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僕は彼女に絶対服従 ~カッとナム・ジョンギ~ DVD-BOX1 |
クリエーター情報なし | |
ブロードウェイ |
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始まりは、ナム・ジョンギ=ユン・サンヒョンssiが、ビルの屋上に立ってるシーンから。
今にも飛び降りそうです。ワイシャツの前ははだけ、ネクタイがかろうじて首に巻かれている状態。
“もう僕の居場所はない。この選択しか無いのか。人間の尊厳と価値を捨てることしか”
なーんて考えてます。
いったい何が
時は少し前にさかのぼりました。
ジョンギは後輩に仕事の成果を独り占めされ、その所為で後輩が彼より先に本部長に昇進するという屈辱を味わいました。
でも、人並み外れて小心者ゆえ、抗議することもなく、何事も無かったかのように過ごしていました。
周囲の方が、ムカついてる状況なんですけどね。
自分は心が広いんだ・・・と言い訳をし、自分にも言い聞かせてる状況でした。
あまりにも人が良過ぎて、小心者過ぎて、少々イライラさせられるほどです。
ところが、その後輩がある日業者から賄賂を貰ったと言う事がばれ、警察にしょっ引かれる事態が発生。
それを見て、重役には相応の責任がある事を知り、責任を問われないポスト、それでジョンギは改めて満足した次第でした。
なのに、何を思ったのか、そんなジョンギに大きな仕事が任される事に。
社長直々の名指しでした。
黄金化学との契約の責任者に抜擢されたのです。
新しい化粧品の販売契約ですかね。
まずはプレゼンテーション・・・ということで。
ジョンギは一生懸命準備しました。誰も手伝ってくれないので、一人で何もかも準備したのです。
黄金化学の担当者がオク・ダジョン=イ・ヨウォンさん。
美人でスタイルも良く、能力もかなりの人物。ただ、性格に難あり。
気が強く毒舌レベルは想像以上。
プレゼンに出かけたジョンギと社長、そして部下のパク代理は、知らないとはいえ、ダジョンの評判を彼女自身の前で話題に挙げてしまうんですね。
バツ2で気性が荒く、あだ名は鬼のチーム長・・・なんてね。
じゃぁ、始めましょうか・・・と言われて初めて、噂の鬼チーム長が目の前の女性で、コーヒーを頼んだその人だった事を知った面々。
一気に気まずい雰囲気になり、緊張が走りました。もう遅いよね。
「ご参考までに、離婚歴は2回ではなく、3回です。」
と、ダジョン。
もう期待は無理な雰囲気です。
プレゼンでなんとか挽回しようとしたジョンギ。
自信を持って商品説明をし、サンプルをダジョンに差し出したまでは良かったのですが、なんと、サンプルの瓶が割れちゃってた
実はその日の朝からジョンギは不運続きだったんです。
前の部屋の住人の引っ越しを、ジョンギの部屋だと業者に間違われて、家具を片付けられかけたし、部屋から出ようとしたらその荷持つでドアがふさがれてしまって、出るに出られない状態だったし。
どーにかドアを押して出た時、勢いで転んでしまい、その時に瓶が割れてしまったようです。
その瞬間、ダジョンはプレゼンを中止。
あまりにもぬかり過ぎですよね、実際。ダジョンが立ちあがるのも無理はありません。
必死にジョンギが小さなサンプルを差し出して、使ってもらえれば、商品の良さが分かる・・・と言いましたが、もう無理でした。
ジョンギたちは、ダジョンが交渉を止めようとしているのは、この失態の所為だと思い、商品の質で判断してほしいと食い下がりました。
「私があなたのちっぽけなミスだけを見て判断を誤っていると?一つ目は耐久性の無い容器、緩衝材の意味も無く割れていた。試す必要もないわ。2つ目、ネーミングセンスの無さ。3つ目、競合市場で生き残る為の販売戦略が無い。これで納得できますよね?」
ぐうの音も出ないジョンギたちでした。
そのまま行こうとしたダジョンを引き留めさせようと、社長がジョンギの背中を押しました。
そしたら、ジョンギ、ダジョンにぶつかっちゃって、その拍子に身分証がダジョンのブラウスに引っかかっちゃった。
焦って離れようとした時、身分証がブラウスのボタンを弾き飛ばしちゃったーっ
修羅場ですわ。
ま、これがトドメとなりましたね。
契約は白紙です・・・と冷たくダジョンが言いました。
そして、ダジョンはその足でキム常務のところに報告に行きました。
キム常務がジョンギの会社から賄賂を貰っていると知っていたダジョン。ジョンギたちの社長がそんな話をしていたのを聞いてますからね。
文句を言わず、黙って承認しろと言うキム常務の指示には従えませんでした。
で、大げんかになっちゃったよ。
激しいわ
その後、お詫びに・・・とジョンギがブラウスを持ってやって来たけど、許す気にはなれません。
セクハラに強制わいせつまで・・・と怒りをぶつけた挙句に、目には目を歯には歯を・・・とジョンギのワイシャツをはだけたってわけ。
最初のシーンにつながるわけです。
ま、結局、その時はパク代理が声をかけたために、そのまま未遂に終わりましたが。
この所為で、会社は危機的状況に陥る事は明らか。
社長は暗にジョンギに退職を迫りました。
ジョンギはもう一度だけダジョンを説得しようと考えました。
で、メールを送ったら、ホテルに来いと言われましてね。
ふと頭を過ぎったのが、ダジョンは男好きという噂。そう言う関係になった上で契約を結ぶらしいなんてパク代理がいい加減な情報を伝えるもんだから、ジョンギはそれを真に受けちゃって。
ホテルの部屋に入ったジョンギは、そこで服を脱ぎ始めたのです。
驚いたのはダジョン。ジョンギの行動の理由が分かりませんからね。襲われるかと思ったでしょう。
結局、部屋から追い出され、ホテルの警備員につまみ出されてしまいましたよ。
実はダジョン、ジョンギたちの化粧品サンプルを何度か使ってみてるんです。偶然ですが。
で、その製品の質が気に入ったようなんです。だから、ジョンギにチャンスをあげたのに・・・。
ジョンギは翌日再度ダジョンの元を訪ね、製品の資料を置いて行ったのです。
方法に失敗したけど、商品には自信があるわけです。
だけど、そのまま何の連絡もありません。
結局、ジョンギはこの一件の責任を取らされる格好となってしまいました。
家長として、家族を養って行かなければと言う責任感は強いジョンギ。
一人息子と父親、弟と暮らしています。
父は済んでいるマンションの警備員をしていますが、甲斐性の無いぷー太郎の弟もいるし、自分が無職になるわけにはいかないのです。
だけど、それしか方法は無かったのです。
辞表を提出し、家に帰ったジョンギ。
その時、無くなったと思ってた息子の自転車が隣の新住人の部屋にあると知りました。
考えてみれば、こんな事態になったのも、あの日の引っ越し騒動の所為です。
いつもなら黙ってやり過ごすけど、その日は、黙っていられなくなったジョンギ。
隣の部屋に怒鳴りこみましたよ。
そしたら、なんと、出てきたのはダジョン。
あいやぁ~っです。
ユン・サンヒョンssiの情けなさぶりが半端無いです。
これからどう変わっていくのかが楽しみです。
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