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周囲の全てが止まっている中、動けるのはジンギョムだけ。“母”も止まっていました。
しかし、ジンギョムの目からこぼれた涙が地面に落ちた瞬間、また全てが動き始めたのです。
ジンギョムはトラックにはねられてしまいました。
意識が薄れながらも、ジンギョムは確かに母を見ました。
ジンギョムはろっ骨骨折の状態でした。
しかし、意識が戻ると、ドヨンが止めるのも聞かず、現場に戻りました。防犯カメラの映像でチェックしようと思ったのです。
が、何も得る物はなかったようですね。
少女誘拐事件の捜査は行き詰っていました。
誘拐したのはタイムマシンに乗ってやってきた母だと被害者の少女ウンスが供述していました。
これじゃぁ、捜査陣が頭を抱えても仕方がないですよね。
未来から来たウンスの母親は、最後の挨拶をしに娘の前に現れました。
そして、念を押すように約束を必ず守るようにと言いました。
アメリカに行ってはダメだということです。
それだけ言いおいて、母親が戻ってくる前に、ウンスから離れて行きました。
丁度、ジンギョムがウンスに再度話を聞きに来たところでした。途中で、帰ろうとしていた未来から来たウンス母とすれ違いました。
お母さん・・・とジンギョムが声をかけました。
その瞬間、未来から来たウンス母は耳からイヤホンのようなモノを外しました。
ジンギョムの方を振り向いた時、ウンス母は老人に変わっていました。
で、人違いだとジンギョムは思ったのですが・・・。何か引っかかるものがあったのでしょう。彼女が乗り込んだ車のナンバーを調べてもらうよう手配しました。
ウンスは、ジンギョムに未来から来た母との約束を話しました。
「10年後、私が17歳になったら、アメリカに留学するみたいだけど、病気になるから、絶対に行くなと言われた。」
予言と言うより、未来を知ってる者の言葉としか思えません。
ジンギョムはあの怪しいドローンについて調べました。
が、撮った筈の写真から、ドローンの姿だけ消えていたのです。
それに、母が殺された時に自分が見たドローン、その時代には存在しえないものだと分かったのです。
ますます謎は深まるばかりです。
そんな時、ドローンにまつわる事件が多発してることを、ドヨンから聞きました。
全国で去年から不可解な事件が相次いでて、どの事件でもドローンが目撃されていたと言うのです。
ドローンが写った写真もありました。
ジンギョムが見たドローンと同じように見えます。
そしてその夜、ジンギョムは偶然そのドローンを目撃したのです。
あるホテルのある階辺りに浮かんでいました。
何かあったと察したジンギョムが駆け付けると、その部屋に高校生の遺体が。
殺されてさほど時間が経ってはいません。
出入りを調べようとしましたが、その時間帯だけ防犯カメラが故障して録画されていない事が判明。
しかし、ジンギョムは見つけました。ウンス母と人違いした女性が乗りこんだ車が駐車場にあるのを。
車に近づいてきたのは、ヤン・ホンソプと名乗る男性。
身元を確認しようとしても身分証を持っていないと言います。ただ、2016年生まれだと。
「5歳にしちゃ、老けて見えるだろ?」
と、からかうように言いました。
ジンギョム、ヤン・ホンソプを車に叩きつけました。抑え込んで身元を白状させようとしました。
怪しい事この上ないですもんね。
「ガイドが来たら殺す。」
と、ヤン・ホンソプ。
その時、足元に何かが転がってきて、煙幕が。強い光と刺激的な煙幕のせいで、ジンギョムが倒れ込みました。
ガイドが来て、ジンギョムを倒し、ヤン・ホンソプも仕返しのように蹴り上げました。
逃走を図ったガイドとヤン・ホンソプ。
しかし、ジンギョムもすぐに後を追いました。
このガイド、ミンヒョクです。
この様子は2050年でも監視していて、援軍が投入されました。
激しいカーアクションの挙句、ミンヒョクたちに逃げられてしまいました。
ヤン・ホンソプは虐められ続けた異母兄を殺しに未来からやって来たのです。アリスを利用して。
しかし、殺人まで容認しているわけじゃありません。
規則に違反した結果、ヤン・ホンソプは違約金の支払いと今後タイムトラベルは禁止されることに。
そして、ただちに強制的に出国させられることになりました。
ところが、ヤン・ホンソプはジンギョムに殴られたことがどうしても許せなくてね。過去の人間を軽く見ているのです。
で、隙をついて逃げ出し、現代に行っちゃったよ。
あの不思議なカードは、未来の身分証みたいなもの
ジンギョムは、高校生のお葬式で、異母弟のホンソプを見ました。
体中痣だらけでした。聞くと異母兄にされたと言いました。だから、死んで嬉しいと。
消えたヤン・ウンソプの話と被りました。この小さなウンソプの未来の姿だったのかとジンギョムはふと考えました。信じられない事ですが。
ヤン・ホンソプは、ジンギョムの家に現れました。
その時、ジンギョムは出かけた直後で、ドヨンだけが部屋にいました。
ドヨンを気絶させた後、ドヨンの携帯でジンギョムを呼びました。
すぐに引き返したジンギョムに、待ち構えていたヤン・ホンソプが襲い掛かりました。
でもね、ジンギョムに普通の人と同じような感覚はまだ無くてね。こういう時、容赦ないんですよ、犯人に対して。
刃物で襲い掛かってくる相手を、ジンギョムは2発銃撃しました
まさかね、撃たれるとは思ってなかったでしょう。躊躇するもんね、警察官は。
ドヨン、とっくに意識を取り戻していたんだけど、抱き起してくれたのが嬉しくて、意識の無いフリをしてましたよ
ヤン・ホンソプの持ち物の中に一枚のカードを見つけたジンギョム。見覚えがありました。
亡き母の遺品にも同じカードがあったのを覚えていたのです。
確認すると、やはり同じモノでした。
ヤン・ホンソプ、当然重症でした。
しかしね、このまま放っておく“アリス”ではありません。
すぐさま、ミンヒョクがやってきて、見張りについていたキム刑事を撃った後、ヤン・ホンソプを連れ去ったのです。
鮮やかな手口でした。
ヤン・ホンソプのカードが無いことに、“アリス”はすぐに気づきました。
ジンギョムが持っていると言う事まで知ってますよ。
ミンヒョクが解決することになりました。実父ですよね、ジンギョムの。
ジンギョムのデータを集め始めましたが・・・。それによって分かるのかな?ジンギョムの母がソニョン・・・テイだと。
現代では、キム刑事を撃った銃の種類が問題となっていました。弾が目に見えない程小さい銃だと分かったのです。
それを聞いて、ジンギョムとコチーム長は顔を見合わせました。
ジンギョムの母ソニョンも同じような銃で撃たれて死んだからです。
「捕まえます。」
と、ジンギョムは言いました。
手掛かりは、あのカード。
カードの真ん中にあるボタンを押してみました。
すると、周囲の物が一斉に空中に浮かんだじゃありませんか
しかし、それ1回きり。押し直しても二度と同じ現象は起こりませんでした。
こう言う分野の専門家に話を聞こうと思ったジンギョム。
紹介されて大学に向かいました。
そして、教えられた講義室に行くと。そこで講義を行っていたのは、なんと、母そっくりの女性
先日、町で見かけた女性だと思われました。
呆然としてしまったジンギョム。
ゆっくりと近づいていきました。どう見ても母です。
でも、相手の女性は、ジンギョムを不審な目で見るだけ。
ジンギョム、思いっきり抱きしめました。