前回の記事は、こちらから。
セビョクの実母の持ち物の中に、幼い頃のセビョクと写っている写真を、セビョク義母が発見
あっけなく、彼女が実母だとばれちゃいました。
セビョクの実母は、やっぱりアメリカで名を挙げた画家でした。
その昔、美大生だった時、同じ美大生だったセビョク父と知り合い、籍も入れないまま結婚生活をしていたんですね。そして、セビョクが生まれた。
なのに、突然その父が事故で亡くなってしまったらしいです。
セビョクを抱えて、頼る人も無く苦労していた時、現在の夫と知り合ったと言う事です。
その新しい夫には、セビョクの存在を隠していたので、結局、自分の夢や生活の為にセビョクを海岸に置き去りにしてしまった・・・。
そういう事情だそうです。
まぁ、それは自分の為だけを考えた所業で、何を言っても言い訳にしかならないでしょうね、セビョク義母やテプンの言うように。
でも、今になって何故韓国に戻ってきて、セビョクの傍に居ようとするのか、その本当の訳は言いませんでした。
勿論、ずっと罪悪感にさいなまれていたと言う事、我が子にどうしても会いたいと思った事というのも、本当の理由でしょうが。
髪が、ごっそり抜けてたっていうので、こりゃ、白血病それとも、ガン
この事は、セビョクが傷つく事を恐れて、当分の間は彼女に秘密にしておくことにしました。
ところで、ホセ母は、相変わらずセビョクを苛めてます。
夫や息子からきっぱりと言われて事もあって、セビョクが仕事を続ける事は譲りましたが、それ以外の時間は、自分が決めたとおりにこの家の嫁としての修行をするよう申し渡されます。
これが、むっちゃ、厳しい
ってか、あれでは倒れるしかないでしょうに
ところが、セビョクも安請け合いするんですよ、私に言わせると。
で、初日から、その約束を破ってましたし
実家で
「ご飯食べて行けば?」
と言われても、普通はこういう状況だから・・・と事情を話して帰るよ。
なのに、セビョクは、親に心配かけちゃいけないと思ったのか、あっさりと
「じゃ・・・。」
てな感じで食べちゃうんですよ。自分が苦境に陥るって事が重々わかってるはずなのに。
その場は、ホセの協力でホセ母にばれずに済みましたが。
こういうところが、ちょっとセビョクの気に入らないところかな、まぎぃ的には。
一方、ロハス社もご他聞にもれず不況の波が押し寄せてる様子。リストラも敢行しなくちゃいけないようで。
そんな会社の事情を察したセビョク実母は、自分のファンである建設会社の社長をホセ父に紹介。そこからの契約を取れるよう計らうのです。
それもこれも、全てセビョクの為なんです。
まぁ、かなり強引ですが、母として残り少ない時間の中で、苦労させた我が子に少しでも幸せになってもらいたいと思う親心だと思えば、許しましょうかねぇ。
この行動が、ホセ母の耳に入り、どういう魂胆なのかあれこれ詮索します。
ホセ父も、特別隠す事じゃないのに隠しちゃうから、事が複雑になるんですよ。
セビョクとすると、なんでこのアジュンマが自分の周りをうろつき、婚家にまで入り込んで来るのか、とっても煩わしいんですよ。
で、とうとう、言うんです。
「もうアメリカに帰って」
その言葉を聞いた実母は、セビョクの本当の誕生日を祝った後、事実を打ち明けないままアメリカに帰ることを決心するのです。
ところが、セビョクは、周りの人たちの不可解な言動から、
”実母は本当は生きているんじゃないか。”
と、思うんです。
そして、その事情を知ってるらしいテヨン妻の元夫を呼び出すのです。
そこで、元夫は、口走ってしまうわけです。
「黙ってろと言ったのに、自分の口から話してたのか。自分が実母だって。」
「え」
ってところで、つづく・・・です。
あ、そーそ
スビンの家族には、もう一人新しい家族が増える事になりました
「結婚適齢期の娘が居るのにおめでたなんて」
・・・確かに
でもまぁ、楽しそうなんで、良かった良かった