感はあるかもしれませんが、報われたという思いは感じることが出来ないかもしれませんね、彼の場合。
医療センターの起工式が行われました。
スンヒョが契約を取り付けた、あの老人の土地でしょうかね?
ファジョングループのチョ会長はもとより、スンヒョやオ院長も出席する大がかりな式典でした。国内最大規模といいますので、当たり前かな。
その時、チョ会長にQL電子のホン会長から電話がかかってきました。
スンヒョにはそちらが気になりました。
ホン会長との交渉は困難を極めているようですからね。
ある夜、救急患者が運ばれて来ました。他の病院からの転院で、既に意識を失っているんだとか。
頭に裂傷があるその患者には、転院理由とか症状が記載される所見書すらありません。
ジヌたちは、必死に診察しました。
ところが、あっという間に患者は心肺停止状態に。
その直後、誰も指示していないのに、遺体を移送する者が来て、遺体をどこかに運んで行っちゃったんです。
ジヌたちは必死に病院内を探しました。
そして見つけたのは、なんと、手術室。
いったいどういう事?と、ジヌたちが呆然としているところに現れたのは、オ院長。
「出ていって!」
と、オ院長。手術着ですけど・・・。
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