レビュー一覧は、こちらから。
ウソクは、ジニョクに対して上から目線を貫きました。
「僕が一目ぼれして今も愛してる僕の女の件だ。」
本音ですよね、これは。
ジニョクはこの言葉で緊張しました。
これまでは、スヒョンの元夫で、スヒョンを裏切るような事をした人物で、テギョングループの後継者、いまだにスヒョンを苦しめるテギョングループの一員という印象だけだったかもしれません。
が、それだけじゃなく、スヒョンを今でも愛していると言う権力者だと分かりましたから。
ウソクは、宣戦布告をしに来たのですね。
スヒョンには相応しくないとウソク。
「恋愛感情に正しいも間違いもない。“釣り合うから愛そう”なんて、ありえません。彼女を守るためならそれが何であれ、僕は逃げません。」
それは無謀だとウソク。
勇気です・・・とジニョク。
ウソクは、ジニョクに言い勝ったとは思えなかったようです。
スヒョンを訪ねたジニョク父。
ジニョク父と少し話しただけで、スヒョンはジニョクの公平で冷静で思慮深く温かい人柄は父親に似たんだと感じました。
ジニョク父は、心配していることを正直に話しました。これ以上進展させて良いかどうか・・・と。
親としては当然の気持ちだとスヒョンは思いました。
応援しても大丈夫ですか?とジニョク父は聞きました。
「悩ましいでしょうが、どうか見守ってください。」
静かにスヒョンが言いました。
スヒョンに好感を抱いたジニョク父でしょう。でも、だからこそ、不安が消えることはありませんでした。
こんな純粋な2人が茨の道を歩み、苦しむのが見える気がしたのでしょう。
この後、ジニョクとスヒョンはデートしました。予定には無かったのですが、二人ともテレビ通話では満足できそうになかったのでしょう。直接会わなければ。
でも、お互い、ジニョク父とウソクに会ったことは話しませんでした。
相手が少しいつもと違う事に気が付いただけです。
「キム・ジニョクが好きな理由は?」
とジニョクが聞きました。
「キム・ジニョクだから。世界に一人だけのキム・ジニョクだから。」
と、スヒョン。
ジニョク、泣きそうな表情になりました。愛しさがこみ上げてきた表情です。
幸せな気持ちでいられたのはその時だけでした。
翌日にはスヒョンもジニョクも問題に直面することになったのです。
ウソクが共同代表となったのです。
チェ理事はウソク側についたようですね。そして、ウソクの叔父にあたるチョン理事も、結局はウソクに協力したようです。
“君の勇気がどんな事態を招くか楽しみだ”というウソクの言葉の意味が分かったジニョクでした。
そして、スヒョンは流石にショックを受けていました。
自分が離婚の慰謝料代わりにもらった大切なホテルです。それがテギョングループ傘下だという事を改めて思い知らされたのですから。
スヒョンと話し合いながら力を尽くすつもりだと、ウソクは就任挨拶で理事たちに言いました。
勿論、この時点でこの一件に反対しているいる理事たちもいました。
ウソクは先だってのキューバホテルの一件を持ち出しました。解決したのは、スヒョンではなく、一介の社員だと聞いた・・・と。
要するに、スヒョンには安定した経営を任せることは出来ないと言うのです。
目的は何?とスヒョンがウソクに尋ねました。
「敢えて言うなら“チャ・スヒョンの密着保護”。」
と、ウソク。風に飛ばされそうだからと。
ウソクは、この一件は母親・・・キム会長は知らないと言いました。今頃驚いているだろうと。
ウソクは広報課に行きました。
慌てる皆に、しら~っと挨拶し、ジニョクを褒めました。
へインは気づきました。これがジニョクに対する宣戦布告だということに。
他の社員にも、それは薄々感じられたようです。
でも、へインはその意見を否定しました。
以前から、ホテルを狙っていたじゃありませんか、ジニョクには関係ない・・・と。
ジニョクは、スヒョンが苦しんでいるに違いないと思いました。
触ると良い香りがすると言う植物をプレゼントしました。僕の頭だと思って撫でて・・・と。
スヒョン、癒されました。落ち込んでいた心が少し温かくなりました。
ジニョクは、へインにだけは事実を話しました。
自分のせいだと落ち込むジニョクに、関係無いと言いました。気にするなと。
僕より代表が心配だと言うジニョク。
へインは流石にこの言葉に傷つきました。こんな状況にあっても、自分の事よりスヒョンを心配するジニョクの想いの深さを気づかされましたからね。
社内で偶然ウソクに会ったジニョク。
ウソクは自分の権力の大きさを言い、ジニョクには考えもつかない程の事が出来ると言いました。
誰のためですか?とジニョク。これが彼女のためだと?と。
「僕の意地だ。何としても彼女を守ると決めた。君の勇気と僕の意地。どちらかが負ける。」
「このホテルはチャ代表の人生です。」
と、ジニョクが言うと、すぐにウソクが言いました。
「チャ・スヒョンは僕の人生だ。」
誰かを苦しめるのは間違っています・・・とジニョク。何も無い人間ですが、僕なりに彼女を守ります・・・と。
大丈夫だと人には言っているスヒョンですが、流石にショックは大きいものでした。
人生を賭けて来たのですから。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます