まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『詩を忘れたあなたに(原題)』14話まで

2019-03-01 16:18:16 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

14話のタイトルは、『紫モクレン』。

 

ミノはショックを受けました。

それを胸の内に隠しておけるミノではありませんでした。黙っている事は出来なかったのです。ボヨンに裏切られた思いがしたのです。

ボヨンに、その事実を突きつけました。

ボヨンは、誤魔化そうとしたけど、見られちゃったと知ると、あっさり認めました。

ミノは、ジェウクが告白したのが、自分も告白しようとした日だったと知ると、余計に怒りがこみ上げてきたようです。

自分が事故にさえ遭わなければ・・・と思ったでしょうね。

 

ボヨンが内緒にしてくれと言ったことは、守るミノでした。

と言うか、ばらして既成事実にしてしまうのが嫌だったんじゃないでしょうか。

 

週末、リハビリ室は親睦を深めるため、合宿をすることになりました。毎年恒例だそうです。

ミノは勿論、このところ、落ち込む事ばかり起るキム・ナムも全く乗り気じゃありません。

でも、仕方なく参加しました。

そんな時、団体行動が嫌いだと言ってたジェウクが参加すると言いだしました。

ボヨンに会えない方が嫌だ・・・なんて、ジェウクやぁあの仏頂面と言うか、無表情さはどこに行ったの?・・・というデレデレぶりです

 

二人の関係を知ったミノは、嫌でもそんなブリが目についてしまいます。

そのたびに、気分を悪くして、ボヨンに意地悪してしまうんですよね。まったく…お子チャマです、ミノは。

でもね・・・他の人にばれないのが不思議。

SAで、あれだけの人混みとはいえ、二人で親しげにすると、見つかってしまうのではないかと、こちらがハラハラします。

 

『人生は定期預金のよおうだ キム・シタク作』

“人生は定期預金のようだ。マイナス分を返済し、遅れれば延滞金を払う。定期預金は金に窮すれば解約できるが、人生は生きるのに疲れたら解約できるだろうか。今までの人生を清算して、今後の人生を返上すれば解約できるだろうか。解約払戻金のようなものも受け取れるだろうか。人生はまるで一生返し続ける借金のようだ”

この暗い雰囲気の詩は、キム・ナムとパク・シウォン療法士の現在の心境とかぶりました。

パク療法士は、合宿で気分転換し、思いっきり楽しもうと思っていたのですが、大家から電話があって、高額な更新料を要求されたことで落ち込んじゃったんです。

キム・ナムとパク療法士は、二人だけ別世界のどんよりとした空間に浸ってるようです。

 

何かにつけて、ボヨンを苛めるミノを見ると、ジェウクは黙っていられなくなりました。

で、ミノに注意したのです。

ボヨンはミノにとって先輩であり、上司なんだから、敬意を払うべきだ・・・と。

「ボヨンは先輩や上司ではなく、好きな人です。」

ミノは真っ直ぐにジェウクを見ながらいいました。

だったら何故嫌がらせを?・・・とジェウク。

「ボヨンが他の男に好意を抱いているのが許せないからです。2人でいるのを見ました。交際してるんですよね?」

諦めてください・・・とジェウク。

「いいえ。それは出来ません。ボヨンに近々告白するつもりです。2人の交際を許せません。」

ボヨンが一度ジェウクに断られた時、深く傷ついていた・・・とミノは言いました。

「そのくせ、今更好きだと?先生が心変わりしてまた彼女を傷つけそうで怖い。」

「君も同じじゃないか?繰り返します。諦めてください。僕も君のそのような気持ちは許せません。」

きゃぁ~っ俄然、モテ期到来のボヨンです

 

何故か合宿恒例のスポーツがドッジボール

それでも、ジェウクとミノは張り合いました。ミノの子供っぽさは分かってましたが、ジェウクも充分大人げない

 

ボヨンは、ミノが自分への腹立ちをジェウクにぶつけていると思っています。ま、間違いないけど。

だから、ジェウクにミノの心情を話して謝りました。自分が悪いので・・・と。

ジェウクは、ミノの想いを伝えることはしませんでした。

でも、絶対にボヨンを誰かに譲るなんてことはできないと言いました。ボヨン、本当に幸せな気分になりました。

ジェウクは、ボヨンにブレスレットをプレゼントしました。

途中のSAでボヨンが欲しそうに見ていたモノでした。

 

ところが、そのブレスレットをミノが川に投げ込んじゃった

ボヨン、流石に激怒しました。

確かに、ミノの時間を無駄にしたかもしれない、でも、友達だったら、喜んでくれるのが本当じゃない?・・・と。

ミノ、何も言えませんでした。

口を開いたら、想いをぶつけそうだったのかもしれません。

 

『紫モクレン ト・ジョンファン作』

“君と出会って幸せだった。君と出会って苦痛だった。心が離れてしまった身体で寝がえりを打つ夜は枕元でひらひらと花びらが散る音が聞こえた。白モクレンが散ったあと、紫モクレンが咲く野で、再び紫モクレンが散る日が訪れると思うと苦痛だった。花と木が徐々に離れていくのを見守りながら木の傍に立っているのは辛かった。自ら残酷になる自分を見守ることは・・・。君と出会って幸せだった。君と出会って長い間、苦痛だった”

一人夜道を当ても無く歩いたミノ。

川べりに座りこんで泣きました。

ミノの心境に被る詩ですね。

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『詩を忘れたあなたに(原題)』13話まで

2019-03-01 10:00:35 | 韓国ドラマのエトセトラ
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レビュー一覧は、こちらから。

13話のタイトルは、『私たちは』。

 

ボヨンたちリハビリ医学科には、キム・ジョンス科長という人物がいます。演じているのは、キム・ウォネssi。キム・ウォネssiは、本当にたくさんの作品に出演しています。全く違うタイプの役を、本当に生き生きとリアルに、ある時は吹き出すほど滑稽に演じていて、演技力の凄さにいつも感心しています。

今回の役は、カリスマ性を備えた医師です。

キム科長は、職員にも患者にも分け隔てなく接し、実力もかなりのものらしく、診療は3か月待ちだとも言われています。

それなのに、全く傲慢な態度を示す事も無く、皆に慕われ、尊敬されています。

 

ある日の会議で、ボヨンが提案した件をキム科長が褒めてくれました。

ボヨンは契約職員だと言う立場上、差別された事は多々あるけど、こうやって上の人に認めてもらえることはそんなにありません。

だから、とても嬉しく光栄に思いました。

いっそう仕事に精が出るってもんです。

ボヨンは、自分の意見を聞き入れてくれて感謝しているとキム科長のお礼のメールを送りました。

そしたら、忙しい筈なのに、すぐに返信してくれたのです。

“私こそ感謝している。いい意見を有難う。君は今も有能な理学療法士だ。今後、更に立派になると信じてやまない”

こんなメールもらったら、ボヨンじゃなくても舞い上がってしまいますよね。感動しますよ、絶対に。

 

リハビリ科の面々は、ジェウクの恋人がどんな人なのか、気になって仕方がありません。

この時点ですでに恋人が出来たということは、彼らの中では確定事実なのが笑えます。ジェウクは何も言ってないのに。

どんな人ですか?美人?何歳?なれそめは?・・・と矢継ぎ早に質問を浴びせました。

ジェウクは思わず仕事中のボヨンの姿に目が行ってしまいましたが、そこんところは必死に抑えて冷静を保とうとしました。

「忠告します。プライベートは詮索すべきじゃない。」

あっさりとはねつけました。

これだけ・・・とパク療法士が聞きました。美人?・・・と。勿論、ジェウクは冷たい視線を送っただけでしたが。

 

でもね、ジェウク、皆の会話から、今の女性がどんな食事を好むか・・・といったような情報をさりげなく仕入れてるんですよ。

で、すぐに実践に移ります。

その夜の食事はアヒージョに決定。ボヨンは初めてだと言って、大喜びで食べました。

ジェウクは、そんなボヨンが可愛くて仕方がありません。

二人の間は、もう

 

『私たちは イ・ジヒョン作』

“あなたは春で私は花だ。だから、無心川の桜も目に入らない。私は春で君は花だ。だから君しか目に入らない。私たちは花畑で私たちは春だ”

はいはい・・・と言う詩ですね。今の二人にぴったりです。

 

ある朝、出勤したジェウクとボヨンは、キム科長が手術室に緊急搬送されるのを目撃しました。

なんと、脳卒中なんだとか。

前夜遅くに倒れたようなのですが、発見されたのは今朝だとヤン室長が言いました。

実は前夜、ジェウクはキム科長と偶然会っていました。

大変な手術が何件もあったようで、疲れている様子が気になったジェウクが、一度自分が治療しましょうと言ったのですが、時間が無くて・・・とキム科長は言ったのです。

その直後のようです、倒れたのは。

処置が遅れたので、深刻な状況だと言われました。

キム科長は家族がいません。妻とは5年前に死別し、子供もいないとか。

リハビリ室は、沈鬱な雰囲気になりました。

 

ジュヨンは、大学の後輩から、大学新聞に先輩の生の声を載せたいと“記憶に残る患者について”と言う質問を受けました。

ジュヨンたち放射線技師は、一日にたくさんの患者のレントゲンを撮ります。

だから、なかなか印象に残るまで患者と触れ合う事がありません。一人とじっくり向き合うわけじゃありませんからね。

デバンと共に、あれこれ思い出して見るのですが、なかなかこれというエピソードがありません。

そんな時、ロビーで、一人の患者がジュヨンにお礼を言いました。

ジュヨンは、残念ながら覚えていなかったのですが、患者はジュヨンがとても親切丁寧にしてくれたことが有難かったと言うのです。

言われたジュヨンは、記憶は定かじゃないけど、気分は

その時デバンが言いました。

自分たちにとって記憶に残る患者と言うよりも、患者にとって記憶に残る技師になることが大切じゃないか?・・・と。まさに、記憶に残る患者だ・・・と。デバン、良い事を言います

 

ボヨンがキム科長の担当となりました。

まだ意識の無いキム科長の手を、ボヨンは優しくマッサージしました。少しでも麻痺が軽く済むように。

 

その日、実はミノはボヨンに告白するつもりでした。

ボヨンが行きたがっていたビュッフェの予約も済ませていましたし。

でも、キム・ナムが言うように、今のボヨンはそんな気にならないと思いましてね。告白の練習をすることに。相手はキム・ナム・・・

 

キム科長が意識を取り戻しました。そして、リハビリ室で本格的にリハビリが開始されたのですが・・・。

リハビリ室には、キム科長が担当していた患者もたくさんいます。患者にあれこれと指導していた立場のキム科長自身がこう言う状況になったんじゃ、やはり・・・ね。

周囲の目がキム科長に刺さるようだったでしょう。

嘘をついて、リハビリを受けずに病室に戻ってしまいました。

「患者の手前、恥ずかしくて。健康管理をしろ小言を言ってたくせに、こんな身体になってしまい、身の置き所が無かった。」

キム科長は辛そうにボヨンに言いました。

良くなる筈です、気を落とさずに、希望を持ってください・・・とボヨンは言いました。

医学の知識の無い者なら、ボヨンのそんな言葉を嬉しく思い希望を持ったでしょう。でも、キム科長はプロです。この病気のこと、自分の状況、この先どうなるかについても熟知してます。それが辛いところです。

だから、慰めはいらない・・・とキム科長が言いました。ボヨンは何も言えませんでした。

人一倍辛い思いをしているのは、キム科長自身だと改めてボヨンは思いました。

 

ジェウクは、ミュージカルのチケットを取っていました。ボヨンが見たがっていた舞台です。

ところが、急な用事のため、行けなくなってしまったのです。

ボヨンにメールで連絡し、チケットはボヨンの机に置きました。別の誰かと行ってほしい・・・と。

ボヨンは、誰と行こうか考えたのですが、結局、2枚ともミノにあげました。で、ミノはいつものようにキム・ナムと行ったのです。他に友達いないもんね。

気になったのは、ジェウクがチケットの封筒に入れたメモ。

ミノが見ちゃうかと思ったんだけど、落としちゃったよ・・・。拾ってなかったよね?

 

ボヨンは、キム科長の事が頭を占めていて、ミュージカルを見る気にならなかったのです。

病院に戻ったボヨンは、キム科長の病室に行きました。

そしたら、そこでジェウクが治療を施しているじゃありませんか。

リハビリ室で受けるのが気まずいキム科長のために、病室で個別にしていたんじゃないでしょうか?

ボヨンは感動しました。

ジェウクの急な用事と言うのが、キム科長の為の施術だと分かったからです。

 

ボヨンを寮の前まで送ったジェウク。

見つかっちゃうよ~っと思ったら、よりによってミノに見られちゃった

ショックですよ、ミノ。

ボヨンがジェウクと抱きあってるところを見ちゃったんだもん。

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