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イ・ヨンソ=シン・ヘソンさんは、天才と言われた元バレリーナ。
3年前、不慮の事故により、失明してしまい、バレエの道を諦めざるをえなくなりました。
この事故の事は、今でも夢に見るようです。
それ以来、誰も信じず、誰も愛さず、我が儘で情け容赦の無い女主人として豪華な邸宅に住んでいます。
目が見えない分、聴力等の感覚は研ぎ澄まされ、周囲の事を察する能力は相当なもんです。
ある朝、チョン執事が一通の封書を持って来ました。
本当は、隠そうとしたのですが、ヨンソはそれを察して取り上げました。
点字で書かれたその手紙は、ファンタジア文化財団からで、20周年記念パーティの招待状でした。
ファンタジア文化財団と言うのは、ヨンソの両親が作った財団なのかな?
両親亡き後、ヨンソが引き継ぐ筈だったのですが、失明したことによって、叔母のチェ・ヨンジャが団長となっています。
ヨンジャの夫が理事長を務めています。
そして、ヨンジャの長女ルナが副団長、次女ニナがバレエ団のプリマを務めています。
こう見ると、ヨンソの事故はヨンジャ一家にとって権力を独り占めする最大のチャンスだったようですね。
奪われたく無いでしょうねぇ、ヨンジャとすると。
3年もの間、ずっと角膜移植を希望し続け、何度かチャンスがあったようですが、それが何らかの理由で毎回断念せざるを得なくなったのも、どうもヨンジャのせいみたいです。
ヨンソを父親代わりに見守り続けて来たチョ秘書はそれに気づいています。
一方、天使のダン=エルssiは、一つの任務を終えていました。今回の任務と言うのは、売られようとしていた犬たちを救出すること。
そして、一匹の弱っていた犬を天国に送り、任務完了です。
いよいよ最後の任務。
受け取りに行った公園で、ダンはヨンソに会いました。
ヨンソは角膜移植がだめになった事で落ち込む気分をはらそうと、愛犬と散歩に来ていたのです。ジョギングかな?
その時、二人の男性に目が見えないことでいちゃもんつけられてしまいましてね。
ダンが手助けしようかと思ったけど、ヨンソはあっという間に二人とものしちゃった。お見事!と、ダンは思いました。
気丈に見えて、実はヨンソ、相当落ち込んでいました。
歩きだし、橋に差し掛かった時、思わず、泣き出してしまいました。
実は、ダン、ヨンソを以前見かけていたようです。
今立ってる橋から、以前落ちた事があったのです、ヨンソは。
目が見えなくなってまだ間が無かった時のようです。
目など見えなくても、ちゃんと踊れると、欄干の上に立って踊っていたのですが、やはり無理で。
踊れないくらいなら、そんな暗黒の世界で生きたくはない、ヨンソはそう思ったのです。
ダンがそっとヨンソにkissしました。
“愚か者よ。人間は息をしなきゃ死ぬ”
その声が聞こえたように、ヨンソはダンの方を見ました。
ヨンソが座ったベンチの隣に腰かけたダン。
その時、最後の任務が届きました。葉っぱに書かれるのです。
それを取ろうと手を伸ばした瞬間、ヨンソが声をかけてきたのです。
誰?と。
ヨンソは天使のダンの存在を感じ、聞こえる筈の無い声まで聞き取りました。
この時のダンの焦り方が笑えます。
ダンがヨンソの態度を注意しました。神など信じないと言ったから。
「神はいるわ。でも悪いやつよ。祈っても無駄じゃない。一度も聞いてくれない。父が死ぬ前に会わせてくれと祈っても、目じゃなく、手か足と引き換えにしてと祈ってもダメだったわ。神なんてそんなものよ。」
ダンは呆れたように言いました。
「悲劇に見舞われた人でもそこまでひねくれない。橋から飛び降りもしない。」
自分の事を知ってる!と、ヨンソは察しました。
あなたは誰?誰の指示で来たの?
ヨンソはそう言ってダンの体をつかみました。
え?つかめるの?
と、ダンはまたまた驚きました。
その時、チョン執事がヨンソを呼びました。
その隙に、ダンは逃げ出しました。ハンカチを落としたまま。
勿論、チョン執事にはダンが見えません。
チョ秘書は、ヨンジャに角膜移植を阻止していることを知っていると匂わせました。
誰かの不幸が誰かの幸せになっていると。
そして、今回は捜査してもらうと。
ヨンジャ、慌てました。
チョ秘書は担当医師をはじめとして、調査を進めていました。
それを知ったヨンジャは、医師を脅しにかかりましたよ。秘密を漏らすなと。
1話、ここから後が、何故か視聴不能。
よって、動画サイト等でざざーっと見したのをまとめることにします
断片的な動画しか見つけられなかったので、想像の部分も多いです。
20周年記念パーティ、ヨンソは出席しました。
来るとは思わなかったヨンジャ、表向きは大喜びの体を示しましたが、その本心をヨンソはちゃんと読んでいます。
ヨンソは、壇上で思いの丈を話しました。
その日が両親の命日だということ、自分は絶望して死のうと思った事もあること。ニナはずっと自分の影だったけれど、自分がいなくなったお陰でスポットライトを浴びられるようになったこと等々。
その様子を遠くから見つめていたのは、チ・ガンウ=イ・ドンゴンssi。
そのパーティの帰り、ヨンソとチョ秘書は事故に遭いました。
怪しげな男が車の陰から出てきてましたから、あれは、何かを操作されたんでしょうね。
いつも死にたいと思って生きてきたヨンソ。
でも、本当に死ぬと思った瞬間、生きたいと思いました。
信じていなかった神に祈ったのです。
そして、人の生死に関わってはいけないと言うキマリを破って、ダンはヨンソを救ってしまったのです。
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