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ムヨンの家のゴミ箱に、女子大生を殴ったトロフィーと誰かの携帯、そして封筒に入った・・・あれはお金なのかな?それが入れられていました。
ムヨンが隠しておいた風には見えません。何故これらがここに?・・・と言う表情に見えました。
ユリは、睡眠剤を服用していましたが、多量ではなく、自殺とは考えられないと医師は言いました。
ジンガンは靭帯を痛め、ジングクは少々擦り傷を負っただけで済みました。
ジングクは、最初、ユリは自分を狙ったと思いました。
なぜなら、少し前、ムヨンを殺人犯だと疑っているとユリに言い、情報をえようとしたからです。隠しだてすると、ユリも罪に問われると半ば脅したような状況でした。
ムヨンを庇うために、自分を殺そうとしたんだと、そう思ったのです。
ユリの車の車載カメラには、ジングクの家の前で何時間も待つ様子、そしてジンガンの後をつけて撥ねようとした様子が残されていましたから。
だから、ユリの身元引受人としてムヨンを呼び、その事実を突きつけたのです。
絶対にムヨンが絡んでる・・・と。
ムヨンは、まさか・・・と相変わらずの手ごたえの無さ。
ジングクは、ジンガンがいつの間にムヨンと親しくなったのかと、気になりはじめました。
だから、ムヨンと親しくするなと厳しくジンガンに言いました。
でも、ジンガンは孤児だからという理由等で親しくするなと言うのは、自分たちを差別した人たちと同じだと言い、聞く耳持ちません。
ムヨンも、ユリの車載カメラの映像で、行動を確かめました。
そして、ユリを問いただしたのです。
のらりくらりとはぐらかすユリでしたが、ジンガンを狙ったと、言葉の端々でムヨンはすぐに察しました。
気分を害したように行こうとしたムヨンを、ユリは必死に止めました。
「好きじゃない、あの女を。気づいてないの?」
ムヨンは、意外な事を聞いた・・・と言う表情です。でも、決して悪い気はしないと言う感じ。
「分からない。考えてみる。」
そう言って行こうとしたムヨンの背中に向かってユリが言いました。
「行かないで。行ったら警察に全て話す。思い出したわ。あの日ミヨンの家の出来事。全部ばらしてやる。」
お好きなように・・・とムヨン。
えやっぱりムヨンが犯人なの
ムヨンは、翌朝、ジンガンを待っていました。
会社まで送ると言って。手を怪我したのを気遣ってる感じです。
でも、本当は自分の気持ちを確かめたかったのでしょう。突然言いました。
「俺と付き合おう。好きだ。」
驚きました、ジンガン。でも、その言葉を真に受けるほどジンガンは子供じゃありませんでした。そして良識もありました。
「どう思おうとかまわないけど、スンアを思うと悲しくなる。常識をわきまえて。」
と、きっぱり。怒ったような目つきでした。
ジングクは、ユリに事情を聞きに行きました。
そこで、狙ったのはジンガンで、殺そうと思った事を聞かされ、激高。
でも、理由は言いたく無い・・・とユリ。
そして、ムヨンがジンガンを好きだと言ったのです。スンアではなく・・・。
ユリの誤解だ・・・とジングクは言いました。
今後も狙わないとは約束できないと、しゃら~っと言うので、ジングクは殺人未遂でユリに手錠をかけて連行しました。
ところが、ユリの車の車載カメラのデータは、既に壊して捨てられてしまっていました。
結局、ユリは証拠不十分で釈放するしかありませんでした。
スンアは、やっと外出の許可が出ました。
で、一気に計画を実行に移し始めたのです。
自分所有のビルを売却し、そのお金を持って、ムヨンとどこか遠くに行って暮らそうという・・・。
ところが、何度連絡しても、ムヨンはメールも見ないし、電話にも出ません。
で、アーツの会社を訪ねました。
すると、既に首になったと言うじゃありませんか。
ウサンの指示でした。
その理由は、チョン社長も同僚も分かりませんでした。
ムヨンの幼馴染のヒジュンだけが知っていたのです。
ヒジュンから事情を聞いたスンアは、ヒジュンからムヨンに連絡してもらいました。自分からの電話に出ないのは、この為だと考えたのです。
久しぶりに会ったムヨンに、スンアは二人で全て捨てて遠くに行こうと計画を話しました。
ムヨンは気分を害したとしても、決して表情には出しません。声を荒げる事も無ければ、勿論相手を怒鳴ることもありません。
スンアが嬉しそうに話す計画を笑顔さえ浮かべて聞いておきながら、さっと立ち上がると、履歴書を書くために家に帰ると言ったのです。
プライドを傷つけてしまった・・・とスンアは思いました。
ジンガンを呼び出して、泣きながらその事を話しました。
事を急ぎ過ぎないで、もっと、あの人の事を見極めてから・・・とジンガンが宥めました。
だって、スンアがムヨンから聞いてる話しは、ジンガン自身が聞いた事とあまりにも違いすぎるから・・・。スンアは本当のムヨンを知らないし、理解していないと思えるから・・・。
でも、今のスンアにはジンガンの言葉は通じませんでした。自分がムヨンを一番知ってて、ジンガンはムヨンを知らないからと思ってますからね。
ジンガンがムヨンを呼び出しました。
スンアのあんな様子を見たら、黙ってはいられません。
スンアをどうする気?・・・とジンガン。何の事?・・・とムヨン。
「本当にスンアを愛してる?」
と聞いたら、なんと、あっさりと答えましたよ、いや・・・と。
スンアにもはっきり言ったとムヨンは言いました。
「この世に愛などない。君も愛してない。」
・・・と。
呆れた表情のジンガンが、聞きました。スンアの心を揺さぶった理由は?・・・と。
「試してみた。」
女性に近づいたり捨てたりするのは自分の勝手で、他人の心はどうなろうと構わないのね?・・・と、ジンガンが聞いたら、そうだとあっさりうなずいたムヨン。
心から誰かを好きになった事が一度でもあるの?・・・とジンガン。
「うん。お前に。」
ちょっと嬉しそうな表情に、ジンガンは失望したようです。
「本当に他人の心なんてどうでもよいのね。」
その目は何だ?・・・とムヨンは一歩近づいて聞きました。
「哀れね。」
そのまま去っていくジンガンを呼びとめましたが、ジンガンは振り向きもしませんでした。ムヨンにはジンガンの表情の意味が分からなかったようです。
ジンガンが家に帰りついたら、門の前にムヨンがいました。
そしてその頃、ジングクがとうとう監視カメラの映像の中に、ムヨンの姿を発見していました。
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