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シノンがソランに言いました、心配だと。
「亡き世子嬪さまの魂を降ろすお前が世子嬪さまに見えるかもしれない。感情を取り違えるのは怖いものだ。」
ソランもそれは十分感じているんじゃないでしょうか。
ホンが見つめる先にいるのは、ソラン自身ではなく、亡き世子嬪だと分かっています。
抱きしめたのも、泣いたのも、世子嬪と見えているからだと。
都承旨は、ホンの命を受け、世子嬪を殺したと酒場で話していたと言う人物を追っていました。
その酒場を訪ねてみると、なんと、女将が首を吊っていて・・・
またそこで捜査は行き詰ってしまいました。
敵が、どんな些細な証拠でも消し去ってしまう輩だと、改めて思い知らされた格好となりました。
ガックリしたホンに、都承旨が言いました。
様々な否定的な噂が立っている王の、本当の姿を民に見せれば良いと。
つまりは、元気だぞと言う姿を見せて、嫌な噂を消し去ってしまおうということですね
講武と言う、軍事訓練を兼ねた狩りを久しぶりに行うのはどうかと、都承旨が提案。
講武を行うのは、7年ぶりでした。
しかし、ホンには狩りにあまり良い記憶がありません。
昔、ホンが狩った鹿を得意満面に見せに行ったところ、世子嬪は見るなり、倒れてしまったのです。
狩りをするなど、残虐極まりない行為だと、意識を取り戻した世子嬪は言いました。
一瞬躊躇したホンを見て、都承旨は、腕が鈍っていると不安なのでは?と、思ったようです。
確かに、久しぶりに放つ矢は、いっこうに的に当たらないホンでした。
ウンジョンは、娘を王妃にしようと考えている良家の婦人の集まりを主催しています。
7年も禁婚令下ですので、王妃になるしか無いと言う考えの者が多いようで、繁盛しているようですね。
とは言いながら、実の娘ヒョニも抜かりなくその名簿に載せていますね。
ウンジョン自身は、元妓女です。
自分の過去を知っている者を脅して黙らせています。
母親が元妓女と分かれば、ヒョニが揀拓に出られないかもしれないようですね。
ある夜、また奇妙な音が王宮に響き渡りました。
ホンは勿論、内官や尚宮たちもざわめきました。
ソランは音のする方に駆け出しました。
音は、ある一角から聞こえてきました。数日前、何かの作業をしていた辺りです。
竹筒のようなモノが埋められていました。音はそこから聞こえていたのです。
ソランは掘り出して、壊しました。
そして、大喜びでホンの待つところに駆け戻ったのですが、勢い余ってホンにぶつかり、2人して池に落ちちゃった
すぐに飛び込んだシノンは、王であるホンではなく、ソランを助けちゃった・・・
ホンは、内官によって引き上げられました。
ま、ホンが気分を害してもしょうがないですよね。
拗ねたホンは、その夜も寝られず、ソランに話をさせました。
ホンは、世子嬪に対しては後悔ばかりが思いだされます。気持ちを分かってあげられなかった・・・と。
「ご存じですか?過去を振り返って悔いる者は、今も後悔を積み重ねている。王様のそんなお姿は、他の者を傷つけます。民たちです。私も民の一人です。」
と、ソラン。
ホンが、突然kissしました。世子嬪にしたつもりだったようです。
正気に戻って、慌てるホン。
ソランは、凍り付いてしまいました。寝たふりするしかなかったようです。
ホンは自分の行動に自分自身が一番驚いていました。
胸がときめいていることも感じていました。
そして、実は、シノンも、ソランにkissしていたんです。
池から助け上げた時、意識の無いソランに人工呼吸をしたので。
いや、この時代にもマウスtoマウスってあったの
ホン、シノン、そしてソランの3人とも寝られない夜になりました。
兵曹判書のチョ・ソンギュンが、ホンの敵対勢力の長のようですね。
王宮の庭に不気味な音の出る仕掛けを作ったのも、彼でした。
今度の講武でも、何か仕掛ける予定のようです。
目的は何
講武の日になりました。
ホンはきらびやかな行列を仕立て、街を練り歩きました。
ほぼ初めて王の顔を見た民たちは、その美貌と健康的な姿に、噂が単なる噂に過ぎなかったと安堵の声を上げました。
ソランは池に落ちたせいで発熱していたにもかかわらず、狩りで得た獲物の肉を食べたいがために、無理やり兵の扮装をして加わりました。
シノンの説得など、まったく効きません。
ホンも、驚きながらも、なんだか嬉しそう。
狩場には、ウサギや雉といった小動物しかいないみたいですね。
が、そこに、突然野生のイノシシが出現。
チョ兵曹判書の計画で、外から持ち込ませたのです。
ホンに危害を加えようって魂胆それとも、ホンの武芸の拙さを暴露させるつもりだったの
そのイノシシが、ソランに向かってきちゃった。
で、ホンとシノンの2人が矢を射たんですが、どっちの矢が致命傷になったのかは不明ですが、とにかく、仕留める事が出来たんです。
チョ兵曹判書たちの策は、失敗に終わりました。
王が大きな獲物をしとめたということで、大宴会が開かれました。
大臣たちは、打って変わったような明るい表情のホンを見て、ほっとしました。
従来ならば、激怒するような大臣の会話も、さらっと聞き流しましたしね。
領議政や都承旨も、ほっとしました。
自分の幕舎に戻ったホンは、そこで高熱を出しているソランを見つけました。
御医を呼べと言うホンを、内官が制しました。
それではソランの存在が公になってしまうからと。
で、村の医者をシノンに呼びに行かせたのです。
ソランは、過労だと医者は言いました。
女官の幕舎に連れて行くと言う尚宮を、ホンが止めました。
世子嬪が体調を崩した時、夫であるにも関わらず、近づく事も看病することも許されなかったホン。
それが今は後悔の一つとなっていました。
だから、自分の手で看病したいと思ったのです。
シノンにも下がるよう言いました。
眠るソランを見て、何故かホンは世子嬪に済まない気になりました。
そっと頬に手を伸ばしました。
その手をソランが掴みました。
「あの時、何故私に口づけを?」
ソランには、ホンが世子嬪の姿を自分に映していたことに気づいています。それでも敢えて聞きました。
夢うつつで・・・とホン。
「夢うつつなら、口づけしても良いと?」
と、ソラン。
掴んだホンの腕を引きました。
ホンがソランにkissする格好になりました。
シノンが見ちゃったよ~っ
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