十三峠マニアのブログ

3月21日は布目湖2時間耐久

セルフ・ディスカバリー・アドベンチャーin王滝(後編)

2006-09-18 20:36:38 | 自転車

第1CPを出てしばらく走ってから長い舗装路が出てくる。「ステム持ちエアロポジション」で踏みまくる。

上りをへこへこ登っている途中でハラが減ったので止まってパワー汁を補給。この間にT2さんに追いつかれる。けっこう後ろ近かったのね。しばしT2さんと雑談しながら並走。T2さんに「乗鞍1時間3分の脚を見せて見ろぉぉぉ~!」と言われ、それに応え「うおおおおぉぉぉ~!」とダンシングで駆け上がったりする。

第2CPまでシマノドリンキング・ふくしまさんと抜きつ抜かれつ。「よくお会いしますね」と喋りながら走る。やがて第2CP到達。ボトルの水が無くなったので、ここで水をくんでボトルを満タンにする。第2CPを約1分でリスタート。

第2CPを出てスグ、ふくしまさんがチューブ交換をしていた。あちゃ~、ふくしまさんもパンク・・・恐るべし王滝。

第2CP過ぎてからの上りも長い。途中からリアの2速が入りづらくなり、勾配がきつくなっても3速で上る。フロントをインナーに落としているものの、やはりしんどい。ここまで来ると、疲れ果てて止まっている人が何人かいた。

レース前には上りでライン取れないとか、どえらい下りあるとか聞いていたので、どんなハードなコースかなと思ったが、確かにキツイことはキツイが、旧加美町の桜ヒルクライムのコースを思えばまだ易しいと思った。

終盤に来て、ハンガーノックの兆候が。ヤバイと思ったら、がんばらずに補給する。これも耐久レースで得た教訓である。止まってパワー汁を補給している間にT2さんに先行される。再スタートしてスグ下り。まずい!T2さんとのギャップを埋められないではないか!

下り下って第3CP到達。素早くボトルに水を入れて最小のタイムロスでT2さんを追う。第3CP出て再び長い上り。T2さんの後ろ姿が見えた。捕まえられるかどうかというところで下りに入ってしまう。もう少しのところであったが、下りで腕の筋肉が限界に来て「ハイ、それまでよ」。下りで後続に一通り抜かれ、あとはゴールまで完全一人旅。

「もうすぐゴール」の看板が見え、少し走って橋の向こうにゴールが見えた。ゴールにカメラマンが構えているのが見えたので、おもむろに後ろのポケットから青いハンカチを出して、早実の斉藤くんのように汗を拭きながらゴール。場内実況も「おーっ!青いハンカチだぁ!」と言っていた(笑)。タイムは6時間20分ちょっとか?

ゴールでT2さんが迎えてくれた。T2さんが「狙ってましたね!最初から青いハンカチ持って走ってたんや~」。そうです。最初から狙ってました(笑)。そしてT2さんとがっちり握手。しばらくして、ふくしまさんもゴール。3人で感想戦。聞くと、ふくしまさんは、もう1回パンクしてしまったそうである。いやはや、何とも。T2さんが私に勝ったので、シャンパン・ファイトで私のボトルの水をT2さんにぶっかける。発泡してないから、あんまり飛ばんかったけど。

ゴール地点で、しもえさん、S田さん、まほろば・たけむらさん、manさん達と談笑。わたのさんゴール。女子100km2位。すばらしい。岩田2号くんを待っている間、「いつもブログ見てます」と声を掛けてくれた方がおられました。うれしいものである。

そして岩田2号くんゴール。途中で補給食を落としてやめようかと思ったそうだが、完走できてよかった。ダウンヒラーの岩田2号くんでさえ、長い下りに参ったそうである。二人で車を停めてある松原スポーツ公園に舞い戻り、片付けに入る。トイレに入って竹谷選手の隣で用を足す。なんか緊張するなあ。車のところまで戻って岩田2号くんに「トイレ、竹谷選手の横やったで」とヘンに自慢する。

一通り片付けが済んで、湯を沸かしてラーメン大会。岩田2号くんとカップラーメンをすする。かぁ~うまい!ラーメン食ってから16時に松原スポーツ公園をあとにする。さらば王滝。

県道を下り、国道19号線に入り南下。中津川から中央道に乗り、名神~近畿道を走り門真で降りる。21時に帰宅。

T2さんには黒星を喫したが、100kmの道のりを楽しめたことで充分であった。中山5耐でリタイアして以来、耐久への自信が持てなかったが、100km完走したことにより、少しは自信を取り戻したような気がした。乗鞍からの日曜ごと4連戦はこれで終了。長かったようで短かったなあ。


セルフ・ディスカバリー・アドベンチャーin王滝(前編)

2006-09-18 12:38:25 | 自転車

朝起きたら前日の晩に多賀で食べた牛しぐれ膳が胃に残って気持ち悪い。・・・失敗やな。
とても朝飯は入らない。朝飯なしでスタートすることにする。

4時15分に受付。受付でストラーダ・S田さんに会い、挨拶。スタート地点に既に自転車が約200台並んでいた。

慌ててゼッケンを付けて岩田2号くんと自転車を並べにいく。

スタート30分前にスタート地点に並べてある自転車のタイヤ触って空気圧の偵察。おお、みんな結構高め。フロアポンプで自分の自転車の空気圧をさらに上げておく。

スタート直前に安全祈願で参加者全員頭を下げて、神主さんのおはらいを受ける。スターターも神主さんっていうのがええなあ。突然背中をグイと押され、誰かなあ思ったら、ヒルクライムでよくお会いするスワコの三笠さんではありませんか。まさか王滝でお会いするとは。

そして6時スタート。林道入口まで先導車が先頭を走る。コースいっぱいに自転車の大渋滞である。これまたヒルクライムでよくお見かけする、わたのさんがおられた。ロード乗ってるのしか見たことなかったので「MTB乗ってるの珍しいですね」と言うと、わたのさんは「マウンテン重いですウ」と言った。

林道に入ったところで前の人が転け思わず脚をついてしまう。これで20人ぐらいダダ抜かれ。

上りの中盤でやっと岩田2号くんに追いつく。長い上りを終え下りへ。下りでゴボウ抜かれ。シルベスト・しもえさんに「下りダメなんですか?」と聞かれ「下りヘタレやからあきませんねん」と答える。

さっそく下りでパンク続出。コースの横でチューブを替えている人を何人も見かけた。

今回のテーマは「平常心」。ぶち抜かれても長丁場なのでペースを乱さず、あせらず平常心で。中山5耐リタイアで得た教訓である。

上りでT2さんが「マニアさ~ん」とカメラを構えていた。顔を作って画像を写してもらう。T2さん、いつもの新人賞ジャージではなくサエコジャージということは今日は特別に気合いが入っているのだろうか?

コース途中の橋のたもとで井原さんがタイヤ交換をしているのを発見。あちゃ~井原さんパンク・・ついてない。

30分走ってやっと渋滞もなくなり走りやすくなる。オフロードで人多いのん怖い。平常心を保つためと、せっかく王滝まで来たということで、あえて景色を楽しみながら走る。

CP1までは、へこへこ長い距離登ってダッーと下り続けるパターンの繰り返し。上りでせっかくアドバンテージを作っても、下りで抜き返されてしまうので、ポジションはあまり変わらない。三笠さんと抜きつ抜かれつであった

第1CPに2時間半で入る。SOY JOYを口に放り込み1分のストップでリスタート。第2CPへ向かう。

補給食を途中でほとんど紛失しながらも完走を果たした岩田2号くん