松山英樹
松山英樹がランキング4位の意地を見せ、最終ラウンドで5つのばし、11位タイ
まで躍進はしたが、遅すぎる反撃だ。
英樹がビッグタイトルを、狙える力を秘めているのは確かだろうが、試合運びの
マネージメントに問題があるのではないだろうか、ビッグタイトルを手にする
多くの選手は、前半の予選ラウンドは、確実に4つや5つの、アンダーで、決勝
ラウンドに入っている。
スタートの予選ラウンドで遅れては、実力を持つ世界の強豪達に勝つのは,極めて
厳しいだろう。
メジャーを掴むのに、松山には優れた技術はあるだけに、後は、アンダーで回ると
言う、強いメンタルの克服だけだろう。
講釈はいらない強靭な精神力で有言実行あるのみ、頑張ってもらいた松山英樹には。
マスターズ・トーナメント最終日
第81回マスターズ・トーナメント
ジョージア州オーガスタ:オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(7435yd.パー72)
賞金総額、優勝賞金
賞金総額1000万ドル、優勝賞金は183万8000ドル(2億2千万円)2位110万2000ドル、
3位69万4000ドル、4位44万9000ドル、フェデックスカップ(FedExCup)ポイントは、
600ポイント、世界ランキングのポイントは100ポイントという設定になっています
2位(FedExCup)330ポイント、(World Rank)60ポイント、3位(FedExCup)210
ポイント(World Rank)40ポイント、と決定。
マスターズ・トーナメント2017
決勝ラウンド最終日4日目
プレーオフを制し、オーガスタ悲願のメジャー制覇おめでとう。
1位:セルヒオ ガルシア
6アンダー首位からジャスティン・ローズとスタート、まるでマッチプレーだ。
前半のアウトの序盤1番3番デバーディを奪い、トップに躍り出たが、4番からの
6ホールをパープレー、9番でローズに並ばれた。アウトで2つ伸ばし“34”で
折り返したサンデーバックナイン、10番11番連続してボギーを叩いたが、14番で
バーディ、15番で―グルを奪い再びローズに並んだ、16番でローズに1打離されたが、
17番でローズがボギーを叩き、再度並んで迎えた最終ホールの18番で、決めれば
優勝という1.5メートルのバーディ、パットを外し、通算9アンダーの279で並んで、
ジャスティン・ローズとのプレーオフに突入。
プレーオフ、1ホール目の18番、ティーショットを林に入れて、グリーンを外し、
ボギーとなったローズに対し“神の子”と呼ばれた、セルヒオ・ガルシアが、
苦節、74度目のメジャー出場で、ついに4メートル弱の、バーディ、パットを
ねじ込み、マスターズ・トーナメントで、悲願でもあった、初メジャー優勝を
飾り、 歓喜の雄叫びを上げた。
賞金198万ドル(2億2千万円)と、600ポインを獲得。
セベ・バレステロスの誕生日でもあった。
1位:ジャスティン・ローズ
6アンダー首位タイからガルシアと共にスタート、アウトでは序盤、ガルシアに、
3番で2打差付けられたが、5番でボギーを叩いた後、6番から3連続バーディを
奪い2つ伸ばして“34”通算8アンダーのまま、互に許らず折り返したバックナイン、
10番から、アーメンコーナーの11番12番13番を、無難にパープレー、15番の
ロングでガルシアに並び,16番でもバーディを奪い、1打差つけ迎えた17番で、
痛恨のボギーを叩き、ガルシアと並んで迎えた最終ホール、ガルシアが1.5mの、
バーディパットを外してプレーオフ勝負となった。
1ホール目、左の林に入れ結果は3オン2パット、ガルシアのバーディで勝負は
決まった。
五輪メダリストのジャスティン・ローズのメジャー2勝目は叶わなかった。
獲得賞金、110万2000ドルと330ポイント。
3位:シャール シュワーツェル
首位とは4打差、2アンダー8位からスタート、アウトを2バーディ、1ボギー、
1つ伸ばし“35”で折り返した、バックナインに入ると、アーメンコーナで、
2つ伸ばし14番でボギーを叩いても、15番のロングと、最終ホールでバーデイ
を奪い、後半4バーディ、1ボギー、3つ伸ばして“33”で回り、ラウンドで
4つ伸ばし“68”は、通算6アンダー、単独3位でフニッシュ。
賞金69万4000ドルと210ポイントを獲得。
4位タイには、5アンダーで二人が並んだ。
トーマス・ピーターズ、マット・クーチャー
7位タイ:ロリー・ マキロイ
この大会マスターズを勝てば、キャリアグランドスラム達成かと期待され
ながら、首位と6打差の、イーブンの11位タイから、スタートを切り健闘は
したが、3アンダー、首位に6打届かず夢は消え、7位タイで今年も生涯
グランドスラム達成はならず、来季へ持ち越した。
11位タイ:ジョーダン・スピース
ジョーダンスピース、昨年の最終日、優勝と思われたアーメンコーナの
12番で、2度も池に入れ、屈辱的な大敗のリベンジと、挑んだが今年も何故、
呪縛なの12番で池に入れて夢は叶わなかった。
1アンダー首位に8打差は、松山英樹と同じ11位タイでフニッシュ。
11位タイ:リッキー・ファウラー
メジャー初優勝を狙ったリッキー・ファウラー(米国)、2年ぶりのマスターズ
制覇を目指したジョーダン・スピースと共に、スコアーを落とし、通算1アン
ダーの11位で終えた。
松山英樹
4オーバー28位タイからスタートを切った。松山にも、ランキング4位の
プライドがある、予選ラウンドの出遅れで、逆転には遅すぎるが、最終日に
意地を見せた、アウトの2番のロングでバーディを奪い、6番でボギーを叩くと、
松山にとって鬼門の7番(1日目ダブルボギー2日目もダブルボギー3日目ボギー)
で初めてこの7番でバーディを奪うと、続く8番では、3打目のショットが、
ピンに直接当たり、カップ5㎝に止まる、何故入らないの、イーグル逃して
キッチリ、バーディを奪って、2つ伸ばし“34”で回り、折り返したバック
ナイン、10番で、幸先よくバーディを奪っても、11番のアーメンコーナーで、
ボギーを叩いたが、13番ロングホールと、15番のロングでも、バーディを奪い
(4つのロングを全てバーディ)終盤の17番でも、バーディを奪い、3つ伸ばして
“33”で回り、ラウンドで5つ伸ばし、この日ベストタイとなる“67”で回り、
通算1アンダーで11位対まで躍進。
12位以内に入ったことで、4年連続となる、18年マスターズ出場も確定した。
賞金23万3200ドル(2,590万円)獲得。マスターズ3年連続,トップ10入りは
ならなかった。
来季の大会では、是非、悲願のマスターズ優勝を成し遂げてもらいたいものだ。
2017 マスターズ・トーナメント
決勝ラウンド最終日(4日目)
2017年の大会は、プレーオフで「ガルシア」が、悲願のメジャー制覇を成し遂げた。
1位T 9アンダー 71 69 70 69 279 セルヒオ ガルシア
1位T 9アンダー 71 72 67 69 279 ジャスティン ローズ
3位T 6アンダー 74 72 68 68 282 シャール シュワーツェル
4位T 5アンダー 72 68 75 68 283 トーマス ピーターズ
4位T 5アンダー 72 73 71 67 283 マット クーチャー
6位T 4アンダー 72 75 69 68 284 ポール ケイシー
7位T 3アンダー 72 73 71 69 285 ロリー マキロイ
7位T 3アンダー 71 76 70 68 285 ケビン チャッペル
9位T 2アンダー 74 69 69 74 286 ライアン ムーア
9位T 2アンダー 75 69 69 73 286 アダム スコット
11位T 1アンダー 76 70 74 67 287 松山 英樹
11位T 1アンダー 75 69 68 75 287 ジョーダン スピース
11位T 1アンダー 73 67 71 76 287 リッキー ファウラー
11位T 1アンダー 71 76 71 69 287 ラッセル ヘンリー
11位T 1アンダー 74 73 71 69 287 ブルックス コエプカ
16位T 0アンダー 78 68 74 68 288 マーティン カイマー
16位T 0アンダー 75 73 72 68 288 スティーブ ストリッカー
18位T 1オーバー 70 77 68 74 289 リー・ウェストウッド
18位T 1オーバー 73 70 74 72 289 フレッド カプルス
18位T 1オーバー 76 71 70 72 289 ジミー ウォーカー
18位T 1オーバー 74 74 70 71 289 パット ペレス
22位T 2オーバー 74 76 69 71 290 ジェイソン デイ
22位T 2オーバー 73 76 71 70 290 ジャスティン トーマス
22位T 2オーバー 71 73 74 72 290 フィル ミケルソン
22位T 2オーバー 65 75 72 78 290 チャーリー ホフマン
22位T 2オーバー 69 73 74 74 290 ウィリアム マクガート
27位T 3オーバー 73 70 73 75 291 ジョン ラーム
27位T 3オーバー 75 74 69 73 291 ブラント スネデカー
27位T 3オーバー 76 74 71 70 291 ブランデン グレイス
27位T 3オーバー 74 73 75 69 291 ブレンダン スティール
27位T 3オーバー 77 73 72 69 291 ダニエル ベルガー