まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『医師ヨハン』5話まで

2021-06-30 16:31:05 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

シヨン父は、登山中に滑落したのです。

同行していたのは、シヨンだけでした。

転落した父親を発見したシヨンは、必死に止血しようとしました。

勿論、救急通報もしようとしましたが、上手く通じませんでした。

医師であるシヨンの診立てでは、父親の状態は本当に酷いもので。骨折も多数、腹部の裂傷で出血多量。低体温症。

結局、悪天候も重なって捜索隊もシヨンたちを発見するのに手間取り、危篤状態でシヨン父は病院に担ぎ込まれたようです。

 

シヨン父は冷静に状況を判断しました。

冬場の今、怪我の状況を考えると自分は1時間ももたないだろう・・・と。

「人間の感じる苦痛が一番大きいのは、治ると言う希望が無い時だ。」

と、シヨン父は娘に言いました。疼痛を専門とするシヨンへの言葉でした。

そして、シヨンが止血のために押さえている手を離せと言いました。

 

「殺すわけじゃない。楽にしてくれるんだ。医師が絶対に患者を殺さない方法は、絶対に死なない患者を診ることだ。」

泣きながら患部を押さえる手を、シヨンは震えながら離しました。

 

だから、今、母がする心臓マッサージを止めてと言ったのです。

その言葉で、シヨン母は手を止めました。

でも、ミレが泣きながら飛び込んできて、代わってマッサージを始めたのです。

シヨン父の状況が好転しました。

ミレはシヨンの頬を叩きました。

「父さんを2度も殺すの父さんには寝たままでいいから傍に居てほしいのこんなに温かいのに・・・。」

ミレは泣きながら父の手を取りました。

 

この様子を、ヨハンは見ていました。

 

シヨン母は病院の法務チームのハン弁護士に、夫の現況について話を聞きました。

シヨン父は脳死ではありません。脳波に異常はないようです。

そんな状況で延命治療を中断すると言う事は、家族の同意と同時に、倫理委員会の論議が必要となるんだとか。それは法律上では延命治療の中断ではなく、尊厳死ということになるんだそうです。

ハン弁護士は、ヨハンと親しく、おそらくヨハンについて一番知ってる人物なんじゃないでしょうか。

3年前の事件の弁護を担当したようです。

 

ハン弁護士は、最近のデモの裏にソン検事がいるのではないかと疑っているようです。

そして、今回シヨン母から尊厳死について相談を受けた事が気になっていました。

万が一尊厳死ということになったら、ソン検事が絶対にヨハンと関連付けて攻めて来ると思いました。なにせ、シヨンとは刑務所からの縁がありますし、今は部下でもあるからです。

気をつけろとヨハンに言いました。関わるなと。

でもね、ヨハンはシヨンの事が気にかかっていました。自分が死なせたのは殺人犯だけど、シヨンが心臓を止めたのは、父親だから・・・。

 

ハン弁護士と別れた直後、ヨハンはシヨンを見かけました。

何かを探しているように、食堂街をあちこち歩き回っていました。

シヨンは、最期に父と食事した店を探していたのです。

その時は、それが最期になるとは思っていなかったシヨン。何度か電話を無視したり嘘をついて誘いを断ったりしていました。

どれほど大切な時間になるか思ってもみませんでした。だから、記憶も定かじゃないのです。

ヨハンは、声をかけ、一緒に店を探してあげました。

見つけました。

 

チュ・ヒョヌがインタビューでヨハンについて語りました。

名医だと褒めちぎったんです。まぁ、気持ちは分かります。命の恩人と言えますからね。

その記事の影響は大きく凄まじいもので。

翌日には、いつもは閑散としているペインクリニック科に、大勢の患者が押し寄せて来たのです。

シヨンたちは診察に大わらわとなりました。

 

その中に、相反する症状を呈する患者がいました。

CRPS・・・複合性局所疼痛症候群と、CIPA・・・先天性無痛無汗症です。

イ医師たちはCIPAの患者、シヨンとミレはCRPSの患者を担当することに。

 

そしてまた一つ明らかになった事実が。

ヨハン父がCIPAだったようです。

病に侵されていることを気づかず、吐血して初めて知ったようです。

そして、おそらくヨハン自身も・・・。

ヨハンは刑務所にいる頃から、ずっと検温等のチェックを欠かしていませんでした。

それに、猫舌だと言っては、食事の時に気を付けていますからね。

それは自分の体の異常を感じることが出来ないからでは?

 

ハン弁護士が元保健福祉部長官イ・ウォンギルに会いに行きました。

ヨハンを病院に推薦した人物です。

 

ある日、何の前触れも無く、病院にソン検事が現れました。

偶然会ったシヨンに、ヨハンに会いに来たと言いました。

見かけたハン弁護士が慌ててヨハンに連絡しました。

ヨハンに執着しているソン検事が、どんな理由で病院に現れたのか。そして何故シヨンと会っているのか。

ヨハンは部屋を飛び出しました。

 

シヨンに、自分が3年前のヨハンの事件の担当検事だったとあっさり明かしたソン検事。

ヨハンは、3年前と変わったのかとシヨンに問いました。

シヨン、3年前のヨハンを知りませんから、なんとも答えようがありません。

 

2人を見つけたヨハン。

ソン検事に電話を入れました。

「離れろ。今すぐ。俺の部下から。」


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『哲仁王后(原題)』1話先行放送

2021-06-30 11:18:58 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

本放送をしばらく見る事が出来ないので、先行放送の1話のみを視聴。

予想通りの面白さです。

シン・へソンさん、キム・ジョンヒョンssi出演のコメディ時代劇。

チェ・ジニョクssiも良い味出してます。

 

チャン・ボンファン=チェ・ジニョクssiは、青瓦台のシェフ。

最年少で青瓦台のシェフとなるほどに才能豊かな人物ではありますが、性格は・・・ねぇ

物凄く態度がデカい。生意気。

それだけに、敵も多いのかな?

大事な海外からの客の料理に釣り針を入れられてしまうんです。

そのうえ、食材の横流しの罪まで着せられちゃって。

部屋にやって来た刑事から逃げようとベランダに逃げたのは良いけど、間違ってプールに転落してしまうんです。

で、目が覚めたら、そこは朝鮮時代で、おまけに女性の体に憑依しちゃってたってわけ。

 

すぐには状況が呑み込めないボンファン。

やけに時代がかった部屋だなぁ・・・とか、民族村か?・・・とか。

自分の姿の変化にはすぐには気づかないんですね。

で、気付いた時のシン・へソンさんの演技が素晴らしい

心の声がチェ・ジニョクssiなのですが、その声とへソンさんの動きに何の違和感も無いんです。

姿は女性なんですが、心は男性、しかも女性好きなボンファンなので、女官にお世話されると、ついにやけてしまうんですね

 

ボンファンの魂が乗り移ってしまったのは、王哲宗=キム・ジョンヒョンssiの妃となろうとしているキム・ソヨン。

女官の話では、数日前深夜、寝た筈のソヨンが池に浮いているのが発見されたんだとか。

夜回りの武官が発見し救出してくれたことで命は助かりました。が、それ以来体調には異常は見つからないのに、眠ったままだったと言う事です。

で、やっと目覚めてみると、人が変わったようになっていたと言うわけ。

人の魂が変わったんだけどね

 

話を聞いて、ボンファンは思いました。

自分はプールに落ち、ソヨンも池で浮いていた。と言う事は、水に飛び込めば元に戻れる・・・なんてね。

ところが、ソヨンの事故以来、宮中の池と言う池の水は、全て抜かれてしまってて、飛び込もうにも、無理な話。

途方に暮れてしまいました。

 

ところで、哲宗は王と言えど、お飾りに過ぎない情けない王です。

成人であるにも関わらず、未だに後宮の主である純元王后が垂簾聴政を行っている状況です。

知識も無く、やる気も無いように見えますが、裏がありそうですね。

 

当時、宮中は純元王后の出身一族である安松キム氏と、チョ大妃の豊安チョ氏との間で激しい勢力争いが起こっていました。

今の所、安松キム氏の方が優勢ではあるようですが。

ソヨンはその安松キム氏の推しで王妃に据えられたんですね。

しかし、豊安チョ氏も側室としてチョ・ファジンを宮中入りさせようとしていました。

 

キム氏はそれを防ごうと今回のソヨンの事故はファジンが手を下したのではないかと、疑いを向けようとしたのです。

目撃者まで作ったようですが、その策はあえなく潰れてしまいました。なぜなら、哲宗がその夜はファジンと一緒にいたと証言したからです。

と言う事は、哲宗の心はファジンにあると言う事です。

政略結婚相手のソヨンには、全くその気は無さそうですね。

 

ファジンは、結局側室として宮中に入る事となりました。

このファジンを演じているのは、ソル・イナさん。どこかで見たことが・・・と思ったら、「力の強い女ト・ボンスン」で、ジスssiの元カノでしたね。

 

ボンファンは・・・ああ、ややこしい

ここからは、ソヨンに統一します

 

ソヨンは、水に飛び込むのを諦めました。大量の水じゃなければ、ダメだと思ったのです。

と言う事は、簡単じゃないと思いました。

で、輿を据えて事にかかろうと開き直りました。

そして、自分が来たその時代がいったいいつ頃なのかと、情報を集め始めたのです。

すると、王は哲宗だと判明。

ここで面白いのが、ボンファンの意外な知識。

ボンファンの両親は二人とも教師だったとかで、ボンファン自身も漢字や歴史等にかなり豊富な知識を持っているようなんです。

 

哲宗は一族の罪によって江華島に流されたが、後継者不足、そして操りやすい愚鈍さという理由から王になったと言われています。

ま、所謂シンデレラボーイですか。

ソヨンは王の素性(?)が分かったので、幾分冷静になりました。

しかし、忘れていたことが一つ。

結婚式が翌日だということです。

 

自分は男だ・・・と焦ったソヨンは、哲宗に躊躇しながらも打ち明けました。

「信じがたいだろうが、私は男だ。200年後の大韓民国に暮らす男だ目ざめたらこうなってた。とにかく中身は別人なんだ。初夜はありえない。」

 

哲宗、凍り付いたようでした。

が、分かったと言うんです。

ソヨン、ほっとしました。

でも、次の瞬間、哲宗は泣きながら家臣に命じました。ソヨンを医者に見せろと

 

本よりバカかも・・・とソヨンは呟きました

 

あれこれと治療を施されたソヨン。

でも、鍼治療の長い鍼を出され怖気づき、治ったと開き直る事に決めました。

王妃になったら、池の水だって入れられるに違いないから・・・ってね。

 

そして、無事、結婚式が執り行われたのです。

その準備や流れにおいて、現代人が持つであろう様々な疑問と感想がリアルに表現されていて、その都度笑ってしまいました

 

で、やってきました、初夜。

お酒を飲ませて酔いつぶれさせてやろうと考えたソヨン。

ところが、哲宗、なかなか一筋縄じゃいかない感じ。

どーなる

 

いやもう楽しくて楽しくて次話が気になるわ~っ

シン・へソンさん、やっぱり上手いです


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