レビュー一覧は、こちらから。
クォン刑事がチョ・ソンデと格闘した挙句に逃げられる・・・と言うシーンは、しっかり防犯カメラの映像に残っていました。
これを証拠として、チョ・ソンデを捕まえる計画でした。
やられる映像なのに、恥ずかしくないのかとウチーム長は言いますが、クォン刑事はそんなこと感じていません。以前やられた相手であるチョ・ソンデを何としても逮捕しようと意気込んでいますし、それに自分の“演技力”が大きく貢献したと思ってますから
なんと、チョ・ソンデと出くわす前に盲腸が破裂していたにもかかわらず、逮捕しようと格闘になった・・・と言う筋書きですよ
わざわざ盲腸の手術痕まで作った健闘のおかげで、一気にクォン刑事の名声は
ま、という一芝居のおかげで、ウチーム長はパク・ゴノの事件が殺人事件であり、容疑者はチョ・ソンデだと公式発表することが出来たと言うわけです。勿論、指名手配が掛けられました。
チン記者は、例のムン署長とチョン検事の音声ファイルについて、記事にする前に警察の聴聞担当官に確認を取ろうと思いました。
が、担当者を通して正式に要請しろとユン捜査官は門前払いしようとしました。
食い下がったチン記者は、音声ファイルについて知っているかとユン捜査官に問いました。
「通報者の身元を明かせば、捜査します。」
と、ユン捜査官はバッサリ突き放しました。
あれ?ユン捜査官は、チン記者が言ってる音声ファイルに関しては知らないですよね?チン記者が、ムン署長を監査した事を聞いたので、あの賄賂に関する事だと勘違いしたの?
ちょいとはっきりしませんな。私だけ?
結局、音声ファイルの詳細を記事にすることは出来ず、“検察と警察の怪しい会話”の存在を知らしめる内容の記事を書き上げたチン記者でした。
ユ・ジョンソクから独占スクープだと了解を得ることができ、少しほっとした感じです。
すっきりしたわけではありません。
ジョンテが動きました。チョ・ソンデも同時に動き始めました。
ジョンテはチョ・ソンデを海外に逃がそうと手筈を整えた・・・と見せかけて、ソンデを罠にかけました。
殺そうとしたのです。
でもね、ずっと彼らを見張っていた2チームの面々のお陰で、チョ・ソンデは殺されるのを免れました。
現場でジョンテの手下たちとチョ・ソンデが逮捕されました。
離れた場所からそれを目撃したジョンテ。
ジヒョクの姿に気づきました。直後にジヒョクから電話がかかって来ました。
ジヒョクは、絶対にジョンテはこの様子を見ていると踏んでいました。
「署で会おう。必ず会う事になる。」
ジヒョクが言いました。ジョンテは死ぬほど悔しがりました。
チョ・ソンデは一切自供しません。
カン刑事とジヒョクがジョンテと言う人間の本性を聞かせました。勿論、ソンデもジョンテと言う人間を分かっているつもりだったでしょう。だから警戒していたのです。
でも、ここまで非道な人間だとは予想していなかったのかも。
ジョンテはキム元地検長を手を組みそうです。
どうもキム元地検長はユ・ジョンソクとユ法務長官の二人に恨みがあるようで。2人を潰そうと、ジョンテと手を組もうとしているようですね。
「餌を投げてみますか?」
と、キム元地検長が言いました。ユ・ジョンソクの裏の顔が現れる筈だからと。
キム元地検長は、チャン刑事が殺された現場にユ・ジョンソクがいたと言いました。誰かに会う約束をしてその日、その場所に出かけたようだと。
これがキム元地検長の言う“餌”のようです。
キム元地検長の恨みが何なのか、まだはっきりとは描かれていません。
ムン署長とチョン検事の音声ファイルは、まだキム元地検長が現役の時に法務長官に持ち込まれました。
ユ・ジョンソクによって・・・です。
警察が検察を内部調査する過程において、盗聴されたデータだと検察側は受け取りました。
しかし、警察側はそれを否定。警察幹部を監察している過程で発見されたものだと言いました。
普段から対立している検察と警察。お互いに自分たちの意見を主張するだけで、解決策はなかなか浮かびませんでした。
法務長官は、ユ・ジョンソクに、記事にせずに持ち込んだ理由を聞きました。
ユ・ジョンソクは、警察と検察に恥をかかせたところで国民にとっては良いことは無いと答えました。
「収拾する方法は二つ。イ・デチョルの事件をやりなおす事。二つ目は死刑執行を急がせる事。音声の意味がなくなります。」
ユ・ジョンソクの目的は、音声ファイルで死刑執行を急がせ、逆にその音声ファイルを盾に死刑制度を廃止させることでした。
それを聞いた兄のユ・ジョンリョルは弟の性急なやり方に不安を覚えたようです。
政治は自分がするから、お前は記者でいろ・・・と言いました。
チン記者の記事は警察内部を動揺させました。
ムン署長は動揺し、チン記者の出入り禁止と共に弱みを握る事で仕返しを狙っているようです。
ユン捜査官は先日のチン記者の話を思い出していました。
聴聞担当官はユン捜査官にこの責任を押し付けようとしているように見えます。ユン捜査官もそれを感じ危機感を抱いたようです。やっぱり音声ファイルに関してユン捜査官は知らなかったようですね。
カン刑事はユン捜査官を訪ねて聞きました。
裁判で証拠に関して嘘をついたのは、違法盗聴がばれないように上から指示されたのか?と。
ユン捜査官は出世のために警察官になったが、そのためにイ・デチョルを見殺しにしたのか?・・・と。
先輩とは進む道が違うとユン捜査官は言いました。
「先輩だって、自分が犠牲になったにもかかわらず、結局デチョルは死刑になってしまったじゃないですか。結局何も変わらなかった。」
もう先輩と呼ぶな・・・とカン刑事は言いました。後輩とは呼ばないからと。
相変わらずチョ・ソンデは黙秘を貫いていました。
カン刑事は、オ・ジョンテと対質尋問をさせようと考えました。
で、ジョンテ宛てに召喚状を送付しました。3回出しても来なかったら、緊急逮捕するとカン刑事は考えています。
チョ・ソンデがそこまでジョンテを頼りにしているのは、ジョンテ個人の力もありますが、その後ろにユ法務大臣とユ・ジョンソクの兄弟がいるからだとジヒョクは睨んでいます。
選挙の時に資金援助があったとしても、殺人犯を庇いだてするか?とカン刑事は疑問を抱いていますが。
何か秘密を握っているんでしょう・・・とジヒョクは言いました。
で、ユ・ジョンソクを動揺させようと思ったのか、直接会いに行きました。口実はチン記者の記事を載せてくれたおかげで捜査がしやすくなったお礼・・・だとか。
「オ・ジョンテから話は聞いています。」
と、いきなり核心を突くような事を言ったジヒョク。
「最近肩身が狭くて。ジョンテが殺人容疑で捜査されてる。親しい仲だと聞きました。もしジョンテに会ったら、説得してください。罪は必ず償うべきだと。」
ユ・ジョンソクの表情が固まりました。ジヒョクは敢えて喧嘩を売ったようです。
チン記者は、ジヒョクの無謀な言動を、必死に止めましたが、ジヒョクはお構いなしです。
チン記者はユ・ジョンソクを疑い切れていません。やはりこれまでずっと尊敬する上司でしたから。
しかし、ジヒョクは心証では黒だと言い切りました。
「僕は証拠を探す。チン記者は真実を暴け。」
ウネはてんかんの治療は欠かさず続けています。カン刑事が同行しているようです。
カン刑事は父親のようにウネに接しています。これは責任感ゆえと言うより、心からのモノだと思われます。
ただ、ウネは戸惑っていますし、少々ウザく感じているのも確かです。
ウネはこれまで一人で生きて来ました。だから一人で食事をするのも、一人で部屋にいるのも普通の事でした。それにしつこく干渉されると、ウザくなるのが当たり前でしょう。
でも、ウネのその感情も少しずつ変わって来ています。
同情とか罪悪感からではない、心からの愛情をカン刑事が示していると気付いたのでしょうね。
ジョンテがユ・ジョンソクに面会を求めて来ました。
広告に関しての相談ということで、正式に会社の窓口を通しての事です。
チン記者も同行させてもらいました。
ジョンテはチン記者を意識して何やら遠回しにユ・ジョンソクを刺激しました。
チン記者は、ジョンテに質問をしてよいかと尋ねました。了解を得て、話し始めようとした瞬間、ユ・ジョンソクが話に入って来ました。
ジヒョクが来たと。殺人教唆の容疑で疑っていると言っていたと。
「チン記者が聞きたいのは、そのことだと思います。」
そう言われたら黙るしかないと思いましたが、そんなことには怯まないチン記者。もっとズバッと聞きましたよ。
「チョ・ソンデを知ってますか?」
疑惑を説明するチン記者。それでジョンテは例の記事を書いたのが彼女だと分かりました。
「もしパク・ゴノ殺人事件の殺人教唆罪が認められれば、ユン・ジソン、チャン刑事の殺害事件も真犯人の仕業です。どう思われますか?」
ジョンテはチン記者とユ・ジョンソクをじっと見つめた後、言いました。
「チン記者は3人を殺したのは私だと疑ってるようですね。もし私が一人でも殺したとするなら、チャン刑事でしょうね。罪のない私を犯人だとするので、カッとなって・・・。」
自白ですか?とチン記者。
ジョンテは、警察に調べさせてくださいと言いました。自信ありげです。
そこで、ユ・ジョンソクが止めに入りました。
帰ろうとしたユ・ジョンソクに、ジョンテが声をかけました。
「お姉さまがいましたよね。警察に失望して自殺したそうですが。本当ですか?警察を恨んでいるでしょう。」
これは意表を突いたようです。常に冷静なユ・ジョンソクが、大きな動揺を見せました。
「チン記者も警察の言うことを鵜呑みにしないように。警察にも悪い奴が大勢いる。」
と、ジョンテが言いました。
勿論、必死に自制しましたが、ジョンテには分かったようですね。チン記者は気づきませんでしたが。
自殺だったのね・・・。
チン記者は、記事のせいで電話攻勢やメール攻勢にさらされていました。
実は、ジヒョク、それに気づいていて、心配していたんですね。顔には出しませんが。
で、ストーカーのようなコメントを寄越す人物のアドレスを調べて、チン記者にわざわざ渡しに行きました。
ラーメン食べて行く?とチン記者。
おいおい、突然そうなると期待した・・・いえ、思った私。
純粋にラーメンを作ってあげただけでした。
一生懸命食べるジヒョクが可愛いです
チン記者がビールを飲んでいるのを見て、自分も・・・と言うジヒョク。
アルコールはダメな筈なんじゃ?と言うと、もう大丈夫だと言うんです。
そんなジヒョクを眺めながら、チン記者が言いました。
「オ刑事って片思いばっかりでしょ。好きな人の傍にいて一人で諦めるタイプでしょ?」
違う・・・とジヒョク。
「これが初めてだ。」
えと言う表情のチン記者。
ジヒョク、初恋なの え
あんなに生意気で何でも分かってるって顔してるのに、恋した事なかったの
流石のチン記者も呆然としちゃって。
その間に、帰ろうと立ち上がって玄関に向かったジヒョク、バッタリと倒れて爆睡しちゃった
やっぱりね。
可愛いったらありゃしない。
この二人、設定はチン記者の方が年上だったっけ?実年齢では9歳チャン・スンジョssiの方が上なんですけどね。若く見えるよね、チャン・スンジョssi。
ま、とにかく、あんな可愛い告白受けたんじゃ、チン記者も心動くよね。そのまま寝かせてあげました。
ジョンテが召喚状に応じてやってきました。
カン刑事は、口実を設けてジョンテを待たせました。敢えてイラつかせる作戦ですな。
ジョンテはチョ・ソンデなんて知らないと言いました。ゴミみたいなヤツなんて・・・と。
それを別室でチョ・ソンデに聞かせていましてね、その後、対質尋問に移ったのです。
相変わらずしらばっくれるジョンテ。
誰に殺されそうになったんだとカン刑事とジヒョクが代わる代わるチョ・ソンデに質問。
ソンデは、口には出しませんが、目はジョンテを見つめたままでした。
ジョンテは目でチョ・ソンデを脅しているような感じです。
カン刑事たちの小芝居にうんざりした様にジョンテが言いました。私から聞くと。
「私があなたを殺そうとしましたか?パク・ゴノを殺せと命じたのも私ですか?」
何も答えないチョ・ソンデにイラつくように、或いは“言うな”と脅すように声を荒げるジョンテ。
「あんただろ。」
チョ・ソンデが静かに言いました。
まさか、自供するとは思ってなかったようですね、ジョンテは。
一瞬唖然としましたが、すぐに、今後は弁護士と話をしてくださいと席を立ちました。
ジヒョクに言うことがあるとジョンテ。
「記憶力が悪いとは知ってたが、以前俺に言った事は絶対に忘れない様に。」
え~っとぉ何の事だっけ
ジョンテはユ・ジョンソクを呼び出しました。
詳細は分かりませんが、お互い協力し合うと言う事で意見は一致したようです。
そして、ジヒョクがジョンテに襲われました
えーっ