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まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『模範刑事(原題)』10話まで

2021-09-11 13:27:33 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジヒョクに手錠をかけたのは、ナムチーム長。

勿論、オ・ジョンテの指示を受けてです。

まぁね、ジヒョク、お金を惜しむことなくチャン・ユナにホテルの部屋を借りてやってましたからね。

防犯カメラの映像やレシート等々、容疑を裏付ける証拠は完璧です。

選択肢は二つだとナムチーム長は言いました。

罪を認めて刑事を辞めるか、拘置所に入るか・・・です。

ジヒョクは言葉の意味を考えました。罪を認めたら刑事を辞めるだけで良いということが疑問でした。

「警察を辞めたら、ジョンテは俺を殺す筈だ。」

ジヒョクはそう言う結論に達しました。

 

チン記者は、この情報をいち早くつかみました。

そして、カン刑事に事情を聞きに行ったのです。まぁ、取材・・・って感じ?

すぐに事情は分かりましたが、チン記者、直接ジヒョクと会うのは拒否しました。

「私的な感情のせいで客観性を失います。」

嫉妬が含まれていると見て良いですか~っ

次に怒りがこみ上げて来ました、チン記者。偉そうにしてたのに、ハメられるなんてと。

 

ユン捜査官がムン署長を訪ねて来ました。

賄賂の一件です。

キッパリ認めるから、時間をくれとムン署長が言いました。

ユン捜査官は、賄賂の品々が消えていたことを告げ、警告の意味なのかと問いました。

この二人・・・と言うか、ユン捜査官は、脛に傷持つ身ゆえか、人の言動の裏を深読みするきらいがありますね。ひねくれてると言うか。

そう言われて、ムン署長も皮肉を込めて聞きました。デチョルの裁判で証拠のナイフはユン捜査官の車のトランクから見つかったと証言したことです。

「俺の記憶では、俺が見つけたんだが。」

これで相殺して、無かったことに?とユン捜査官が言いました。

ムン署長、頷きました。

またここで不正が生まれてしまいましたね。

互角ではなく、ユン捜査官が1ポイント有利と言う感じですが。

何なの

 

辞表を出すのはどうだ?と、ナムチーム長がジヒョクに言いました。署長も納得していると。

ありがたい・・・とジヒョク。俺の予想が当たってると確認できたと。

「チャン・ユナに伝えてください。性犯罪で訴えろと。死ぬよりはムショで寝る方がいい。」

連絡を受けたジョンテは、呆れたように言いました。

「刑務所に入れて、あいつの量刑が終わるまで刑事でいろ。その後はうちの会社に入ればいい。」

 

呆れたのはカン刑事も同じ。

ジヒョクはカン刑事を信じていると言いますが、今の自分に何が出来るんだと焦りました。

でもね、既に2チームの他の刑事たちは捜査に動いていたのです。チャン・ユナをチョ・ソンデが探していたと言う情報を掴んでいました。背後にいたのは、チョ・ソンデだと分かりました。

でも、これくらいでチョ・ソンデを捕まえることは出来ません。

パク・ゴノ殺害の証拠を探す方が先だとジヒョクは言いました。

動けないジヒョクとカン刑事に代わって、2チームの面々が一斉に動きました。

 

ムン署長が突然カン刑事の自宅を訪ねて来ました。

自分の潔白を主張しに来たように思えます。ユン捜査官が賄賂の品が無かったと言ったからですね。証拠が無いのでしらばっくれる事も出来ると思ったのでしょうか。

でも、その言葉を聞いたカン刑事は、情けない表情を見せて、賄賂の品の一つを取り出して見せたのです。

要するに、品物を隠したのはカン刑事たちだということですね。

それを見たムン署長は、しらばっくれるのは無理だと気付いたようです。どうしてほしいんだ?と聞きました。

「認めろ。昔も今もお前が間違っていると。」

デチョルの死は、ムン署長だけじゃなく、自分を守るために事実を隠した全員のせいだとカン刑事は言いました。

もう生き返らないとムン署長。

体は死んでも無念な思いは晴らすべきだと、カン刑事。

俺が悪かった・・・とムン署長が言った時、カン刑事はウネを呼びました。

ムン署長は、ウネの前に跪きました。私が悪かった・・・と。

何が?とウネ。

ムン署長は、ウネがカン刑事から何も聞かされていないと気付き、カン刑事の信念を見たように思ったでしょうね。言葉に詰まりながら、ウネに話しました。

「私が手柄欲しさにきちんと調べなかった。済まない。死んだ君の父親に心から謝罪する。申し訳ない。私が愚かだった。」

許すとも許さないともウネは言いませんでした。ただ、泣きました。

ムン署長、意外な思いに気づいていました。すっきりしたんです。

賄賂の品々は、カン刑事が返すことにしました。本当に素晴らしい刑事です、カン・ドチャン。

 

2チームの刑事たちは、パク・ゴノ事件の現場で、とうとう証拠を発見しました。

ナムチーム長が消し忘れた血痕です。

パク・ゴノと争った時に傷ついたチョ・ソンデの足から流れたものでした。

 

ウネの協力で、チャン・ユナの嘘を暴くことが出来ました。

ジヒョクは釈放されました。

その足で、ジヒョクはジョンテの元に行きました。

「刑事を辞めても最後まで追いかけるぞ。」

俺だからか?とジョンテ。

「勘違いするな。俺は犯人を追ってるだけだ。」

すると、ジョンテは、反撃する様に言いました。お前の父親を殺した犯人は見つけたのか?と。その目で見たんだろ?と。

「捕まえなくちゃ、お前の母親の恨みが晴らせない。自殺したのはお前のせいだろ。お前が犯人を思い出せなかったから。八つ当たりは止めろ。」

ジヒョクの目に涙が・・・。

「そうだ、八つ当たりだ。どういつもこいつも捕まえてやる。罪を犯して堂々と生きてるヤツを一人残らずな。」

伯父さんが何故息子より俺を高く評価したと思う?とジヒョクが続けました。

「兄さんは後ろ盾が能力だと思ってるが、後ろ盾がなくなれば大したことない。殺すなら直接殺せ。伯父さんの金で他人にやらせるな。」

この言葉は、ジョンテ相当刺さったようです。ペンを折るほどに。

 

しかし、ジヒョク自身にも堪えていました。

まだジヒョクはトラウマから逃れられていません。安定剤を服用しなくちゃいけないくらいです。

そんな裏の顔を、ジヒョクは誰にも見せません。一人で耐えるだけでした。

 

ナムチーム長がチャン・ユナと連絡が取れなくなったのを知ったのは、カン刑事が強力班に復帰した時でした。

ジヒョクも釈放されたと聞き、計画が失敗に終わった事に気づきました。

ジヒョクに罪を着せたヤツを捕まえるぞと意気込む2チームの面々の視線が自分に向けられていると知り、いよいよ年貢の納め時だとナムチーム長は感じたようです。

同じ1チームの後輩チェ刑事がカン刑事たちに事情聴取されたことを知り、決心がついたようです。ムン署長も了解している事だと分かりましたし。

辞表を提出し、署から姿を消しました。

 

キム元地検長が、ユ・ジョンソクを訪ねて来ました。

軽いジャブのような会話をしながら、ふいにジョンテの事を持ち出したキム元地検長。デチョルの事件についても軽く触れました。

で、どんな重要な事を言うのかと思いきや。深く考えるな、生きるためにもがいてるんだ・・・って。

何が言いたかったわけ単に、ユ・ジョンソクにプレッシャーをかけるためだけ

 

ジヒョクがチン記者を呼び出しました。チン記者、ちょっと嬉しそう。

自分の協力があって、無罪が証明されたからお礼でも言ってくれるのかと、期待したようです。

でも、ジヒョクは、宿題をしてるかと思って・・・と言いました。ガックリです、チン記者。

どこかのバカの尻拭いをしてて時間がなかったとチン記者。

「私的な事か・・・。」

と、ジヒョク。カン刑事から聞いたんですね、チン記者がそう言ってたこと。

勿論、チン記者は全力否定です。

ありがとう・・・とジヒョク。

やっぱりね、ジヒョク魅力的なんですよね。このセリフの時の表情、素敵ですわ

 

チン記者は、そのまま部の飲み会に出席。

ジヒョクの宿題をしているうちに、ユ・ジョンソクの隠していた事情に気づいていました。だから、以前のような冷静な態度をとることが出来ません。

この時も、死刑執行の正当性について再検討するなんていう同僚の言葉を聞き、その上、それを担当させようとするユ・ジョンソクの態度にもう怒りを抑えることは出来ませんでした。

デチョルの無実を分かっていて、音声ファイルを公開しなかった自分自身に自己嫌悪や罪悪感を抱いているチン記者に、それを抱かせた者がすることか・・・ですよね。

「後輩を使ってまたお兄さんの後押しをしようと

と、ユ・ジョンソクに言いました。

根拠のない話はしないでくれと、冷静に対処するユ・ジョンソク。周囲は気マズイ雰囲気に包まれました。

何故死刑囚の被害者家族にインタビューしろと?お兄さんの長官就任前に死刑を執行させて政治的負担を軽くしたのでは?今更死刑の正しさを問うと?連載を企画した根拠は?大統領の公約である死刑制度廃止、それに準じるために法務長官と部長が企んだでしょ。私はこれ以上身勝手な兄弟に振り回されない。

そのままチン記者は席を立って出て行きました。

追って来たユ・ジョンソク。

余裕の態度です。

「音声ファイルを見つけたのは、部の記者で、内容を以前から知ってましたよね?死刑を執行させるために記事を書かせなかったんですよね?」

と、チン記者が聞いても、イエスともノーとも言いません。ただ、連載の最後に公表しようとだけ。今がそのタイミングだと。

うん?またチン記者は上手く宥められてしまったように思うのですが・・・。

 

パク・ゴノの事件が改めて注目され始めたとニュースが流れました。自殺ではない可能性があると。

なんと、ナムチーム長が匿名でインタビューに応じているじゃありませんか。

警察官としての良心が咎めたからだと理由を答えていました。

「初動捜査が不十分で、自殺ではありませんでした。責任を取って辞職します。」

これを聞いたジョンテ。ますます事が面倒な事になって来たと感じました。

そして正式にパク・ゴノ事件の再捜査が開始されました。

 

証言を拒んで出国していたチャン刑事の妻が連絡して来ました。

妻は、カン刑事に証言をしなかったことを謝りました。

彼女は、誤解を解こうと思ったようです。

チャン刑事がナムチーム長と一緒になってイ・デチョルを犯人に仕立て上げたと思われていることが我慢できなかったようです。

犯人と取引をするような人ではないと言いました。それが、夫にしてあげられる最後の手向けと思ったから。

仕事しか頭に無かった人が裏金など作ってる筈が無いと言いました。

死んだ日、チャン刑事は、デチョルが犯人ではないと、自分が間違っていたと妻に言っていたんだとか。

その話を聞いて、チャン刑事がナムチーム長に殺された可能性も出て来たとジヒョクは言いました。ナムチーム長の不正に気付いたのかもしれないから。

でも、カン刑事はその考えを即座に否定しました。兄弟より仲の良い相棒を殺す筈は無いと思ったのです。

 

ナムチーム長はジョンテと交渉していました。

パク・ゴノの事件の証拠を持っていると言いました。それを調べたら、チョ・ソンデとジョンテが関わっていると分かると。

その上で条件を出しました。

「俺をこのまま放っておくこと、再捜査が行われない様準備すること、俺が捕まらない様天に祈る事。」

 

ジョンテとキム元地検長が会いました。

キム元地検長は、ユ法務長官とライバル関係にありました。今は、キム元地検長の方がリードを許してる状態ですが。

何としても勝ちたいと思っているようですね。だから、チン記者を利用したのでしょう。

ジョンテは、ユ兄弟とデチョルの一件で手を組んだわけですが、信頼し合ってるわけじゃありません。いつ裏切られるか、分からない状況です。お互い相手を脅してますからね。隙あらば寝首をかかれるわけです。

そこに、キム元地検長が割って入ろうとしたようです。

一つ確認したいとキム元地検長が言いました。

デチョルは女子大生と刑事を殺して死刑になったわけだが、誰が刑事を殺したか知りたいんです・・・と。

そして、女子大生を殺した犯人が、刑事までは殺して無いと確認してほしいとね。

ジョンテが言いました。万が一自分が犯人だとしたら・・・と。

「担当刑事まで殺して事を大きくはしません。勿論、推測ですが。」

どうやら私が救いの神になりそうですね・・・とキム元地検長が言いました。

 

ユン捜査官は、上司からカン刑事を懲戒処分いしろと命令されました。

処分するほどの不正は見つけられなかったとユン捜査官が言うと、

「だったら作ればいい。」

と、来たよ。おいおいここにも不正をする警察官がいるってわけ

警察組織に反旗を翻したヤツだから放っておいちゃいかんと言いますが

ユン捜査官も流石に異論を抱いたようですが、指示に従うようです。それでいいの

 

チョ・ソンデがパク・ゴノ殺害に最重要容疑者だと言う証拠が固まりました。

共犯の存在も明らかになりました。パク・ゴノの看守時代の先輩です。

ジヒョクは、その元看守を説得し、協力させたようです。

逃走資金を要求させ、チョ・ソンデをおびき出しました。

チョ・ソンデが元看守を殺そうと現れたところを、2チームの面々が取り囲んだってわけ。

しかし、また取り逃がしてしまうんですよ。あんなに人数いたのにと情けなく思った私。

早とちりでした。

作戦だったのです。

一旦チョ・ソンデを逃がしておいて、泳がせようと考えたのです。

 

チョ・ソンデの所に現れたのは、ジョンテでした。


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『模範刑事(原題)』9話まで

2021-09-11 00:07:09 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

やはりユン・ジソンを殺したのは、オ・ジョンテでした。

おそらくジソンのことを好きだったのでしょう。自分を理解してくれる人だと思ったから。

好きと言うよりは、執着心だったかもしれません。

寂しい人なんでしょうね、ジョンテも。

しかし、ジソンはジョンテを愛することはありませんでした。どこか怖いところがあると感じていたのでしょう。

ジョンテは自分の好きなモノを誰にも取られたくないと思って、殺してしまったんだと思います。

 

イ・デチョルの死刑執行で、事件は決着がついたと思っています。

でも、チョ・ソンデはジヒョクが気になっていました。

そう簡単に諦める人間じゃないと思っていました。

「放っておけばいい。」

と、ジョンテは言いました。

そして、気になるなら、殺せばいい・・・と、事も無げに言ったのです。

刑事は危険です・・・とチョ・ソンデ。

だったら、放っておけばいい・・・とジョンテ。

この“刑事は危険だ”と言う言葉が、彼らの後の企ての理由となるようです。

 

ジヒョクは、チョ・ソンデの予想通り、まだデチョルの事件を一人追っていました。ジョンテの罪を何としても暴きたいと考えているのでしょう。

一方、強力2チームは仕事を干されました。嫌がらせですな。

カン刑事が捜査のミスを証言したことが原因だと、チームの面々は分かっていますが、責める気持ちはありません。

そして、カン刑事は相変わらず一介の警官として仕事をしていました。

覇気と言うモノが全く感じられません。ただただ警官を続けなくてはと言う思いなんです。

 

ユン捜査官がカン刑事を呼び出しました。

カン刑事の処分を任されたと言いました。つまり、刑事を続けたいなら、自分の意に沿う刑事になれということです。二度と不正等を口にするなと言う事ですね。

カン刑事、それを察しました。

「これからは見て見ぬふりをする。聞かないフリをする。黙れと言われれば口も閉ざすよ。だから、刑事だけは続けさせてくれ。」

卑屈な言い方です。

ユン捜査官は、複雑な表情を浮かべました。本当は尊敬するカン刑事の口からそんな言葉を聞きたくはなかったんだと思います。しかし、自分も大切だし、カン刑事にも刑事を続けさせたいわけですから、大勢に従う道を選んでもらいたいのです。

カン刑事は、もっと情けない表情になりました。

 

ウネはカン刑事の家に戻ってはいませんでした。

どうもサウナで寝泊まりしているようです。

父デチョルの事を思うと、悔しくて悲しくて仕方がありません。自分が描いた父の似顔絵を見て、物凄く嬉しそうに笑っていた父が思い浮かびました。

ウネは一人で泣きました。

 

ある日、サウナにカン刑事の妹ウニが現れました。

ウニは一緒に暮らそうと言いました。辛いときは一緒にいた方が良いと。

ウニも、接近禁止命令が出ている息子に会いたい気持ちを我慢しています。兄のカン刑事も、デチョルの事があって以来死んだような生活をしていました。

3人ともそれぞれに苦しんでいます。辛く寂しい人間でした。だから、一緒に暮らそうと。

辛いと言える人が傍にいない事がどれほど苦しい事か、分かるからと。

ウネは泣き出しました。幼い子供の様に。

 

ウネはカン刑事に言いました。

悔しいと。ユン・ジソンを殺した真犯人はのうのうと生きてることが。

「アジョッシが捕まえてくれるよね?約束して。」

カン刑事は、ウネに約束しました。そして、自分の心が折れそうになったらその度にその言葉を言ってくれと、ウネに頼みました。

 

キム元地検長の裁判が行われ、無罪判決が出ました。

釈放されたキム元地検長に、チン記者が会いに行きました。

あの音声ファイルが再審裁判で出てこなかったのは何故かとキム元地検長はチン記者に聞きました。

危険だからとチン記者は答えました。

キム元地検長は、音声ファイルをユ・ジョンソクも聞いたと知ると、どういう経緯でそうなったのか、容易に想像が出来たようです。

自分の判断です・・・とチン記者がユ・ジョンソクを庇うように言うと、

「イ・デチョルを助ける気が無かったんだな。」

と、キム元地検長に言われました。他人を助けるために自分が死ぬのはバカな事だからな・・・と。

図星ではあるけど、チン記者は罪悪感をさらに強く感じました。

 

法務長官となったユ・ジョンリョルは、デチョルの再審裁判記録を読んで、ジョンテが真犯人だと察しました。自分たちを脅すような事を言ったのは、そのせいだと。

もしかしたら、弟のユ・ジョンソクが助けたのかもと思ったようです。

でも、ジョンソクは否定しました。

今後は一線を引けとユ法務長官は言いました。関わって得することは無いと思ったのでしょう。

こりゃ、ユ・ジョンソクが一人で動いたようですね。兄のユ法務長官は細かいところまでは知らない様子です。

 

チン記者は、ジヒョクを呼び出しました。

飲んでも飲んでも酔えないチン記者。カン刑事は、自分が犠牲になると分かっているのに、何故証言したんだろうと呟きました。

「何としてもデチョルを助けるためだ。」

と、ジヒョク。パク・ゴノと同じだ・・・と。

チン記者は、例の音声ファイルを聞かせました。ムン署長とチョン検事の会話です。

表情を変えないで聞いていたジヒョク。しかし明らかに怒りがこみ上げてきているように見えます。

いつ入手した?と聞きました。

「最後の公判前にキム元地検長から。」

正直にチン記者は答えました。

何故・・・とジヒョク。

私のせい・・・とチン記者。

「これのせいで死刑が執行された。検察と警察が事件を捏造した事実が永遠に葬られたんだ。僕たちの苦労が無駄に。デチョルの犠牲は決められたものだった。」

私のせいと繰り返すチン記者に、ジヒョクは冷たく言いました。

「記者は自分で変えられると考える。勘違いだ。記者は主役じゃない。記者は事実だ。このファイルだけじゃどうにもならない。何故公判前にくれたのか、調べるべきだ。罪悪感など無意味な事に時間を費やさず。」

背後に誰がいるか分かったら連絡を・・・と言って、ジヒョクは席を立ちました。

 

カン刑事は2チームの面々をお酒に誘いました。でも、全員先約があると言って断られました。

ガックリして帰宅すると、ウチーム長をはじめとした全員が待っていたのです。

「刑事になって6428日のお祝いです

サプライズでした。

ジヒョクも遅れて合流しました。

 

和気あいあいのお酒の席に、突然派出所から連絡がカン刑事に入りました。

同じ部署の若手警官が捕まったと言うのです。

ムン署長の担当警官のハン・デソンが酔っ払って一方的に3人の男に暴力を振るったんだとか。

カン刑事たち、2チームの面々が集まって何とか示談で収めました。

 

ハン・デソンは懲戒処分を受けました。

それに激高したカン刑事はムン署長の所に怒鳴り込みました。

ムン署長は、デソンを個人的に利用しまくっていたんです。子供の家庭教師や使い走りなどで。その鬱憤から飲み過ぎてミスを犯してしまったと言うわけです。

勿論、デソンにも罪はあります。

でもその原因を作ったのはムン署長でした。

ムン署長は、マズイと思ったのか、デソンの懲戒処分はあっさり解きました。でも、自分に抗議したカン刑事を許すことはありませんでした。二度と強力班には戻さないと言ったのです。

でもね、そんな言葉にめげるカン刑事じゃありません。

 

ジヒョクが、チン記者から受け取ったムン署長とチョン検事の音声ファイルをカン刑事に聞かせました。

怒りがこみあげて来たカン刑事。

どうすれば気が晴れるかと考えました。

で、ジヒョクと罠を仕掛けたのです。

本庁でこの警察署の幹部レベルで賄賂が横行しているとの噂になっていると知らせたのです。

焦ったムン署長は、貰った賄賂の品々を慌てて隠そうとしました。

それを見張ってて、カメラに収めたってわけ。

 

撮った写真はユン捜査官に送りました。

ところが、賄賂の品々は発見されませんでした。

誰が移したの?カン刑事&ジヒョク

 

その写真、ムン署長には直接カン刑事が見せました。デチョルの事件で凶器も捏造したと分かっていると。

ムン署長は、開き直ったように言いました。今でもデチョルが犯人だと思っていると。ユン・ジソンとチャン刑事の二人ともデチョルが殺したと。凶器を捏造したのも、犯人を犯人にしただけだとね。

カン刑事は情けないと言う表情で言いました。

「刑事になって6428日が経った。そんなヤツが殺人犯に気づかず、自分の人生を犠牲にしデチョルの無実を主張したと思っているのか?」

頼む、これからでも間に合う、俺が正しいと認めろ・・・と。

カン刑事は、ムン署長の警察官になろうと思った心を信じたかったのでしょう。初心を忘れてはいないと思いたかったのでしょう。賭けだったかもしれません。

 

ジョンテとチョ・ソンデが動き始めました。

チャン・ユナを使ってジヒョクをセクハラで訴えたのです。

ジョンテがチョ・ソンデに指示したのです。ジヒョクを首にして、刑事じゃなくなったところで殺せと。

 

そこここでジヒョクがお金持ちだということが分かる会話とかエピソードが挟まれます。

ジヒョクが、え?当たり前じゃん・・・てな感じで、さら~っと言っちゃうんですよね。

その度に、カン刑事や同僚刑事たちがいや~な顔をしたり呆れた顔をするのが、結構笑えます。


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