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大阪近郊の、花見スポットといえば、大阪城公園や桜ノ宮、夙川の河川敷など、
様々ありますが、大阪市民を中心に「大阪に花の里あり通り抜け」(本田渓花坊作)
と詠われるように愛されているのが、大阪は桜ノ宮にある、有名なのが、
「造幣局の桜の通り抜け」で、100年以上前から、太平洋戦争中とその直後を
除いて、毎年行われている、大阪の「春の風物詩」で知られる桜の通り抜けは、
今年で131回目となります。
大阪造幣局の、今年の通り抜けは、
平成29年(2017)4月11日~4月17日まで開催される。
平日は午前10時~午後9時、土日は午前9時~午後9時。入場無料
今年29年は、昨年より1品種多い134品種、350本の桜が並ぶ造幣局の境内。
造幣局が毎年選ぶ「今年の花」には、淡黄緑色の花びらが特徴の、鬱金(うこん)
が選ばれた。
花は「鬱金」(うこん)
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古くから知られた桜。江戸時代に知恩院(京都市東山区)に植えられていたという。
樹姿は直立高木、花は淡い黄緑色。ショウガ科の「ウコン」の根の色に似ている
ことからこの名前が付けられたんだとか、花弁数は10~15枚。
今年の桜は134種350本です。
今年の桜の通り抜けには、新たに「玖島桜(くしまざくら)」が登場しました。
「玖島桜」は、
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長崎県大村公園(玖島城跡)発祥の桜で、1本の木に咲く花の約半数が二段咲きです。
二段咲きとならない花は、普賢象に似ますが、花弁数は約40~50枚あります。
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桜といえば「染井吉野」が一般的で、ここ、大阪天満周辺の大川(旧淀川)沿いは、
江戸期から桜の名所で、一足先に咲き乱れる、「ソメイヨシノ」の桜の満開を境に、
八重桜の多い、造幣局境内に咲き乱れる桜を観て、1883年時の局長が「局員だけの
花見ではもったいない」との一声から、公開が始まったと言われ、あれから134年
に至った。
現在敷地内には134品種350本の桜が560メートルにわたって通り抜けを彩って
いるが。
造幣局、施設課で2人しかいない、桜の専門知識を持つ通称「桜守」の職員の苦労は、
計り知れないほどで、さくら1本ごとにカルテがあり、成長具合や枝折れ、害虫など
季節ごとに、6項目以上の点検事項を毎月確認するのが主な業務で。
ことわざに「桜切るバカ」とあるように、桜は枝の切り口から、菌が入り込みやすい
というが、敢て、造幣局では「はさみ」を入れることもあるそうだ。
担当者の渡辺氏によれば「垂れてきた雨水が切断部に入り込まないよう処置する
『秘伝の技』がある」と言う事らしい。
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年間の苦労は、正念場の夏場を乗り切り、春の通り抜けに合わせ満開を想像しながら
作業を続けている、
広報室の担当者は「公開時期の決定も経験と知見の蓄積によるもの」で、毎年、
3月上旬から中旬に発表される。学識経験者などにも相談しながら、過去の開花状況や
その年の気温変化から予想。全体の華やかさを最大にするため、最も館内で本数が多い
「関山(かんざん)」の満開に合わせて、開催日が決められてるという。
恒例の行事だけに、寒い日や暖かい日が続き状況が変わっても、警察や消防など
関係各所もすでに態勢を組んでいるため変更はしない。
広報担当者は「3月から4月はいつもハラハラドキドキしている」らしい。
今年は、淡いピンクの「玖島(くしま)桜」が新たに加わり、全350本になるという。
ピーク時の1931年には、764本あったというから驚きだ。
45年には空襲で300本が消失、70年ごろには、大気汚染のせいか多くの桜が枯死した
こともあるといい、造幣局博物館の岩崎光男館長は「歴史は決して順調だった
わけではない」と強調する。 敷地内の養成地では小さな枝から育てられた143本の
苗木が晴れの舞台へのデビューを待ち望んでいる。
「生き物である以上、絶えず変化するが、最高の姿を見せ続けるのが我々の使命」
(渡辺さん)。今年も、大阪造幣局の通り抜け百花繚乱(りょうらん)を、守り
伝える関係者の思いに触れながら、いっそう楽しみになってきた。
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ここ数年、開催される初日に、雨に遭うことがなかったが、やはり初日は、雨など
関係ないが如く、見物客も晴天と違い雨により多少、少ないようだ。
10時開門を待つ造幣局の通り抜けに向け、天満の神橋橋詰から、造幣局の南門まで、
大勢の花見客の行列、雨の桜も風情はあるが、何となく傘の花には戸惑った。
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今年のさくら「鬱金」(うこん)南門から入ってすぐ近くに、珍しい紅手毬、その
近くの左側には、今年の桜に選ばれた「うこん」を観ながら、博物館近くまで行くと、
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ここには養老桜、そして旧正門、近くの中央に、今年仲間入りした「玖島桜」
(くしまざくら)、その少し先、大川側でも、今年の桜「鬱金」(うこん)を
見ること出来る
いつもなら、ゆっくりと写真も取れたが,傘を広げたり、しぼめたり、何となく
落ち着いて、桜を眺めながら思いの写真も取れないまま、数時間、園内で写真撮り
続けたが、いつもより早く帰宅。
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天気の良い日、週末に出直す事にして、初日は天神橋商店街で食事し、梅田駅界隈を
ぶらつきながら帰宅。
次、天候次第で再度、金曜日に、「大阪に花の里あり通り抜け」に行くとしよう。